2024年11月15日金曜日

2024.9.15-16 【cgSF横浜遠征】星と海に響くファンタジー⑦

第9章 1.067メートルの道

 今思えばホテルの朝食以来6時間ぶりの食事だった。ここ数年は生活リズムの関係上朝食べるのがめんどくさくなって昼にがっつりまとめて食べていたのだが、その結果「痩せすぎ」と健康診断で診断されてしまった。食事量と行動が合ってないのだろう。
 余談もそこそこに中央林間から溝の口に向かう。14:52発の準急 メトロ直通押上行きに乗車。こいつは東武の50050系だった。そういえば半蔵門線に初めて乗った時、接近放送時にLEDで「東武の車両です」などと案内されてるのを見て「オタクに優しいのか?」と思ったら会社ごとに車いすスペースの位置が違うからという理由を後に知った。来た道を戻り、眠い目を擦りながら列車は溝の口に到着。
溝の口駅の大井町線の駅名標は2つある。こっちは田園都市線。
こっちが大井町線の駅名標だ。先述の通り急行は田園都市線に直通するが各駅停車はこの溝の口が始発だ。
車両は東急と言えばこれ!という顔の9000系。去年の4月に長野で同じ顔の電車に乗ったが、あいつは1000系。この9000系は制御装置をインバーターにしたやつだ。まあ細かいことは専門家に聞けばいいか。
その9000系が東横線から押し出され、5両編成化されたものが2009年からこの大井町線で使われている。誤乗防止のためラインカラーはオレンジのグラデーションに塗り替えられている。
ふっとこの車両にクロスシートがあったのを思い出し、行ってみたらちょうど空いていたので座る。普段転換クロスシートに慣れていると「こんなのでクロス名乗るのか?」と思うが東急でクロスシートはまあまあ貴重なのでありがたく座る。
15:22発 各停(緑)大井町行き
 大井町線は1927年。目黒蒲田電鉄によって大井町~大岡山に開業した路線である。なんとこの時から大井町線を名乗っている。昭和初期からこういう大手私鉄で路線名が変わってないのは珍しいなと思えてきてしまう。その2年後に自由ヶ丘~二子玉川の二子玉川線が開業し。その後この2つの路線が組み合わさり、現在の大井町線の形が出来上がる。その後1963年に一度田園都市線に改称され名称が消滅するものの、1979年に新玉川線開業により再び大井町~二子玉川園(現:二子玉川)が大井町線として分離した。そして2009年に溝の口まで延伸され現在に至る。
 先ほど「各停()」と書いたが、この路線には2種類の「各停()」と「各停()」が存在する。緑は自由が丘~溝の口の複々線で大井町線の線路を走行し、青は田園都市線の線路を走行する。そのため緑は線路上にホームが無い二子新地、高津を通過し、青は停車する。関西で言うと南海本線と高野線みたいな感じである。そのため乗車中の列車は各駅停車なのにこの2駅を通り過ぎた。それじゃ「普通」とかでよくないか?
 正直夕方になるともう眠い。疲れもあるので寝そうになるのを必死にこらえながらの乗車になるのだが、この路線はずっと住宅地を走る。そのため景色もそんなに変わらないし結構乗降も多い、だからこそ急行にQシートが導入されたのだろう。指定席がつけられる区間には理由があるのだなと思いながら次第にビルが近づき、建設中の大きなビルに挟まれそうな終点・大井町に到着した。
残すは新横浜線、ただ一つ。ここで昨日見たみなとみらいのコラボを見るついでに横浜まで京浜東北線でワープすることにした。
大井町15:57発 快速根岸線経由大船行き
快速と書いたがもう快速区間が終わっている、種別というものの存在意義がよくわからなくなりながら桜木町に到着。
地味にJR側で降りるのも11年ぶりだ。以前は専門学校の実習で利用したのだが、その時は横浜線に205系が走っており、新横浜駅は相鉄の工事が行われ、横浜スタジアムもオレンジ色の座席だった。時の流れを感じてしまう。
せっかくなので汽車道を通ってみなとみらい方面に向かう。
ここは旧横浜駅、現在の桜木町駅から新港ふ頭までを結ぶ貨物線の跡地を利用した遊歩道で、文字通り廃線跡を歩けるような場所になっている。
1907年製の港一号橋梁を渡る。銘板には歴史が刻まれている。
余談だが前述の国内実習の時にもここを通ったのだが、その時は迷子になって集合時間に間に合わなくなりそうだったので文字通り暴走機関車のようなスピードでこの汽車道を通って桜木町に戻ったというゴミみたいな思い出がある。こうしてゆっくり見られるのは初めてだ。
なお、この橋のウッドデッキの下にはバラスト、レール、枕木がそのまま残されている。いつか見てみたいものだ。
少し歩いてワールドポーターズに到着。
大活躍だったはーちゃん
中の人がレアキャラなせいで未だに1回しかライブで見てないみりあちゃん
君は来なさいよ。
こうして町中にキャラクターがいることに賛否(限りなく否の方が少ないだろうが)があるだろうが、「でらます」のように地元とのコラボは楽しいのでもっとやってほしい。きっと新しい街の魅力を俺のようなよそ者や地元の人間も気づくかもしれない。
なぜかDJぴにゃになっていた。7thナゴヤドームもすでに5年経とうとしてることにビビってしまう。あの時「アイマス最KOO!」なんて言ってた頃の勢いって、
横浜市内の用事はもう終わらせたので再び歩いて駅に向かう。
せっかくなのでロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」に乗ろうとしたらクソみたいに高かったので断念。アトラクションの値段やねん。
横浜第二合同庁舎 旧生糸検査所
歩いてたら馬車道駅に到着。みなとみらい線で横浜方面へ。
みなとみらいでなんとなく下車。これで全駅下車達成。本当に降りるだけなのですぐ次の列車で横浜駅に向かう。
今日1日でだいぶTOQビジョンに慣れてしまった気がする
ここからはいよいよラストスパートだ。
横浜で再び1日乗車券を使うため改札を出場即Uターンで入場。17:27発の特急西武池袋線直通小手指行きはかなり混雑していたのだが、50代ぐらいの夫婦が分かれて座っていたので「菊名で降りるんで!」と言って席を譲って徳を積む。
菊名17:36発各停渋谷行きに乗り換える。新横浜線が分かれる日吉に特急が停まらないから。というのが理由なのだがなんか面倒くさい。
日吉に到着。いよいよゴールが見えてくる。
ここは長らく目黒線、都営三田線、東京メトロ南北線からの直通列車の終点だったのだが、今じゃ新横浜まで向かうようになった。
埼玉高速鉄道の2000系がやってきた。こいつは東急線以外はずっとホームドアで姿が見えないのでなかなか撮影難易度が高い。
反対側には横浜高速鉄道のY500系が到着。東横線や目黒線は車種が多くて見ていて楽しい。
アンカーである17:47発 急行相鉄線直通海老名行きは3000系だった。ここで相鉄の車両が来れば面白かったのだが、今日は東急をメインに据えた企画なのでこれでいいのだろう。
 東急新横浜線は2023年3月に開業した文字通り出来立てほやほやの路線だ。日吉を出発するとトンネルに潜り、唯一の途中駅、新綱島に停車。わずか5.7kmの路線だが新横浜駅を介して新幹線と東横線沿線が近くなったこともそうだが、海老名などの相鉄線へのアクセスが良くなったのをこの2日間で感じた。
ラインカラーは紫色 相鉄の青と東急の赤の中間ってことだろうか。知らんけど。

