2025年10月1日水曜日

2025/9/7~8 【デレステ10th横浜遠征】寝覚月の煌めき②

 第3章 この世界に刻む証を

戻るぜよ、あん世界へ…
 キメェオタクがKアリーナ横浜に参上…
会場はすでに熱気に包まれていた。
 ビジョンを見たらTwitterでずっと流れてた190人の新ビジュアル動画が流されてた。そういえば今新ビジュアル作るのって何か意味があるのか?
公式かと思ったら有志広告らしい。すごい。

 いつもならこの人ごみから1人1人知り合いを探していくのだが今回はすでに合流しているので特にやることが無かった。今思えばフラスタとか見にいけばよかったと思ったが遠めにしか見られなかった。(後でネット上にアップされてるやつを見た)
なんやこいつ。
 毎回思うがライブ前のこうしたオタクの集まりって違う楽しさがある。福岡や先月セントレアで会った顔も居れば3~4年ぶりに再会したオタクも居た。ちなみに今回はメンバー的に「アンデッド・ダンスロック」をやるだろうと思ってURを袋買いして会う奴全員に配ってやろうと思ったのだが、まさか昨日やってしまったので役割が無くなってしまった。悔しいので配布だけした。ついでに新しく拵えた横浜仕様の名刺を配りながら「みんな俺のことを藤本里奈Pと忘れてるだろうから…」と言ったら「忘れるか!」「みんなわかっとるわww」などと総ツッコミを食らった。アイマス現場は暖かいでホンマ。
著者近影(撮影:ねぎまぐろさん)

 ということで開演時間が近づいたので入場。QR出すのに時間がかかって手間取ってしまった。
入口にも190人のビジュアルが
明日ゆっくり撮ろうと思ったらもう撤去されていた。
ということで席はレベル7、もう何も驚かない。
嫌なのはかなり階段を上がらないといけないことと上の方にある柱が邪魔なことぐらいで、モニターすらが見えなかったSOLの会場なんかより100倍ぐらいマシ。
開演時間まで謎に落ち着かなかったのでコラボドリンクのレモネードを飲みながら外の髙島線を眺める。
りんごろうのステッカーを貰った。
レベル7のバーから流れてくるBGMが諸事情(東京~有楽町でちんちん出したせい)で出来ない曲ばかり流れてきて面白かった。
向こうの橋が単線化されたものであることに気づいた。こんな時に気づくことあるんだ。
ということで再び客席へ。ついにデレステ10thツアー、最後のライブが始まる。

 いつものオープニングが始まり、出演者が出てくる。何度も見た光景だが今日は「藤本里奈がおる!」みたいな気持ちでいつもより高まった。

1.お願い!シンデレラ

 え????????
1曲目??????うせやろ?????と思った人が大半だったと思う。トップバッターで披露されるのも3rd以来らしい。最近はというより、ライブに行き始めた頃にはすでにアンコールのラストに披露されることがお決まりだったおねシン、最初はコールすらよくわからなかったのにもうしっかり出来るようになった。この辺は俺も成長したなと思う。誰もがシンデレラ、俺もシンデレラ、お前もシンデレラや。
それはそれとして「じゃラスト何やんの???」となった。その答えは3時間半後に出る。ところで皆さんは誰のソロバージョンが好きだろうか。

2.オトメゴコロ更新中

 関裕美と辻野あかりのユニット曲、内輪ネタ的には結構ドンピシャなメンバーなのでイベント予告で普通に盛り上がった思い出がある。今回は会沢紗弥さんがケガをしてパフォーマンスに制限がかかるという予告があり色々なオタクの意見を見てたら居ても立ってもいられなくなり、初めてスペースの機能を使った。まずは「アイドルとして、関裕美として考えうる最善の策を取ってステージに立つ」という選択をしてくれた会沢さんに賛辞を贈りたい。今言えることはそれ以上もそれ以下もない。それにこの数日後のデレステの更新停止に対する会沢さんのツイートを見て彼女の思いが全てだと思った。


3.Brand new!

