2020年12月6日日曜日

2020/11/3~4 Go To Osaka② 

 神戸線の電車で再び大阪府に戻り、なぜか十三駅で乗った列車を降りる。

大阪梅田に次ぐ大阪側のターミナル駅。十三駅に到着。
ここには神戸線、宝塚線、京都線のほぼすべての列車が停車し、乗降客数は阪急線内6位(2019年)。
梅田側を眺めると京都線と宝塚線の列車が入線してくる。
1号線に入線してくる新開地行きの特急。ここにはひっきりなしに列車がやってくる。
余談だが阪急では乗り場のことを「〇号線」と呼称している。
梅田に向かうために京都線の列車に乗車。1974年製の5300系で梅田へ向かう。

梅田に着くと人だかりができていたのでちょっと待ってみると
やたら豪華な列車が到着。
7000系「京とれいん 雅洛」という名の観光列車だ。
ドアは窓の数が増やされている。
土日祝日を中心に梅田~河原町を1日4往復で結んでおり、1日3往復の「京とれいん」と合わせて1時間の間隔で運行されている。
中扉のあった場所には丸窓が設置されている
ちなみに種別は「京とれいん 雅洛」が「快速特急」、「京とれいん」が「快速特急A(アイドルソングか)とそれぞれ違っている。これは「京とれいん」に使われている6300系が2ドアで、先ほどの十三駅のホームドアに対応できずに客扱いが出来ないためである。
そんな「京とれいん 雅洛」を見送り、阪急を離れることにした。
梅田駅に隣接する阪急百貨店の建物はかなり広い作りになっている。それでも以前の建物の写真を見るともっと豪華な作りだったが。
JRの梅田駅を横目に地下鉄に乗り込みいったん難波へ、なぜか大阪難波駅の構内でうどんを食べ、再び地下鉄に乗り込む。
今度は四つ橋線に乗車。
住之江公園に到着。これで四つ橋線も完乗して大阪メトロの路線では御堂筋線、今里筋線に続いて3路線目の完乗路線となった。
改札を抜け、地下からの長い直通のエスカレーターを上がるともう一つの住之江公園駅がある。大阪メトロ南港ポートタウン線の住之江公園駅だ。
この路線はいわゆる新交通システム、AGT方式の路線となっている。1981年に開業。1997年に全通し、2008年に東京都交通局が日暮里・舎人ライナーを開業するまでは唯一の公営新交通システム路線だった。(日暮里・舎人ライナーに乗った時の記事はこちら
コスモスクエア行きの列車が入線したので早速乗車。写真はホームドアのせいで自撮りになったので載せません。
列車は無人運転のため、最前列に座れる。これは日暮里舎人ライナーとおなじである。
コスモスクエアに向けて発車、車内は小さいせいで8~9割ぐらいの客入り。
駅はホームドアによって囲まれてるので対向列車からが一番車両を撮りやすい。
200系と呼ばれるこの車両は20編成あるが、全ての編成で違った色をしている。こちらは民営化後初の編成ということでゴールドらしい。
阪神高速4号湾岸線の高架下を走る区間も存在する。
フェリーターミナル駅。グレープ色の06編成と離合。
大阪府咲州庁舎の横を通過。高さ256メートルの超高層ビルで、以前はWTCタワーなどと呼ばれていた。
中ふ頭駅には車両基地が隣接されており、走行中の車内からも留置中の車両を見ることが出来る。以前はこの中ふ頭を境にコスモスクエアまでが大阪トランスポートシステム(OTS)ニュートラムテクノポート線(長い)。住之江公園までが大阪市交通局南港ポートタウン線と、2つの会社の境界駅になっていた。2005年にOTSから交通局に譲渡されて以降は運賃体系も見直され、利用者も増加している。
トレードセンター前駅近くの大阪南港コスモフェリーターミナルからは別府・志布志に向かうフェリー「さんふらわあ」が発着している。また、前述の大阪府咲州庁舎の最寄り駅でもある。
トレードセンター前駅を発車すると列車は地下に入る。
トンネルに入り、しばらく走るとコスモスクエア駅に到着。
乗客が降りた後に車内を撮影。
内装はピンク色、どこか落ち着かない。
1人掛けの椅子。このほかロングシートもあるが定員はAGTだけに少なめ。
車内にあるLCD。なんだそのデザインは。
ちなみに乗車した20編成のモチーフは「レッサーパンダ」らしい。言われてみるとという感じではあるが別に二本足で立つわけでも何でもないので言われても感想は特に出てこない。

乗っていた乗客のほぼすべてが中央線ホームに向かって行ったので追いかけ、中央線と御堂筋線で難波のコインロッカーにある荷物を取り出し、本町にあるホテルに向かった。2月にも宿泊したホテルである。
チェックインの時間10分前に着いたので手続きを先に済ませてロビーにいるとしんげきの更新で被弾を2発も食らい、15時になったので部屋にイン。
前回よりかは広い部屋だが「Go To トラベル」によって前回より1日の料金は安くなっている。テレビでやってる甲子園の阪神戦の中継を見ながらあれこれ準備をしてドームに向けて出発した。
ただいま。

次回につづく

2020年12月1日火曜日

2020 11/3~4 Go To Osaka①

 こんばんは。

「もう今年遠征行けないなあ」とか言ってたけど、確かに遠征はしたい。京セラに還りたい。

そんなわけで今流行りの「Go To トラベル」をありがたく使って、感染症対策も取ったうえで大阪に行くことになりました。今季最初で最後の野球観戦。

というわけで

旅の始まりは近鉄名古屋駅。
今日乗るのはこちら
この春デビューした近鉄の新型特急「ひのとり」に初乗車。
もう汎用のボロは用済みになるな。
乗車。
今日はプレミアムシートで。
祝日なのでかなり混雑していた。名古屋7:00発。

