2024年3月14日木曜日

2024.3.3~4 【シャニ6th大阪遠征】今しかない瞬間、此処に咲く花③

 第四章 ひらり、舞い上がって


7.裸足じゃイラレナイ

 同じくシャニソンの放クライベント曲。疾走感のある曲調でめちゃくちゃ好きなのだが、「樹里と果穂の出会いの曲」という話を頭に入れてあったので余計にエモさを感じられた。さっきの「今しかない瞬間を」は「瞬間」だがこの曲をはじめとして放クラの曲は「過去」も「現在」も「未来」も存在するエモさなのである。どっちも好きなのだが打ち上げでは「昼の放クラ、夜のノクチル」なんて話もしていた。そしてこの曲は結構メンバー同士が向き合ったりする振りが多いのも良かった。アーカイブを見たらそういうとこに限って欠けてるんだよなあ。


8.無自覚アプリオリ

 再びコメティックである。そもそもこの曲が使われたディザー映像が去年7月に出されたので、すべての始まりのような曲である。昨日今日とコメティック3人が歌う曲を4回聞いたが「いや全員うめえな!」という一つの感想に行きつく。そしてここからレベルアップしていくのか~と思うととても楽しみである。

 ところでBメロのあたりにバリバリ最強ナンバーワンみたいなところないですか?私は毎回思い出します。コペルニクスもびっくりやで。


9.スマイルシンフォニア

 やっぱりイルミネなんだよなあ。

イルミネーションスターズの曲。4thでも5thでも披露されていたのだが、4thと今回は灯織役の近藤玲奈さんが欠席。フルメンバーで披露された機会が少ない曲なのである。曲は2人のアカペラで始まる形なのだが今回は峯田茉優さん(八宮めぐる役)の「一緒に歌って~!」の声と共にこのツアー2回目の大合唱となった。俺はイルミネと一緒に歌った。去年のソウソウもだけどこの瞬間って楽しいですね。5thの時はDay1とDay2の全体のストーリーの流れからそれまでどこか不穏な雰囲気だったのだが、終盤に披露されてガチで感動した。勝利確定やん。今回もフルメンバーではなかったが確かに灯織の歌声は流れてたし、俺たちも一緒に歌った。みんなのココロに確かにこの曲は響き渡った。


 その後はアニメ曲の「ツバサグラビティ」が初期実装ユニットが1stの衣装で披露されたりして本編が終了。アンコール前の告知で早くもアニメ2期、そして7月に次回ライブ開催が発表された。(2回続けて横浜かよ)そしてアンコール。


10.太陽キッス

 昨日に続いてアンコール1曲目は太陽キッス。放クラの中でも、シャニマスでも屈指の盛り上がり曲である。一度はこの曲でタオルを回したいが場内を見回すとずっとルカ役の川口さんだけ適当にタオル振ってて面白かった。ある意味役になりきっているとも言えるしその意識も凄いのだが、最後のあいさつで「いつかはルカもタオルを回せる日が来てほしい」みたいなことを言ってたのがMCの中で一番心に残った。そしてラスサビも河野ひよりさん(小宮果穂役)の音頭で再び合唱に。タオルを回してクラップしながら歌うのは任せろ!という感じだった。


11.Bloomy!

 今日のアンコール2曲目は「Bloomy!」え??昨日やったのに今日全員でやるの???まあライブタイトル的にアルストロメリアでやるのは分かってたけどまさかアンコールでやるとは思わなくて腰を抜かしそうになったのだが、この曲の記憶はあまりない。ずっと場内をわちゃわちゃしている演者に向かって大崎甘奈タオルを掲げたりしてた。山根綺さん(緋田美琴役)はこっちに投げキッスとかしてくれた。ありがとう。まあそんな感じだったのでアーカイブの方でしっかり聞いてたらアルストの3人がずっと楽しそうだった。個人的にこの曲は登場曲に使いたいぐらい好きなので現地で聞けて良かった。とにかくこの曲が聞けたことで全てが楽しいと思えるライブだった。

終演後に出されていたアニメ2期のポスター
 その後はユニットごとの挨拶の後「Let's get a chance」が披露され、横浜公演とシャニマス6周年のキービジュアルが披露され、2日間のパレードは幕を閉じた。
 ありがとう大阪城ホール。
ありがとう大阪城。
 正直曲ごとの感想とかコミュとかの文脈無視してた所があったかもしれないので解釈違い等はご容赦いただきたい。見たもの感じたものを書いているので。あとアンティーカへの言及がないと言われるとそうなので触れておくと、パフォーマンスは一番良かった。しかし文章にするとどうもまとまらない、そうなればいっそのことライブ本編中に書かないでおこうと思った次第である。あと礒部花凜さん(月岡恋鐘役)が見切れ側にも手振ってくれたりファンサが多くて良かった。前も言った気がするが本当に良いものは文章で表せないのである。
 その後はなるせさん達と合流して関西のオタク同士の打ち上げに参加。久々に打ち上げでライブの感想を語り合ってた気がする。(普段何話してんの??)
なりちゃん…ルカ…横浜も頑張ろうね…
肉吸いうどん
 時間を許す限り語り合って結構酒も入ったところで閉店時間になったので解散。と行っても梅田にこの状態で放り出されると多分出られないので西梅田の駅まで見送ってもらった。
嘘シャニマス聖地