 第1回のボイスアイドルオーディション(VIA)でボイスが付いたあかり、砂塚あきら、桐生つかさの3人が歌う曲。第1回のVIAの時は八神マキノに声を絶対につけたかったのでしばらくこの曲と和解できなかった。MVはかなりいいのでオリメン以外で遊んでいた思い出が深い。その後第2回のVIAでマキノにボイスがつき、10thファイナル(寒い方)でようやく和解できた気がする曲だった。個人的には現地チケットを買わなかった#cg_ootdのDay1アンコール2曲目にやってきたのが印象に残っていて、あのライブ前後4日間の思い出を思い出す曲でもある。それにしても3人が寒かった10thの時より楽しそうに歌ってるのを見ると嬉しい。

4.LOVE☆ハズカム

 今回は、これを聞きに来た。この記事を読んでいる人間の99%にはもはや説明不要だと思うが、藤本里奈のソロ曲である。7th幕張以来の現地。金子真由美さんも10thセントレアからずっとライブに出演されていなかったので4年ぶりの披露だった。ゲームバージョンでもいい、とにかくこの曲を聴くことに意義があった。この4年間というのは藤本里奈の出番が少なく、本当に寂しい思いをしていたのだが、全てはこのKアリーナを埋め尽くしたピンクのライトとその真ん中にいる私の大切な担当アイドルという景色を見るための時間だったのかな。
 終わった後普通にみんな俺に感想を言ってきて、その時みんな「聞きたかったよ~」「良かった~」とか言ってくれたのが嬉しい。それだけでいいんだ。
 藤本里奈、最強のアイドルです。

5.ハピガ!

 その次がこれなので「LOVE☆ハズカム」のことみんな覚えていなかったらどうしようとか考えてたけど普通に杞憂だった。

 まあそれはともかく5th以来の出演となる輿水幸子のソロ2曲目である。ちなみに一時期これを狂ったように聞いてたので自然とコールできていた。(コール本くれた人たちありがとうございました)輿水幸子という「カワイイ」アイドルの魅力を詰めまくった曲だと思うのだが、そんな幸子の内面の強さなんてものも垣間見えるような素敵な曲だと思う。知り合いに幸子Pが全然いなくて言う機会が無さ過ぎるのでここに書いておきたい。聞きたかったよ。

6.Home Sweet Home

 出演者見て絶対やると思った。まあコンステの時にも見たのでこれが2度目だったのだが、あの時よりも今回が話題になってる気がする。梅澤めぐさんの演技力をあのライブ以降非常に高く評価しているので最近アニメに出るようになって良かったなと思った。ところでこの曲って着席で見た方がいいんですかね?どっかのブランドでもミュージカル調の曲で同じようなことやってるし、ペンライトを振るのもなんか違う気がしてずっと持ってるだけだった。あとは内輪でこの曲のことを少し面白おかしくネタにしていたのでそれを思い出してしまってちょっと笑いそうになった。バッドエンドなのにね。
 この次のパートが「プリヴェ」だったのだがその時の落差でちょっと笑いが起きてたが、正直この曲の次に何が来ても落差激しいだろ。

 続いては「DJぴにゃ」によるメドレーコーナーである。(1回本物のレジェンドDJが生えたりしたこともあったな~)去年のシャニ6thでも気づいたのだが俺ってシャッフルパートに弱いなと思った。そんなシャッフル曲がこれだ。

7.エルドリッチ・ロアテラーによるクレイジークレイジー

 うおおおおおおおい!という声が出た。つくづく声出しが解禁されていて良かったと思う。アンデッド・ダンスロックを昨日DJパートで消費したのはこのためだったのか。クレイジークレイジーもMVが好きで何度もメンバーを変えたりして視聴した曲で好きな楽曲の上位に入るのだが、担当アイドルがそれを歌うとなると感情がおかしくなるのは当然だと思う。今回のツアー、マジでやりたい放題やってるな。

8.ドリームアウェイによるあいくるしい

 実は「あいくるしい」のことが好きで…
現地では何度も聞けなかったのだが今回は佐久間まゆと喜多日菜子の「ドリームアウェイ」による披露となった。このユニットは2人とも愛が重いという描写やイメージで語られがちだが、普段はプロデューサーに向けているような愛を歌うユニットがお互いに愛すような曲を歌っているギャップみたいなのにやられた気がした。