そして…
17:53 新横浜に到着。昨日は相鉄、今日は東急側からこの真新しい地下駅に降り立つ。これで東急全線の103.3kmを制覇することを達成した。正直言って疲れたのだが、何かを成し遂げるという達成感に勝る快感はとても気持ちがいいものである。
向こうのホームには相鉄の車両が入線していた。
真ん中には東京メトロの9000系が入線。こいつもまさか相鉄電車と並ぶようになるとは思わなかっただろう。
東急に別れを告げ、このままJRの駅へ向かう。
お土産を購入し、EXアプリを開いたのだがどの列車も満席だ。そりゃ、連休最終日だし当然かと思ってたのだが偶然にも窓際の空席を見つけて予約。
新横浜18:45発 こだま749号名古屋行き
さらば横浜。また楽しませてくれ。
 乗ってみたらなぜか3人席でカップルのいるところに席があった。結局名古屋まで一緒だったし後ろもなぜかずっとガラガラだった。おい、どないなってん。
夕食は横浜名物崎陽軒のシウマイ弁当。
うまい。お土産もシウマイにした。
そんなこんなで名古屋に到着。
吸いなれた名古屋の空気。
在来線ホームに行くとキハ25系がいた。あー安心する。この顔。
そのまま鶴舞に向かう。
21:44 鶴舞駅に到着。これで今回の遠征は終わりを迎えた。
余談だがこの鶴舞から続く線路は羽沢横浜国大を通じて相鉄、東急にもつながっている。そう考えると鉄道趣味はロマンがある趣味ではないだろうか?自宅の最寄り駅から知らない街までつながっている。この先には数多くの冒険が待っていると思うと俺はこの趣味のそんなところが好きなのだろうと感じた。

