2022年12月13日火曜日

2022.7.8~10 夏の始まり、虹を探して。②

 第3章 SKY CABLE JOURNEY

高安山駅に降り立ち、特にすることもないので駅前を散策することにした。

散策と言ってもここはバスに乗り継ぐための駅であり、周りにはバス停と雑草にまみれて何も見えない展望台のようなものしかない。わざわざ展望台に行かなくても駅舎の横から景色が見えるののでもはや存在価値はあるのかさえ疑問に思えてくる。
駅舎の横から見える眺め。大都市を一望できる。
地図を見ると信貴山口駅とこの駅では色が全く違うことがわかる。その分登ってきたのだ。
ここは携帯の電波もつながりにくい。なので入ってくる情報を得るためのニュースサイトを開こうにもやたら時間がかかる。入ってくる情報の生々しさ(この時は犯人が逃げてるのかその場で捕まったのかさえ正確に思えなかったので)とは裏腹にのどかな光景がここには広がっている。
まだ暇なので散策してみると「電車が走ってました」という看板が落ちていた。
ここ高安山駅から信貴山門駅までかつて走っていた信貴山電鉄山上鉄道線のホーム跡だ。
ホーム跡には上記のように駅名標を模した看板が掲げられている。
写真のクセが強い。
ホームから信貴山門方面を見る
信貴山電鉄は先ほどまで乗ってきた鋼索線も所有していた。戦中に不要不急線として全線が休止、その後近鉄の前身である関西急行電鉄(関急)と合併。1957年に鉄道線が廃止され、バスに転換。鋼索線だけが残る形になった。
バス停には少し鉄道の面影があるだろうか。無いか。
廃線跡の一部は有料道路「信貴生駒スカイライン」としてバス路線が使用している。
信貴山口行きの発車時刻が近づいてきたので再び駅構内に戻るが駅員氏も係員もいない。
切符は持ってるのでまあ求められたら見せられるしと思いながら車内へ向かう。
帰りは下りの前面展望。乗客は自分ひとり。
高安山12:25→信貴山口12:32
窓越しに街並みを見る。少し怖い。
信貴山口12:40→普通河内山本行き
行きにできなかった前面展望を楽しむ。
服部川駅。駅構内は10‰の勾配に抑えられているがその前後は40‰ほどだそうだ。
1両目の乗客は自分とトンボだけだった(無賃乗車やぞ)
のどかな山登りを終え。河内山本に12:45着。ここから再び来た道を戻る。
河内山本12:47 普通大阪上本町行き
車内はロングシートとクロスシートの両方に対応している。
実はこの後続の区間準急の方が早く行けたらしい。弥刀でその区間準急と特急ひのとり、急行の3本に抜かされた。3本に抜かされたしここは大江かもしれない。
長瀬で多く乗ってきた。ここは近畿大学の最寄り駅だそうだ。一気ににぎやかになった列車は大阪市内に向かっていく。
13:10 鶴橋に到着。特に焼き肉の口じゃないのだが降りてしまった。駅を降りると焼き肉屋が立ち並んでおり、「お兄さん!どうですか!?」などと客引きのおばちゃんの声がこだましている。そのまま地下鉄千日前線でなんば経由で本町に戻って昼食。
船場センタービル内の定食屋さんに入って海鮮丼定食を食す。
店内のテレビではずっと先ほどの事件のニュースが流れていた。心配していた犯人の動向だがその場で逮捕されたそうだ。ここに至るまでの道中に通りがかる店は全部ニュースだったのでどうやら各局が臨時ニュースを編成しているようだ。
おいしく昼食を頂いたあとはいよいよドームに向かう。少し早いと思われるだろうが今日のメインはこれである。

第4章 Love U my "Buffaloes"

本町駅から四つ橋線に乗車。ここで乗り合わせた知人とやり取りをする。
今日は試合もそうなのだが、その前に声優陣のトークショーが行われ、そのチケットが余ったので譲ってもらうという算段だった。
少しだけ世間話をした後に別れ、ドーム前千代崎に向かった。
偉人 偉人 今日の先発

京セラドーム大阪。まずはこのグネグネってした部分に向かうためにエスカレーターに乗車。ここはスカイホールという名前でよくイベントが行われているのだが、かつては遊園地などがあったらしい。
エスカレーターからの眺め
内部に入るとところどころにその時代の名残と思われる内装や丸出しの空調機材や雨漏りの補修後などがみられる。トークショーの会場がこんな機材丸出しなところでいいのかと思いつつ着席。席は少し遠いが十分見える距離だ。