 そういえば今回はDJパートの途中に曲だけかけていて演者がわちゃわちゃするゾーンがあったのだが、あれはあれでいいのかもしれない。7thのダンサーさんがやってたような演出も面白かったのだが、バックダンサーを廃した現在は出演者が好きに動ける時間がもっとあってもいいかなと思った。個人的にはDay1で大坪由佳さんが「ありあけのハーバー」をしんみりした表情で食べているのが映っていて「あーこれがシンデレラだわww」と爆笑した。

第4章 光を届けよう

 ということでDJパートも後半戦である。え?もう30分ぐらいやってない?

9.オレンジタイム

 142’sが揃ったんだからやるに決まっている。これまでの披露ではどこか物足りなかったりしていたのだがこれでようやく完全体になった。イントロで上がる歓声も大きくやっぱりみんな幸子のことを待っていたんだなあと感じた。個人的には所沢でこの曲をやり始めた時間、ドームの外から差す光が夕日になっていて文字通りオレンジの光に包まれていた光景を思い出す。MVもかわいいので見ていない人は見てほしい。

10.あんずのうた→OTAHEN アンセム

 それぞれ杏とりあむのソロ曲を交換するパターンがやってきた。どっちもコール曲なのでやってると楽しい。7th幕張の平日限定あんずのうたが強烈に残っているのだが、そこに畳みかける形で杏のOTAHENアンセムが始まった。今思えば初披露が無観客のHNY、その後は星希さんの休養を経て去年東京でやったのが唯一の声出しだったのだが、今回は「声出し」「大型ライブ」でOTAHENのコールをすることが出来てめちゃくちゃ楽しかった。そういえば一時期コール全部覚えてやろうと思ってた時期があった。普段複雑なチャンステーマを覚えてるので出来ると思ったのだが流石に全部は無理だった。

11.キラッ!満開スマイル

 元々は「シンデレラガールズ劇場」アニメのテーマ曲だったのだが、昭和を思い起こすようなメロディーの王道アイドルソングという感じで担当補正もあって結構好きな曲だ。思い出としては矢場町でLVを見た時の6th開演前に流れていて「ああこれからライブが始まるんだ」というワクワク感があふれ出してきた曲だ。そういえばこれまで現地で聞いていなかったのが不思議な感じなのでコールが「あれ?ここってコールしていいんだっけ?」という部分があやふやだったのだが途中からちゃんとできてよかったと思う。この感じ、初めて行った6thを思い出す。

12.純情midnight伝説

 炎陣が、5人揃う。そりゃくるだろ。
 デレステ黎明期を支えた曲だと思うのだが、正直この曲から松永涼や藤本里奈を気にするようになった気がする。6thも7thも10thも好きだったのだが、オリメンが揃っていなくても、SoLみたいにメンバーが意外なメンツになっていても盛り上がろうと思っている。いやそもそもね、この曲で俺がクソデカ声出してなかったら嘘やって。前の席の人ビビってないかな、不安である。10thの時って俺どうしてたんだろう。不安になってきた。

ところでさっき曲シャッフルの話に触れたのだが、オレンジタイムも純情midnight伝説も「ここだけは譲れない」という強い思想を感じた。正直今回オリメン揃っててやらなかったらお気持ち表明しようと思ったのだが、まだまだ大丈夫だと思った。

つづく

2025年9月18日木曜日

2025/9/7~8 【デレステ10th横浜遠征】寝覚月の煌めき①

  初めてこのゲームを開いた時、初めて担当アイドルと出会った時、初めてライブに行った時。そんな数々の思い出を取り戻した福岡から2か月ほどが経過した。

残りはただ1つ。そんな最後の思い出を取り戻しに行く物語。

相変わらずだけど今回もライブまで長いよ


第1章 時空を超えて

  9月6日(土)→7日(日) 晴れ

 今回はDay2だけ現地。Day1は配信で鑑賞。デレマスのライブを見始めてだいぶ経つのだが音響でトラブルが起きて中断するのは初めて見た。その結果家を出る時間が間に合わなさそうだったのでハイファイデイズから先はご飯を食べながら見て、慌てながら家を出発した。