そのままにしておくとなくなってしまうもの、なに?

 今回、「もうデレマスは最後にしよう」という思いで出発した。結論から言おう。次回デレマスのライブ行くかどうかは全く分からない。なぜなら来年モチベーションがどうなっているかなんて全く分からないからだ。チケットが外れたら行かないだろうし、そのままにしておくと多分「行かない」という選択肢が真っ先に出るようになってしまうだろう。だから1つ1つの、次のライブに全力を注いで今しかない瞬間を楽しむことが今必要なのだろうと思った。

 シンデレラガールズというのは今思えば戦いの歴史だったと思う。ライブ感想パートに書いたような「新曲を待ち望む演者」「またリベンジしたいと語る演者」「声なきアイドルのステージを待ち望む俺たち」はこの先も運営に向けて発信していかなければならないと思う。そうやって運命を変えてきた歴史がそれを証明している。それこそラインカラーや新車を拵えて都心にカチこんだ相鉄、街を一から作り上げた東急、みなとみらいの再開発を進めた横浜市から学べることだってあるはずだ。

 この記事を書いている間にミリオン11th直前の中止という悲劇が起きた。ライブが直前で中止になるという事実にショックを受けながらも「でらます」コラボのために名古屋に来た数多くのオタクを見かけたのだが、共通しているのが悔しさや悲しさの中にも「ミリオンライブをここで終わらせてはいけない」という気持ちを感じたことだ。それじゃ俺たちも同じ気持ちでこの先シンデレラガールズというコンテンツを止めない、立ち止まらないという気持ちで向き合うのが正解なのではないだろうか?と、出会ったオタクの楽しそうな顔を見て思った。この「スターライトファンタジー」の物語はきっとファンタジーではなく、俺たちの置かれた現実なのであろう。ならば、いずれ来るであろう最後の日まで後悔なく楽しむことが今出来ることなのではないだろうか?それがきっと未来を、運命を切り拓くことにつながると信じている。まもなく13周年を迎えるシンデレラガールズの旅路がこれからも続くことを信じ、この記事を締めようと思う。

最後に今回会ったいつものメンバー、知り合った方々やその他お会いした方々、安全運行に努めてくださった各鉄道会社の方々やホテルの方々に謝意を表したい。本当にありがとうございました。
乱文雑文になってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

cgSF遠征 星と海に響くファンタジー 完

2024年11月2日土曜日

2024.9.15-16 【cgSF横浜遠征】星と海に響くファンタジー⑥

→第7章続

世田谷線から再び田園都市線の旅に戻る。
12:33発の準急中央林間行きに乗車し桜新町で下車。
この桜新町駅は1907年に玉電の桜新町電停として開業したもので、1977年に現在の地下駅として開業したものである。
この駅の構造は面白く、地下2階が中央林間方面、地下3階が渋谷方面となっていた。それと急行は通過するのだが、その通過線は壁の向こうにあるせいで急行列車の客は桜新町駅の存在を感知することなく通過する。