 その後は無事ホテルに到着。部屋に荷物を置いて少しくつろいだ後温泉に向かった。同じフロアに温泉があるのはありがたい。風呂だけに
 シャニマスっていいな。そう思えるような日だった。

第五章 あたりまえじゃないもの

 3月4日(月) 曇り
 朝7時前、自分で仕掛けた「きっとパルケエスパーニャ」のアラームで起床。いつもと違う寝床と天井、テレビのチャンネルで毎度のことながら旅に出ていることを実感する。朝風呂を浴び、朝食をとり、少し休んでからチェックアウト。
お世話になりやした~
地下鉄で難波に向かい、コインロッカーにリュックを詰めて再び地下鉄に乗り込む。

阪急 阪急ブレーブス oh oh 阪急ブレーブス
西中島南方で下車。駅を出て阪急電車沿いを歩いて7~8分ほど。
本物シャニマス聖地。
作中に登場する283プロ女子寮のモデル「新木川温泉」である。
現在銭湯として営業はしていないので、解体されるのも時間の問題だろう。
当然のことながら昨日シャイニーカラーズされたであろう人たちが写真を撮っていた。駅まで戻る途中で何人もすれ違ったしさながらDay3の会場のようだった。
その横を近くの保育園の園児たちが散歩で通っていく光景を見ながら駅に戻り、再び御堂筋線に乗り込んだ。
以前来たときはこの先にフットサルコートなどがあったが全て撤去された
乗り込んだのが新大阪行きだったのと、エンジョイエコカードではこの先にそのまま進めないので新大阪で下車。阪急新大阪線が通るはずだった場所を眺める。
新大阪阪急ビルがその計画の名残
なんでも最近になって本当に新大阪駅が作られる構想が出ているそうだ。いいね、他の都市はちゃんとした鉄道計画が進んでて。
その後再び御堂筋線に。この先江坂から伸びている北大阪急行南北線は3月23日に千里中央~箕面萱野が開業することになり、千里中央止まりの列車は消滅する。つまり千里中央行きというのは「今しかない瞬間」なのである。
桃山台で下車。
ちょっとぐらい撮り鉄すっか~とか思いながら下車したのだがこの1枚だけ撮って満足してしまったので早速次の列車で千里中央へ向かう。
この少し前に「ポールスターにずっと乗ってない」という話をしていたのだがそのポールスター、8000形がやってきた。言ってみるものだなと思い乗車。
吹き抜けが特徴的な千里中央駅に到着。ここが終着になるという当たり前の日々ももうすぐ終わる。
反対側のホームにも北大阪急行の9000形が停まっていた。
先端の方を見るとすでに新しいトンネルが伸びていた。この先は南北線延伸線という路線名だそうだ。線に線を被せるのか。
 ホーム上のグッズ自販機で小さなスケッチブックを購入し、北大阪急行へのお布施をしたところで大阪市内へ戻る。春は出会いと別れの季節と言われ、そのうち3月というのは別れの季節だ。鉄道では主に3月中旬にダイヤ改正が行われ、色々な別れが起きる。今回は千里中央行きとの別れ、そして千里中央が終点という”瞬間”への別れだったのだが、同時に箕面萱野行きへの出会いも起こる。次大阪に行くとき間違いなくお世話になるだろう箕面萱野行きへの出会いに思いを馳せていたら境界駅なので降りなきゃいけない江坂を通り過ぎていた。
その後は本町駅近くで飯を食べる。大阪に来たときに限らないけど旅先の飯にあまりこだわらない気がする。
その後は天王寺、あべのハルカスへ。
打ち上げの席で「あべのハルカスのエレベーターは乗ったらシャイニーカラーズを感じられる」と言われたのだが今回も時間が無くて断念した。
謎解き、時間があればやりたかったが
そのハルカス裏にあるHoopのシャニマスのショップへ。ここにも頭をシャイニーカラーズされた人たちが群がっていた。
ランダムのアクリルスタンドを買い、帰りのアーバンライナーで開けることにした。
その後は適当に偽聖地を作りまくりながら適当にふらつく。
天王寺・てんしばのクソデカOSAKA
新世界
グリコの前