鶴舞に到着。今回は中央線で名駅に向かい、夜行バスに乗車する。
当初の計画では「横浜で降りようかな」と考えていたので今回はドリームなごやではなく「ファンタジアなごや」4号に乗車。京成バスの車両だ。名前は狙ったかどうかで言うと、ちょっとだけ狙った。なお結果的に東京まで乗る計画に変更した。
車内はこんな感じで、点灯中は星空が広がっている。なんともお洒落。22:50に発車、栄や千種駅前で乗客を拾いつつ、明朝横浜のYCAT(横浜シティエアターミナル)、東京駅日本橋口、東京ディズニーシーに至る路線だ。発車後の車内案内で途中のサービスエリアの停車は乗客の開放休憩ではなく乗務員の休憩であることを知らされる。いやお前の休憩場所なんか知らんねん!と思いつつ、名駅で飲み物を買っていたことに安堵する。
6:19 予定より10分ほど早く東京駅日本橋口に到着。正直いつもよりは寝られた。睡眠のサイクルを調整したのもあるのだが最近仕事が忙しくて疲れ気味だったのも大きかったと思う。とりあえず7時間ほどの監禁生活でバキバキになった体をほぐしに行こうと思う。
山手線に乗車。
鶯谷の萩の湯でさっぱりする。風呂上がりに着替えていたらすぐ横で無重力シャトルの話をしている人がいたので同じこと考えてる人たちがいるんだと思った。その後は秋葉原で朝食。
コンステの時以来に秋葉原で朝マック。
新幹線を眺めていたらE2系が通りがかった。10年前に比べるとだいぶ減ったと思う。
その後は明神男坂から神田明神へ。
 デレステの更新終了と同時にデレスポが8月に終了したのだが、その機能はデレステのアプリ内に統一された。それと同時に最大15人までアイドルを召喚できるようになったのだが、今回は担当の5人を召喚してみた。この端末が冬だったらいいホッカイロになるのにと思えるぐらい熱を発したのでこれが限界だと悟った。
坂を上がって神田明神。お参りを終えておみくじを引く。
おい。
おい。
おい。
電話出ろ。

いや凶なんて久しぶりに引いた。歌鈴ちゃんに祓ってもらわないと。

気を取り直して御茶ノ水駅に向かう。
今思えば神田明神に行くようになったのが10年前、その時から続いた工事もここまで完成した。そう思うと感慨深い。まだ工事は続いてるんですけどもね。
中央線で東京駅に戻り、いよいよ横浜に向かう。
写真は違う列車である
9:20発 東海道線熱海行きに乗車。トイレに入りたくて端っこまで移動したのに使用中だった。発車してもずっと使用中だったので「こいつ無賃か????」と思い壁ドン寸前まで行ったのだが品川を出たあたりで中から人が出てきた。速攻で済ませる。
9:36 川崎に到着。ここで一旦下車し、宿泊先のホテルに荷物の預かりについて問い合わせ、求めていた答えを貰ったところで乗りつぶしタイムに入る。前回の横浜遠征で行けなかった鶴見線周りを乗ることにした。
川崎9:43発 普通立川行き。南武線はワンマン運転を開始しているので駅の発車メロディーがすでに廃止されており、さらにモニターで操作したうえでドアを開閉している。
2分ほどで尻手に到着。
ここから浜川崎までの4.1kmを結ぶ南武支線が分岐している。
南武線はE233系で統一されている