その壁には駅名にちなんで桜の絵が描かれていた。ここで下車して散策する。
ここ桜新町は国民的漫画「サザエさん」の舞台として有名である。駅前にはサザエとタラオの銅像が飾られている。
駅近くの商店街は「サザエさん通り」
ちなみにBGMもずっとアニメのサントラや曲が流れていた。
公共の看板にも書かれるほど浸透している。ちなみにこの近くのセブンイレブンは作中の「三河屋」のモデルらしい。なぜそれに気づかなかったのか。
歩いて10分ぐらいで長谷川町子美術館に到着。
さっそく見学…と行きたいところだが今回は乗りつぶしがメイン企画なので断念。後ろ髪を引かれる思いだが、多分入ってしまったらめちゃくちゃ時間を食ってしまうと思った。
道の反対側には2020年に開業した長谷川町子記念館も建てられている。
ちなみに美術館のある場所には原作単行本を発行していた「姉妹社」の書庫と流通センターがあったそうだ。
記念館の前には長谷川町子の代表作3作品の主人公が銅像となっていた。
今回はスルーしてしまうが、また次回東京に行くときは行かなければならない。
美術館のすぐ横には「サザエさん公園」の愛称がつけられた小さな公園がある。
ここには磯野家5人が並んでいた。
波平の髪の毛はちょくちょく毛が引っこ抜かれるとかでニュースになったりする。そんなことしたら爆発しますよ。あかんで。
ということで桜新町駅に戻る。また今度。
13:07発の各停中央林間行きに乗車。
メトロ8000系に乗車。こいつも残り7編成とまあまあな希少種である。
渋谷からずっとトンネルだった新玉川線区間を抜け、二子玉川駅で地上に出る。
ここからは大井町線と路線別複々線区間が溝の口まで続く。
鷺沼には東京メトロの車両基地がある。植民地車庫と言われるやつである。
鷺沼で後続の急行に追い抜かされるので下車。
ここで13:27発の急行中央林間行きに乗り換える。この列車は大井町線からの直通列車なのだが自動放送で「短い」7両編成と案内される。7両を短いと言う感覚はなんともよくわからない。
短い7両編成の急行が到着したので乗車。大井町線の主力6000系がやってきた。短いのでまあまあ車内は混んでいた。
 たまプラーザって結局なんやねん。と思って調べたら当時の車両・五島昇の発案による駅名で、「プラーザ」はスペイン語で「広場」を意味する。つまりはこの付近の多摩田園都市の中心になるような場所を願ったらしい。よく都市開発の話になるときに東急や阪急が例に出されるのだが、東急はこの場所を田園都市として拓いたわけである。実際混雑の激化などの問題は起きているのだが、実際に乗ってみるともうこれ以上は全線を複々線にするぐらいしかないのでは?と思えてくる。