この衣装も6thだったね
その後はアイマスショップに行って衣装を見る。今回は周子だった。
大阪でやることを終えたので難波駅に向かう。
なんとチケットレスの還元ポイントを使うので0円
今日の帰りは久々にアーバンライナーにする。
大阪難波16:30発 アーバンライナー名古屋行き
するとネクストが来た。マジでいつ以来だ?
デラックスカーに乗車したのだが、知らない間に座面の色が変わっていて浦島太郎のようになった。
Red Fuku 翼を授ける
そして退路を断つために車内で開けると決めていたアクスタを開封。
凛世だった。
その後は赤福を食べながら「裸足じゃイラレナイ」を聞いていたりして2時間ほどで名古屋に到着。
久々のアーバンライナーフル乗車だった気がする。
19:01発 普通瀬戸口行き
その後はまっすぐ帰る。

鶴舞に到着。これで2日間の遠征は幕を閉じた。

あとがき

 「シャニマスのライブ、行きたいね」と言ったのは大体4年か3年ぐらい前。その時の3rdライブツアー福岡公演のブルーレイはたまに見返すのだが、シャニマスのライブは基本的に幻想的な世界観だったり、5thのように突然不穏なストーリー展開を出してくるなど少しシリアスめな印象だったのだが、初現地となった今回のライブはずっと楽しい雰囲気だった。普段デレマス現場ばかり行き、その時の雰囲気に慣れていた自分としては突然シリアスになったらどうしようとか考えていたのだが、その期待をいい意味で裏切ってくれるような公演だった。横浜は現地の予定が無いので、配信で華麗な花火を見守ろうと思っている。
 最後に、現地でお会いしたみなさまありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。そしてこの先シャニマス現場などでもお会いすることがあったらよろしくお願いします。そしてシャニマスがこれから先素晴らしいものになるように、いちプレーヤーとして期待を込めて今回の遠征記を終わろうと思う。

シャニマス6th大阪公演遠征「今しかない瞬間、此処に咲く花」 おわり

2024年3月11日月曜日

2024.3.3~4 【シャニ6th大阪遠征】今しかない瞬間、此処に咲く花②

 第三章 ずっと忘れない景色を

 大阪城ホールに到着。

著者近影
 今日はルカ担当アピールもしたいので全身真っ黒に2019年夏の陣ユニを合わせた。この恰好をしていたら西武ファンを見つけてしまった。森友哉をありがとう。
案の定協賛紹介でイエッタイガーとか言われてる企業
さっそくフラワースタンドを見学。




母校の後輩かららしい
当たり前だけど月の権利書とかそういうのは一切ない。いやあるコンテンツ地球上で1個だけやねん。
あとは展示コーナーへ。
コメティックの3人はこのアクセサリーしてたね。
かわいいね
そういえば甘奈担当なのって誰も知らない気がする。なので今回シャニ現場に行くにあたって名刺をリニューアルして追加した。

 その後は適当にオタクを探して徘徊。なんとなくルカ担当の集まりみたいなのに参加して挨拶したりなどデレ現場であんまりやったことのない行動をしていた。
シャニ現場にダンベルを持ってくる実績解除

その後は見知ったオタク数人と集まって談笑。打ち上げが虚無なのを伝えるとその場ですんなりと決まった。いよいよ開演なので中に入る。
ルカ、大阪城だよ…
今回は見切れ席なので「一部見えにくいですよ~」という感じの座席を想像していた。
相変わらず入場する時の動線が城攻めなんだよ。
システムが変わって当日紙のチケットで座席が判明するようになっていた

スタンドMブロックのすぐ横はライトが置いてあった
入った感想

「え???近くね????????」

Day1の配信を見る限り、演者がスタンドに近いところまで来ることは分かって居たが…
中に入ってみると思ってる以上に近いところまで来る感じでびっくりした。ちなみに画像では隠してあるが位置的には会場の端っこ、すぐ左にはモニターがあり、ステージ上部はスクリーン越し(映像がOFFになると透けて向こうが見えるやつ、参考:URLを貼る)に見える感じであった。開演の16時になるとステージ上にデビ太郎とダンサーが登場。まずは「シャイニーエクササイズ」で体を動かす。体が暖まったところでライブ開始となった。今回も印象に残った場面を抜粋して書いていきたい。

1.Love letter

 アルストロメリアの楽曲。なぜか俺の担当「ラブレター」って曲2つ歌ってんな。そんなことを出たときには思っていた。今回は曲のイントロ、もしくは間奏中に出演者紹介があるあるのだが、黒木ほの香さん(大崎甘奈役)の「アルストロメリアが愛を届けに来ました~!」というセリフから始まる3人の自己紹介がそのまま曲中のセリフで使えるんじゃねえか?というぐらい自然だった。それにしても1番でラブレターを何度も書き直しててかわいいねって思ったら2番で結構重くなるの凄く癖になる。口内炎治った。


2.夢が夢じゃなくなるその日まで

 ノクチルの楽曲。ノクチルの曲は毎日のように聴いているのだが、最新の「CANVAS」シリーズの中では一番刺さった。疾走感もあるし、アイドルもそうだが日々を楽しんでいるノクチルの世界にこちらが引き込まれるように思えてくるのも良い。だがこの後、思いもよらぬ形で被弾することになる…!


