神戸線の電車で再び大阪府に戻り、なぜか十三駅で乗った列車を降りる。
梅田側を眺めると京都線と宝塚線の列車が入線してくる。
1号線に入線してくる新開地行きの特急。ここにはひっきりなしに列車がやってくる。
余談だが阪急では乗り場のことを「〇号線」と呼称している。
梅田に向かうために京都線の列車に乗車。1974年製の5300系で梅田へ向かう。
梅田に着くと人だかりができていたのでちょっと待ってみると
やたら豪華な列車が到着。7000系「京とれいん 雅洛」という名の観光列車だ。
ドアは窓の数が増やされている。 |
中扉のあった場所には丸窓が設置されている |
ちなみに種別は「京とれいん 雅洛」が「快速特急」、「京とれいん」が「快速特急A」(アイドルソングか)とそれぞれ違っている。これは「京とれいん」に使われている6300系が2ドアで、先ほどの十三駅のホームドアに対応できずに客扱いが出来ないためである。
梅田駅に隣接する阪急百貨店の建物はかなり広い作りになっている。それでも以前の建物の写真を見るともっと豪華な作りだったが。JRの梅田駅を横目に地下鉄に乗り込みいったん難波へ、なぜか大阪難波駅の構内でうどんを食べ、再び地下鉄に乗り込む。
今度は四つ橋線に乗車。住之江公園に到着。これで四つ橋線も完乗して大阪メトロの路線では御堂筋線、今里筋線に続いて3路線目の完乗路線となった。
改札を抜け、地下からの長い直通のエスカレーターを上がるともう一つの住之江公園駅がある。大阪メトロ南港ポートタウン線の住之江公園駅だ。この路線はいわゆる新交通システム、AGT方式の路線となっている。1981年に開業。1997年に全通し、2008年に東京都交通局が日暮里・舎人ライナーを開業するまでは唯一の公営新交通システム路線だった。(日暮里・舎人ライナーに乗った時の記事はこちら)
コスモスクエア行きの列車が入線したので早速乗車。写真はホームドアのせいで自撮りになったので載せません。
列車は無人運転のため、最前列に座れる。これは日暮里舎人ライナーとおなじである。200系と呼ばれるこの車両は20編成あるが、全ての編成で違った色をしている。こちらは民営化後初の編成ということでゴールドらしい。
阪神高速4号湾岸線の高架下を走る区間も存在する。
大阪府咲州庁舎の横を通過。高さ256メートルの超高層ビルで、以前はWTCタワーなどと呼ばれていた。阪神高速4号湾岸線の高架下を走る区間も存在する。
フェリーターミナル駅。グレープ色の06編成と離合。
中ふ頭駅には車両基地が隣接されており、走行中の車内からも留置中の車両を見ることが出来る。以前はこの中ふ頭を境にコスモスクエアまでが大阪トランスポートシステム(OTS)ニュートラムテクノポート線(長い)。住之江公園までが大阪市交通局南港ポートタウン線と、2つの会社の境界駅になっていた。2005年にOTSから交通局に譲渡されて以降は運賃体系も見直され、利用者も増加している。
トレードセンター前駅近くの大阪南港コスモフェリーターミナルからは別府・志布志に向かうフェリー「さんふらわあ」が発着している。また、前述の大阪府咲州庁舎の最寄り駅でもある。トレードセンター前駅を発車すると列車は地下に入る。
トンネルに入り、しばらく走るとコスモスクエア駅に到着。
1人掛けの椅子。このほかロングシートもあるが定員はAGTだけに少なめ。
車内にあるLCD。なんだそのデザインは。
車内にあるLCD。なんだそのデザインは。
ちなみに乗車した20編成のモチーフは「レッサーパンダ」らしい。言われてみるとという感じではあるが別に二本足で立つわけでも何でもないので言われても感想は特に出てこない。
乗っていた乗客のほぼすべてが中央線ホームに向かって行ったので追いかけ、中央線と御堂筋線で難波のコインロッカーにある荷物を取り出し、本町にあるホテルに向かった。2月にも宿泊したホテルである。
チェックインの時間10分前に着いたので手続きを先に済ませてロビーにいるとしんげきの更新で被弾を2発も食らい、15時になったので部屋にイン。次回につづく