 実際南武線の支線はこの尻手~浜川崎の路線のほかに鶴見~新鶴見信号場~尻手を結ぶ貨物列車用の支線も存在する。この記事では便宜的に南武支線と表記していく。
9:59発 浜川崎行きワンマン。車両は新潟や長野でおなじみのE127系である。2024年に205系を置き換える形で導入されたのだが、車内の仕様は新潟時代のままである。
首都圏なのに新潟に来ている気分になってしまった。
発車してすぐ川崎方面の南武線がカーブしていき、支線は直進する。そのまま東海道貨物線に寄生するような形で東海道線をまたぎ、八丁畷駅方面に向かう。
 南武線が開業したのは1927年。現在の川崎~登戸間が南武鉄道という私鉄路線で開業したことに始まる。この支線が開業したのは1930年。沿線の工業地帯の発展と共にその通勤の足として走り続けて今年で95年。ゲームの歴史なんかと比べていいのか困る数字だ。
貨物列車とすれ違う。貨物が本業で旅客が副業みたいなノリの路線という感じである。
小田栄駅。
近年は工場の移転などもあり残った土地が宅地化され、支線本線問わず南武線の利用者が上昇傾向にある。その流れで2016年に開業したこの駅は設置当初営業キロが設定されておらず、Suica等のICカードで入場すると隣駅の川崎新町から乗ったことにされるというミステリー小説のトリックに使えそうな現象が起きる不思議な駅だった。
10:06 終点の浜川崎に到着。あっという間だが濃密な7分間だった。
 浜川崎駅には「ヌシ」と呼ばれる持ち主不明のモーターカーが自然に還りつつある。
これはこれで現代社会への警告みたいなタイトルでアート作品にできそう。
 さてそんな浜川崎で鶴見線に乗り換えるのだが、ホームは道を挟んだ向こう側にある。
鶴見線駅舎。開業時は渡田駅という駅名だった。
勘の鋭い方ならお分かりだと思うが、これは前身の鉄道会社がそれぞれ違った名残である。南武支線は南武鉄道、鶴見線は鶴見臨港鉄道という2つの会社がそれぞれ国有化され現在の形になっているからだ。
 駅の開業は1918年。ここからすこし東側に貨物駅として開業。1926年に鶴見臨港鉄道も貨物駅を浜川崎に設け、3年後に渡田駅という旅客駅を開業。翌年、南武鉄道も浜川崎に貨物駅を設け、新浜川崎駅という旅客駅を開業。この2つの旅客駅がそれぞれ現在の浜川崎駅になっている。そんな渡田駅だった浜川崎駅鶴見線ホームに向かう。ちなみにどちらの路線も無人駅だ。こ線橋の中には駅に隣接するJFEスチールの製鉄所専用出入口も設けられている。
 鶴見線を走るのはE131系。千葉や北関東のローカルなどで活躍している車両だ。さっきから首都圏のど真ん中なのにやたらローカル色の強い車両ばかり乗っている。10:11発の鶴見行き普通に乗車。
 武蔵白石駅で支線が合流してくる。こっちは大川支線。朝と夕方にしか列車が運行されないので和田岬線や名鉄築港線のような感じ。ちなみに武蔵白石駅から分岐するが配線の関係で大川行きの列車はこの駅に停車することが出来ない。
広い貨物線とその向こうに広がるのは米軍鶴見貯油施設。在日アメリカ軍の横田基地に向けた燃料輸送列車がここから発着している。
 浅野駅に到着。ここからは「関係者以外駅から出られない」でおなじみ海芝浦駅に向けた支線が分岐している。駅名の由来は鶴見臨港鉄道の設立者である浅野総一郎にちなむ。
 ここまで乗ってみた感想としては「伊勢湾台風が来ず、複線のまま築港線や名古屋臨海鉄道が生き残っていた世界線」という感じだった。弁天橋を過ぎると鶴見や横浜の市街地に向かう人たちが多く乗車するようになりガラガラだった車内が活気づく。
 10:22 国道で下車。中々変わった駅名だが、これは駅と交差する国道15号線(京浜国道)にちなんだものだ。
駅自体がカーブの途中にあるため、足元がこんな感じになる。さっそく列車を降りて駅を観察してみることにした。
鶴見行きホームから高架下の通路をまたぐ橋。
浜川崎・扇町方面ホームへの階段。駅構内は薄暗い。
改札の様子。ここは無人駅だ。
 駅自体の開業は1930年。1971年に無人化されてからというより、ほぼ95年前の姿を保っているのではないか。
改札を出ると高架下の通路に出る。上にあるのが前述の橋だ。
高架下には民家のほかに店舗が建ち並んでいた。現在は1店のみ営業しているそうだ。
 この駅は95年前の空気、雰囲気をそのまま現代に残している。鶴見線に行くにあたってこの国道駅は絶対に降りたかったので一つだけ夢がかなった気がした。
ついでにARも撮影。
ファッション誌とかならこういう場所で撮影とかありそう。
再び電車に乗るためにホームへ。ちなみに撮り忘れてしまったが外には戦時中の機銃掃射の弾痕も残されている。そういった時代の傷跡もこの駅はすべて残している。
ホームの屋根は丸みを帯びており中々おしゃれ。新川橋とかで見た気がする。
10:45の鶴見行きに乗車。
東海道線を渡った先には1942年に廃止された本山駅のホーム跡がそのまま残されている。
鶴見駅に到着。折り返しは海芝浦行きになった。海芝浦にも行ってみたさはあるのでまた来たい路線だ。都会の喧騒を離れたいが、金が無いって時に鶴見線や南武支線は手軽にローカル線の雰囲気を楽しめる場所なんだなと思ったこの乗りつぶしだった。