登場したのは中須かすみ(かすかすかすみん)役の相良茉優さん、鐘嵐珠(ショウ・ランジュ)役の法元明菜さん。MCを務めたBs girlsの2人も含めて4人全員が関西出身ということもありすぐに意気投合。関西の地元トークやこの年2月に行われた虹ヶ咲4thライブの話で盛り上がっていた。特に相良さんが声優になるまで体を動かすダンスなどの経験がなかったという話で「それでアニメ完コピするんだ…」と思った。
ドーム2階に展示されている4thライブ時の出演者サイン
法元さんの特技は中国語ということもあり、中国語で「中国の方が居るかどうか」(文章は聞き取れんかった、当たり前)を聞いたところ1人だけ居たという一幕もあった。個人的に法元さんをあまり知らなかったので現地に行ってこういう感じで知るのも楽しみの一つだなとも思った。(終わった後Twitterフォローした)最後はこの年のスローガンである「全員でW(わら)おう!」のポーズ(Vさいんを両手で掲げる)を出演者・観客全員で行い、トークショーは終了となった。この後2人は特別始球式、スタメン発表アナウンスや5回終了時の張り線タイム、ラッキー7のSKYダンスなどに登場することになっている。
しかしスカイホールからの帰りはエレベーター2台だけってどういうことだ。これだからこの球場はダメなんだと思いながら降り、まだ開場まで時間があるのでグッズショップへ。
この日はラブライブコラボの特設コーナーも設けられていた。
彼方ちゃん…ドームだよ…
16時開場と思っていたのだがどうやら17時開場だったのでまだ蒸し暑さが残る中ならばされることになった。開場と同時に自席に向かう。今日は先述のように相良さん法元さんを撮るためだけに内野席を選んだ。
ビジョンもニジガク仕様
席に座り、スマホを開くと最初に目に入ったのが「駿太、中日へトレード」のニュースだった。思わず「は!?!?!?!?!?!?!?」と声をあげてしまった。今日はどうやらそういう日らしい。
この日のファールボール注意音声はキャラ2人の声だった

アップのために選手が登場。今日も勝ってくれ。
スタメン発表
  

この日のスタメン
オリックス(ビジョンの登場キャラ)
監督:中嶋聡
5野口智哉(上原歩夢) 
4安達了一(桜坂しずく)
8中川圭太(朝香果林) 
D吉田正尚(宮下愛) 
7ジョー・マッカーシー(近江彼方) 
9杉本裕太郎(優木せつ菜) 
3T-岡田(エマ・ヴェルデ)
6紅林弘太郎(天王寺璃奈) 2若月健矢(三船栞子) 
P山岡泰輔(ミア・テイラー) 
(高咲侑)

千葉ロッテ
監督:井口資仁
7荻野貴司
8高部瑛斗
4中村奨吾
5安田尚憲
3井上晴哉
D角中勝也
7山口航輝
2佐藤都志也
6藤岡裕大
P二木康太

 オリックスは山岡。千葉ロッテは二木。山岡先発の試合見るの今年2回目だな、山岡のファンか俺は?

つづく。

2022年12月4日日曜日

2022.11.27~28 【cgコンステライブ】Twinkle Way Twinkle Stars①

 序章 

 近年の研究結果によると、宇宙の広さというのは約930億光年という途方もない広さだそうだ。その中にある無数の星々を勝手に繋げ、星座というものを作り上げた先人の凄さには頭が下がる。星座にはそれぞれ物語がついており、それは古代から現在まで人々に語り継がれている。

今回のライブ、「Constellation Gradation」(cgコンステ)のテーマは「冬」「星座」である。10周年を超えたシンデレラガールズの物語はどこに向かい、どのように語り継がれるのか。"あの日"以来の現地参戦に向かった。

例によって今回は移動編なので、ライブの感想は次回から書くことにする。

今回重宝したペンライト用のちっちゃいカバン

凪です。こっちはマブダチのナナちゃんです。

第1章 想定外の幕開けに

今回はDay1は自宅で配信を視聴、Day2は現地に向かう形になった。(だいたい金が無いせい)9月のootdは現地を見送ったので10thファイナル以来の現地、埼玉・ベルーナドームに向かうことになった。Day1の内容については軽くここで触れるがテーマを(当たり前のように)無視した「サマーサイダー」や久川颯のソロ「Packing Her Favorite」、生演奏パートの「キセキの証」などが印象に残った。ももクロは出てきた瞬間に「マジかよww」と爆笑した。何らかのコラボが業務連絡で来るだろうとは予測していたが、まさかこうなるとは思わなかった。