第8章 トレインファクトリー

 列車は長津田に到着。ここで本日4つ目の路線に乗り換えるのだが、この路線は少し特殊な経歴を持っている。
 ここ長津田はJR横浜線との乗換駅ともなっているが、もう1つ乗り換えられる東急の路線がある。
 それがこどもの国線である。なんともメルヘンチックというかかわいらしい路線だ。ここは1965年に開業した「こどもの国」へのアクセス路線で、それ以前は1942年に開業した弾薬庫への輸送線が元になっている。ちなみにその弾薬庫の跡地に建てられたのが「こどもの国」である。
中間改札を通って7番線の片面ホームに到着。
駅名標も駅の接近放送も田園都市線と違う。この路線は前述のとおり開業後、こどもの国へのアクセス路線として利用されていたのだが、1980年代より沿線の宅地化が進むと通勤路線化の要望が出るようになった。実は開業からこの路線は東急が運行し、社会福祉法人こどもの国協会が駅を保有していたのである。
この経緯を調べたとき「ああ遊園地のシャトルバスに通勤客乗せるのはおかしいよな」と思った。そういう感じである。
こどもの国線専用のY000系 うし柄の「うしでんしゃ」編成も存在する
その後、1997年に運営を横浜高速鉄道に譲渡、休園日などを中心に線路や駅の工事を行い、2000年に現在の形で運行を開始した。それまで列車のなかった休園日や深夜早朝にも運行することになったのである。ちなみに前述のとおり施設を保有しているのは横浜高速鉄道、つまりみなとみらい線と同じ会社なのである。あの都会のど真ん中の路線とこんなのどかな雰囲気の路線が同じ会社なのか…と思ってしまった。なお運行はこれまで通り東急が行っているので、今回使用しているフリー乗車券で乗車できる。ほなみなとみらい線にも乗せんかい!
車内はカラフルな座席が並んでいた。昼間なのでスッカスカだった。
13:54発 各停こどもの国行き
長津田を出ると北にカーブして進んでいく。今日一番のどかな車窓が流れていく。
唯一の途中駅、恩田駅の手前にあるのは東急の長津田車両工場。6000系がバラされていた。
一瞬何かが見えた気がするのだが撮り逃がしたので折り返す時に撮影する。
ちなみに通勤路線化の議論でバス化が提案されたものの鉄道路線のままだったのはこの工場があるためである。
この路線は世田谷線と比べ物にならないほど短い。14:02 終点こどもの国に到着。
緑化軌道か。
終点・こどもの国駅はホームが1面1線だった。駅前には虫取り網を持った男の子が走り回っており、駅名の通りここはこどもの国なのだと思った。20代後半の男にはきついのでさっさと折り返す。
14:04発 各停長津田行きに乗車。
車両工場の片隅に引退した8500系が置かれていた。こいつは初めて半蔵門線に乗車した時にやってきたのだが、「お、鶴舞線の3000系みたいなやつが来た」と思って乗ってみたら車内空調が扇風機でさらに肉声放送しか無かったのでひっくり返った思い出がある。以前親が上京した後に「東京の地下鉄はまだ扇風機ついてんのかよww」とバカにしていたのだが、おそらくこいつのことだと思う。
さて長津田に到着。いい加減昼食をと思いグーグルマップを開いたらそば屋が駅にあるというので行ってみる。
なんだァ…?テメェ…?

先に進む。
正直もう疲れたので中央林間まで行ったらそのまま長津田からJRで新横浜まで行こうかと思ったのだが、ここまで来たら意地でも全線制覇したくなってきた。
長津田14:19発 急行中央林間行きも大井町線の車両だった。乗ってみると車内がLCカーのような車両だった。これは大井町線の着席サービス「Qシート」の車両で、通常時はロングシート、Qシート時にはクロスシートとなる。ちなみに東横線にもあるのだが、こっちは苦戦してるようで飲み物を配ったりしてるそうだが、大井町線のQシートはかなり好評なそうだ。
2017年に開業した南町田グランベリーパーク駅に停車。この駅は地味に東京都最南端の駅で、東急で最も標高が高い駅である。高いと言っても75mなので野辺山駅と比べ物にはならないのだが。
つきみ野を出ると地下に入り、終点・中央林間駅に到着。
これで今日5路線目の制覇となった。
乗車した列車は折り返し大井町行きの急行になった。残すはこの大井町線と新横浜線の一部区間だ。
駅舎の様子。ここから小田急江ノ島線に乗り換えられる。そういえば箱根ケーブルの早雲山から箱根登山鉄道、小田急、この中央林間で東急に乗り換えてから東京メトロ、東武、野岩鉄道、会津鉄道を通って西若松まで私鉄のみで移動できるルートが移管3セクとかを考えない場合の私鉄オンリーの最長移動ルートとかそういう話があるのだが、絶対やらないと思う。
いい加減昼食をとる。中央林間駅の「しぶそば」はちゃんと開店していた。
さてここまで来ると疲労が溜まってくる。そばを食べながら悪魔がささやく「もう大井町線次でよくない?」しかしここで負けてしまってはいけない。昨日諦めなかったシンデレラガールズが勝ったじゃないか。もう一度思い返す。「選択肢は行くとGOの2つ」だと。

つづく