第2章 ヨコハマ・インビテーション

 鶴見駅である。ここからは京浜東北線で横浜に向かう。
向こう側に見える線路は去年通ったJR相鉄直通線の線路だ。ここ鶴見は様々な列車が行きかいにぎやかな駅だ。10:54発の大船行きに乗車。
11:04 横浜着
1編成しかない黄色い京急が走って行った。凶を引いた割には運がよくないか?
さて、JRで横浜まで来た理由はひとつ。応援広告だ。今回はやたら多くて全部を回収するには効率を重視しなければならない。
メロー・イエロー
水本ゆかりさん、また来てください。このほかは随時載せていこうと思う。つづいて東急の駅にある応援広告を見る。
スターライトファンタジーって魂のライブだったよね。
今回は5th以来にやってくる幸子。ハピガ!聴かせてくれ。
VelvetRose
モノトーンでおしゃれ。こっちは一眼の方でも舐め回すように撮ってしまった。
190人の応援広告という荒業も見た。この記事の一番上にある写真はここから里奈の部分だけを抜き出したものである。あなたが勇気をもらったアイドルはどこにいるだろうか。
一瞬だけすーさんと合流し、ホテルに向かうためにみなとみらい線に乗り込んだ。
これも応援広告?颯と「まき」がおるし。
みなとみらい線の一日乗車券(460円)を購入して乗り込む。正直一日券以外で乗る気になれない。
横浜11:35発 各停元町・中華街行きで日本大通りで下車。
去年も下車したがここは横浜スタジアムの最寄り駅。ベイスターズ一色だ。
京田がいないやん。
ちなみに今日はここで試合があるので結構混雑するかなと思ったのだがナイトゲームなのでまだ人はガラガラだった。
ちなみに今回のホテルはハマスタの目の前である。
安心の東横イン
去年と同様チェックイン手続きをしてカードキーを貰い、大きな荷物をロッカーに突っ込んで身軽になっていざ出発。
消防救急発祥の地の碑
 と言ってもライブ会場ではなくまず有志の配布企画が行われている会場最寄りのみなとみらい駅へ。
なおこの土日はラブライブも横浜でライブをやっている。なんだこの異次元フェスは。
入場待ち列というか待機場所で20分ほど待たされる。万博東ゲートかよ。なんだかんだで30分ほどで入れたのまだ助かった。
毎回思うがみんな本当によく考えて企画してるな~と感心してしまう。私にはそんなモチベがもう無い。色々貰った後は横浜駅方面へ。
これ作った人マジで良かったなあ
とその前にみなとみらい駅構内の応援広告も撮影。通行人も目を向けていたしこういう広告って良いね。電車に乗り込んで横浜駅に向かうと買い物中のとばつるさん達が居たので合流。
去年もパスタ食ってからライブ行ってた気がする。
ここからは最近開業したばかりの歩道橋を通ってKアリーナへ。
はよ売却せえ
また工事が続いていた感じがしたが、来年にはまた変わってるのか?
Kアリーナ横浜に到着。今日はここでどんな煌めきが見られるのだろうか。

つづく