こうして大盛り上がりのうちにDay1が終演、夕食後家を出発。名駅で連番する知人と合流し、夜行バスに乗り込んだ。

これが俺の"サマーサイダー"
23:20発 ドリームなごや10号 東京駅日本橋口行き
新車になってからは初めての乗車。新車は3列シートが以前のビジネスシートぐらいのレベルになってて快適だった。なお、あまり眠れなかった模様。
途中、上郷と足柄のサービスエリアで降車休憩。深夜のサービスエリアは肌寒い。現地もこれぐらい寒いらしいが。
定刻より少し早めの5時40分ごろに東京駅に到着。朝食のために秋葉原へ。
東京駅で開いている店がマックぐらいなのと、そこが激混みなのは以前分かっていたからである。
それでも朝マックである。結局マックしか開いていない。
その後はいつものように鶯谷の温泉で朝風呂に向かう。
再び秋葉原に戻り、ここで一旦知人と別れて別行動になる。

いつものように神田明神へ参拝。

ライブの安全と諸々の願いを祈願。

おみくじは吉。昨日やってた星占いコーナーでいて座は1位だったのだが、おみくじの方が当たりやすいと思うのでこっちを信じることにする。
その後はホテルに荷物を預けるために向かう。ついでに街歩き。
秋葉原名物、万世橋のどこに繋がってるのかわからない空間。

今回はいつもと違うホテルなので間違えないように周りの写真を撮る。これは全国旅行支援のプランがいつものホテルでは枯れていたためである。ついでにチェックイン手続きもし、3000円分のクーポンを手に入れ、身軽になって街に出た。
茅場町で身内的な聖地巡礼をしているとき、「西武池袋線で架線に物が引っかかり運転見合わせ」のニュースを知る。
「いや俺特急予約してるんだけど!?!?!?!?!?」
ちなみにこの1本前に乗ろうとしていたフォロワーは特急が運休になり乗れなかった。
運転自体はすぐ再開したがダイヤは乱れているらしいので予定よりも早く池袋に向かうことにした。
大手町まで東西線、そこから地下街やビルの下を延々と歩かされて丸の内線へ。乗りつぶし。
もはや希少となった02系がやってきた。乗れるのはこれが最後になるかもしれない。

池袋の窓口で特急券を引き替えてもらったが駅員氏に「運転見合わせになる場合がある」と告知を受けた。そうなったらこの特急券は栞にでもしようと思う。
ついでに西武鉄道で行われている「デジタルラリー」のQRコード設置場所、西武南口を探す。
頼むよ。
宗教的に受け付けないバス停
途中、本当にわからなくなって西武百貨店で道を聞く。
気づいたら西武百貨店の従業員入り口に向かっていたり四苦八苦。
「わかるか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と心の中で叫びながら到着。入場券を購入してホーム経由で向かうのが正しかったかもしれない。
このポスター(右)にあるQRコードを読み取るとアイドルのスタンプが手に入る。
池袋駅は西園寺琴歌。このスタンプは12駅設置されているが、本格的に始めるのは明日に回すので今日は池袋と所沢さえ回収できればいい。改札内に入る。

残留おめでとう

やればできるよ できるよやれば

ユーチューバーの人だ!
特急ホームに向かうとそこには…
001系「Laview」
いた。
無事に特急は運行されるようだ。紙くずにならなくてよかったよ特急券。
銀色の車体に銀色で文字描くなや。
車内へ。
所沢までの特急料金は400円
この車両の開発コンセプトは「都市や自然のなかでやわらかく溶け込む特急」「みんながくつろげるリビングのような特急」などだそうだ。
「みんながくつろげるリビング」…
窓デカすぎて落ち着かなくない?
まあ景色を見るにはよさそうだしこれでもいいのだろう。
特急ちちぶ13号 西武秩父行き 11:30 池袋を発車。
ここから所沢までは19分の道のりになる。車内は秩父に向かうであろう観光客で8割ぐらい埋まっていたが、幸いにも隣には誰も乗ってこなかった。
ちなみに池袋駅特急ホームの駅名標は次駅表示が椎名町ではなく所沢になっている。

池袋を発車するとJRをカーブしながら乗り越え、進路を西に取る。すると座った席の側が南側になってしまった。結局このデカ窓が仇となりまぶしすぎてカーテンをほぼ全区間で閉めることになってしまった。とはいえ快調な走りで11:49、所沢に到着するまでを快適に過ごした。
その案内でわかるのか?
ここからは何人も知人がすでに所沢に居るので、合流しながら向かうことにした。

次回に続く。