発車してしばらくしたので
車内サービスのコーヒー(200円)を購入。コンビニのマチカフェとかと同じような感じなのはプレミアムカーがハイデッカーのために車販ワゴンが入れないということになったからなのであろう。
このコーヒーが後に悲劇を引き起こす。

列車はアーバンライナーと同じく、津、鶴橋、上本町に停車する。
津まで乗車するお客さんも多少おり、津から乗ってきた客は「そこまでせんでええやろ」というぐらい除菌用ウェットティッシュで座席を拭いていた。

その後しばらくくつろいでる間に大阪線に入ったあたり、事件は起きた。
マスクをあごにずらし、コーヒーを飲んだ時にフタがずれており(上記の写真を見たらわかるだろうが)、そこからコーヒーがこぼれたのである。
そしてこぼれたコーヒーは案の定、ズボンとマスクの鼻が当たる部分にこぼれたのである。

とりあえず洗面所でマスクを洗い、予備のマスクをつけた状態で通風口にかけたり窓際に置いて乾かそうとしたが、やっぱり無理やなとなったのである程度乾いたところで再び着用。

「令和2年 ひのとりのフタ事件」と命名したこの事件のために、最近はマスク着用時に飲み食いをするときは片方の耳から外すことにしている。コーヒーの匂いをずっと嗅ぎ続けるのなんの罰ゲームだろう。最下位か?
高安の手前で停止したので車両基地にある車両をゆっくり撮影。
ハルカスが見えると大阪という感じがする。
鶴橋で下車。ここでひのとりを見送る。どうせ帰りも乗るし。
ここからは大阪線の未乗区間へ。
1駅だけだけど。
大阪上本町駅、地上ホームに到着。これで近鉄大阪線は完乗。
近鉄の大阪側のターミナルだけあってホームも9番のりばまである大きな駅。
駅舎には近鉄百貨店・上本町店や近鉄の本社、新歌舞伎座などがある。
ここから地下鉄千日前線の谷町九丁目駅に向かい、なんばのコインロッカーに大きい荷物を放り込み、御堂筋線で梅田に向かった。去年5月に行けなかった阪急伊丹線に行くためである。
果たして迷わずに阪急に行けるのだろうか…
駅の中にあったベンツ
結論から言うと、阪神に行きそうになりました。はい。
逆方向でしたね。まあ無事に着いたので良かったですが。

改札を通り、神戸線ホームに入った瞬間に電車が出て行った。
大阪のターミナル駅巡りみたいな感じになっている、今日のメインは夕方なので時間を潰す。
阪急梅田ならではの同じ色の電車が並ぶ光景は壮観。
電車が入線、伊丹線の乗換駅の塚口は普通列車じゃないと停まらないので普通列車。
乗ってみると転換クロスシート。この8000系の一部編成の先頭車は転換クロスシートになっている。思わぬところでレア車両を引いてしまった。
伊丹線は前述のとおり、去年5月に阪急復刻試合に行った際、甲陽線を乗りつぶした次に向かう予定だったものの、夙川で乗車した電車は特急梅田行き、気付いたときには時すでに遅し、塚口を通過してしまったので断念して千里線を乗りつぶしたという思い出がある。
その無念を晴らすときが来たのである。
塚口に到着。
かなりの乗客が伊丹線方向に向かうので混んでるかなと思ったら改札口がそっち側にあったので半分ぐらいはそっちに吸い込まれていった。
線内は普通列車のみの運転、全4駅で全長3.1kmの支線
塚口を発車してすぐ、右に大きくカーブして北に進むとあっという間に伊丹駅に到着。
本当に間に2駅もあったのか?という印象の路線だった。
伊丹駅は島式ホーム1面2線で、もう片方には留置車両があった。
1995年の兵庫県南部地震で倒壊し、1999年に現在の高架駅が開業した。
駅前広場にはバスが多く集まっている。
駅前には伊丹ショッピングデパートという商業施設と阪急の駅ビル内のショッピングモールなど、買い物には困らなさそうな印象だった。
伊丹ショッピングデパートの屋上が入れるそうなので行ってみようかと入ってみたがまさかの閉鎖中。仕方ないので中を散策すると階段が螺旋階段だった。
中々特徴的なデパートを見たところで伊丹線に再び乗り込むことにした。
伊丹を出て1駅目、新伊丹駅の駅舎がよさそうだったので途中下車。
駅構造は対面式ホーム2面2線となっている。
下りホーム側の駅舎
伊丹駅が倒壊して不通となっていた1998年まではこの駅が終点になっていた。
伊丹方には踏切がある。
再び改札を通って駅構内へ。
次にやってきたのは7000系、さっき乗っていた6000系と共に伊丹線で運用されている車両である。
これで塚口まで戻ることにした。
塚口駅手前の急カーブ、運転台の速度計を見ると25キロ前後での走行だった。
塚口駅の梅田方、神戸線とは線路がつながっている。
この7000系は2両編成を2つくっつけた4両編成での運転となっている。
真ん中の運転台は編成に閉じ込められていた。
運転台を覗いてみるとワンハンドルマスコンのハンドルが引っこ抜かれていた。
こんなの初めて見た。
ということで神戸線の電車に乗り込み、大阪に戻ることにした。

つづく