「もう、これで最後だろうか。」
そう思った時、人はどうするべきか。
答えは一つ、現地で見届けることだ。
これは「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STRALIGHTFANTASY」Day2に向かったすべての記録である。
第1章 ツナガル
9月15日(日)
なんでこう、毎回天気悪いんだ |
前日のDay1は自宅で配信鑑賞。とりあえず全体の流れを見て期待を高める。今回は冒険と戦いがテーマのようだ。こちらも引き込まれるようなストーリーだったし、どっかのライブみたいにバッドエンドで終わらなくてよかった。
朝起きたら比嘉引退のニュースで少し動揺していたのだが、なんだかんだ新幹線の改札をくぐればワクワクする気持ちに戻るのである。のぞみ268号東京行きに乗車。6時37分に出発する東京行きなのだが、これに乗ると始発のひかりより先に東京に着く。3連休の初日ということもあり座席はまあまあ埋まっていた。
なぜこれを選んだのか、という理由は「新横浜まで隣が乗ってこない」の1つだけである。
ちなみに今回もいつものとおり、ライブ本編の感想にはたどり着かないのであしからず。
一旦新横浜を通り過ぎ、品川で下車。途中雨がふったり曇り空で富士山は全く見えなかったのだが、東京は晴れていた。8:05 品川に到着。対向にはそこそこレアな西日本所属のN700Sが居た。
乗り換える。ここからは在来線で横浜を目指す。まず乗車するのは横須賀線。
横須賀線バージョンのE235系に初乗車。
ひと駅めの西大井で下車。なぜここか?降車駅を増やしたかったからである。
ホームは2面2線。横須賀線のほか、同じ線路を通る湘南新宿ラインや相鉄直通列車も走る。次に乗車するのはE233系7000番台。埼京線カラーの車両だ。この車両でJR相鉄直通線の制覇に向かう。8:24発の普通海老名行きに乗車。車内は思ってるよりもガラガラである。
しばらくは横須賀線と同じ線路を走る。東海道新幹線と並走し、武蔵小杉を出ると新幹線と別れる。列車はここから横須賀線専用の線路と離れて並走する貨物線、いわゆる「品鶴線」の貨物列車用線路を走る。実はこの記事を書くまで勘違いしていたのだが、品鶴線=横須賀線の線路ではなかった。
新鶴見信号場を通過。かつては新鶴見操車場として吹田、稲沢と並んで日本三大操車場として名をはせていた。構内には新鶴見機関区が併設されているため、機関車のねぐらとしても機能している。
再び東海道線と合流 |
この新鶴見信号場から鶴見駅までは武蔵野線の末端とも共用しており、図らずも今回武蔵野線に乗車したことになった。(なったのか?)ちなみに南武線の貨物支線もここで線路を共用している。なんとも不思議な線路である。
東海道線・京浜東北線の線路と並走すると鶴見駅を通過。この線路にホームはないため通過。路線図上でJR相鉄直通線の分岐駅は武蔵小杉だが、実際は鶴見で分岐しているのである。ちなみにここ鶴見で分岐するもう1本の線路はこの後見ることになる。
鶴見を過ぎると再び東海道線、京浜東北線、そして横須賀線専用の線路から離れ、横浜羽沢駅に向かう貨物線を走る。長さ4038mの港北トンネルを通る。
トンネルを抜けると貨物駅の横浜羽沢駅。
横浜羽沢駅構内から地下に潜る。真正面に見える三角の屋根は貨物ホームのようだ。
鶴見を過ぎると再び東海道線、京浜東北線、そして横須賀線専用の線路から離れ、横浜羽沢駅に向かう貨物線を走る。長さ4038mの港北トンネルを通る。
トンネルを抜けると貨物駅の横浜羽沢駅。
横浜羽沢駅構内から地下に潜る。真正面に見える三角の屋根は貨物ホームのようだ。
そしてこのトンネル内で新横浜からの線路と合流。
乗車券の関係でここで一旦下車。西谷方面に向かおうかと思ったが色々な事情で見送ることにした。まずはE233系にも関わらず特急に種別変更された海老名行きを見送る。今更だけどこの色が横浜に居る違和感凄い |
もうここはどこの会社の駅なんだ?西谷側を見るとこちらもトンネル。地下鉄というよりかは山岳トンネルなので地下鉄の新神戸みたいな感じ。駅の外に出てみる。
駅舎はレンガ風でいかにも現代に建てたという感じのデザイン。
駅の外はこれと言って商業施設もない。あとは駅名の由来になった横浜国立大学のキャンパスが位置している。やることもこれぐらいなので駅に戻り、次は新横浜方面に向かう。
かつては海老名と横浜と湘南台しか行かなかった相鉄の路線図もこの変わりようである。
9:04発の特急西高島平行きに乗車。こいつは東急目黒線から都営三田線に直通する。この路線で寝過ごしたりしたらもう恐ろしい。
乗車したのは相鉄の東急新横浜線直通用車両、21000系。満員に近い車内なので写真は撮れなかったのだが、ロングシート端の仕切りが荷物棚の高さまであったり、内装は黒とベージュを基調にして落ち着いた雰囲気の車両であった。新しく設定された「ヨコハマネイビーブルー」もそうなのだが、相鉄は気合いをめちゃくちゃ入れていることがこの車両からも見て取れる。
9:08 新横浜に到着。ここで一旦東急と別れ、地下鉄に乗り換える。
9:08 新横浜に到着。ここで一旦東急と別れ、地下鉄に乗り換える。
単純に乗りつぶしたいという理由で地下鉄に乗る。
ちょうどやってくる電車は快速だというので全国でも珍しい地下鉄の快速に乗車。
新横浜9:19発 快速湘南台行き快速に乗ってみた感想だが、特に待避するわけでもなく、かと言って飛ばすわけでもなく、単純に遠近分離を図りたいのだろうと思った。現に横浜市営地下鉄ブルーラインは全長40.4キロもあり、全線走破に時間がかかるのも理由だろう。とりあえず地下駅を通過するときにしか得られない栄養を取ったところで桜木町駅の外に出る。
鉄道発祥の地、桜木町。ここから今日泊まるホテルに向かう。
鉄道発祥の地、桜木町。ここから今日泊まるホテルに向かう。
「ステレオタイプな横浜の風景」の横を通り過ぎ、ホテルに到着。まだチェックインはできないので宿泊者用のロッカーにリュックを放り込み、出発。前日に連絡したら「混むかもしれませんね~」と言われたのでホテルにだけは急ぐ必要があった。その割には乗りつぶしとかで余裕ぶっこいてたのだが。
ということでライブの時間まで暇つぶし開始である。