3.くだらないや

 我が担当斑鳩ルカのユニット「コメティック」の楽曲。そもそもなぜルカが担当になっているのかというと1年前の5thライブで脳を焼かれるような衝撃を受けたのが大きい。(その前から割と好きだったけどね)そのルカがユニットとして登場してきたのがこのコメティックである。ルカ役の川口莉奈さんは歌も上手く、感情の込め方も引き込まれるようなものを感じる。そしてこのユニット自体も羽那役の三川華月さん、はるき役の小澤麗那さんがルカの引き立て役でも何でもなく、3人ともセンターのようになっているのも特徴だろう。前日にイルミネの「Twinkie way」を歌ってる時に思ったのだが、もしかしてイルミネの対極のつもりなのかな。


4.SOLAR WAY

 元々は「team sol.」と位置付けられた283プロメンバーを3つに分けたユニットの曲だが、今回は「team Luna」の面々で歌われた。その中にはルカが居たので「いやお前ソル(太陽)から一番遠いやんけ!!」と配信を見ていて笑ってしまった。実際に現地で見てみても川口さんがずっと表情を崩さずにルカの役に入り込んだまま歌っていたのが印象的だった。ルカ、お前今どんな気持ちなんだ。 


 その後は七草にちか(紫月杏朱彩さん)によるDJコーナーにより混成ユニットやシャッフルユニットで曲が披露され続け、そして最後の一曲に来たのが


北原沙弥香さん(和泉愛依役)「また明日手を振るきみの~」

ぼく「あ!!?????」


5.今しかない瞬間を

  ノクチルの「今しかない瞬間を」をストレイライトが歌ってる?????????????????

いやいやいやいやお前何してんだにちか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


 取り乱した。まあ取り乱さないわけがない。ストレイライトといえば普段から3人でライバル同士のようなステージばかりやってるのにここに来て「家族のような」ストレイライトを出すな〜〜〜という感じである。

 曲の話に移る。この曲はノクチルの4人が今しかない瞬間を楽しもうというメッセージなのだが、例えば今朝行った法隆寺は小学校の修学旅行以来の訪問だった。修学旅行は今おこなっている旅行に比べたら時間は縛られる、行動は縛られる、寝たくも無いのに寝ろと言われ、起きたく無いのに起きろと言われる。そんなガチガチに縛られた旅の中で法隆寺に一緒に訪れたクラスメートと過ごしたあの時間は確かに「今しかない瞬間」だったし、時が流れて大人になった今過ごしている時間も今しかないものだと思った。とにかく大人になった今だからこそ沁みるんだなあと言う曲である。

6.ハナムケのハナタバ

 現時点で2024年一番いい曲だと思っている。コメティックのシャニソンイベント楽曲。昨日来なかったので「横浜でやるかな~でも昨日とシャニソン曲入れ替わりでやるかな~」と思ってたので来た瞬間はうれしかった。この曲自体「別れ」を歌っているのだがそこまで湿っぽさも無いのがかなり自分の刺さったなのかなと思いつつ、コメティック3人にそれぞれ照準を合わせたイベントコミュも心に残っている。

 個人的な話になるが、この曲が出てきた2023年の大晦日にこの曲を思い出すような出来事が起きた。知り合いのオタクの推し声優が病気で活動休止するという知らせが入ったのだ。接近イベントの感話を聞いていると少し気になっていたので「来年はちょっと俺も行こうかな」と思ってた矢先の出来事だった。そんな出来事が起きたときに流れてたのがこの曲だった。聞くたびに段々その声優さんのことを思い出すようになってしまった。別れは避けられないものだが、こっちが忘れなければいいもの。そう思えば自然と「また会えるようになるかな」と感じるようになってきた。

 ところで落ちサビ前の「ブルーオレンジ」の部分で歌詞に合わせて青とオレンジのどっちかを折ろうとして右でUO、左手にブルーを持って構え、ブルー側だったのでブルーを折った後周りを見たらほとんどがUOだった。歌詞に合わせて折ればめちゃくちゃ綺麗じゃないですか?やりませんか?

アルコールの力を借りて書いてるので今こんな感じで書いてる


長いので分割 つづく