2025年5月15日木曜日

2025,4,26~27 Re:TOKYO TRIP②

 第3章 HIGHSPEED

 そばを高速で平らげ、再び横須賀中央駅のホームへ向かうと次に乗る快特がやってきた。京急のフラッグシップ車両、2100形だ。某鉄道ジャーナルには「日本で唯一料金不要で乗車できる2ドアクロスシート車」なんて嘘が書いてあったが、ちょっと考えたら213系とか出てくるだろうになぜそんなことをチェックもせずに出してしまうのだろうか。そんなのだから廃刊するのだろうが。
 13:35発 快特品川方面泉岳寺行きに乗車。先述の通りクロスシートでしかも2ドアなので詰め込みが利かず、横須賀中央の時点で座れなかったばかりか金沢八景からはほぼ片足立ちのような姿勢になってしまった。昼間だというのにとんでもない混雑だ。
多摩川を渡り、いよいよ東京に突入
 横浜で席が空いたのでようやく座れた。ここからはJRと並走する区間であり「ハマのあんちくしょう」の本領発揮…と思いきや突然の踏切安全確認で減速してしまった。それでも一旦停車とかで済ませそうなところを徐行で切り抜けてその後は何事もなかったかのように快走。さっきまでのJRとはえらい違いである。
 京急川崎で窓側の座席が確保でき、京急蒲田を過ぎた後はビルとビルの間を高架で抜けるように走り、八ツ山橋を渡ると14:23 品川に到着。ここで下車。
さっそくカメラで写真を…
あれ????
AFがなんかおかしい、手動にすれば撮れるのだが全然作動しない????
やばい、これは緊急事態である。しかしここは数々のトラブルに見舞われた経験が功を奏した。冷静になって色々スイッチをカチカチしてたら…

直った。とりあえずトラブルは収まった。
こういうときに大切なことは慌てないことである。
ラッシュ時に主に使用される行き止まり式の3番のりば
京急の品川駅は現在、立体交差事業のために移転工事が進んでいる。そのため現在の駅から少しだけJR寄りに移動するためこの駅はもうすぐ見られなくなる。
鉄道の世界も今しかない瞬間に溢れている。
ホテルは上野にあるのでJRへ移動。
この位置に京急の駅が移動してくるのは2029年度の予定である。
品川14:31発 山手線内回り
14:52 上野に到着。
上野と言えばパンダ。そんなことかパンダがお出迎え。そういえば和歌山のパンダは返還されるらしい。とはいっても上野のパンダしか見たことが無いのだが。
緑は霞ケ浦と帆曳船のイメージらしい
緑色の車体が見えたのでよく見るとE657系だった。フレッシュひたちの亡霊みたいな塗装は他にもやってるそうだが、それならE653系を戻しちゃダメなのか?と調べたらもう臨時列車用の車両は別の色に塗られているらしい。
ということで徒歩でホテルに移動、地図通りに進んでいたら裏口に着いてしまったので遠回りする。
ホテルが軒並み高すぎたのでカプセルホテル泊である。去年大阪でも同じことをしたのだが、カプセルはお風呂が大きいのが一番いいポイントだと思った。以前ここのホテルはフォロワーが泊っていて中々よさそうだと思ったのが選んだ理由である。
カプセルの中で野球中継を見ながら少し休む。
昔は「カプセルホテルって騒音とか狭さとか気にならない?」と思ってたのだが、普段のホテルでも大体横になっているので大して変わらないし、騒音もヘッドホンをしていれば案外気にならない。
いい具合の時間になったので会場に向かう。

第4章 MOONLIGHT

地下鉄で上野から外苑前まで移動。以前神宮球場に行く際に利用して以来だ。
さっきまで一瞬雨が降っていたらしく、空には虹がかかっていたそうだが地下鉄の出入り口を探していたので虹のことは後で知った。
申し訳程度のヤクルト要素。
駅前のスタバで昼公演に行った知り合いと合流して時間つぶしをする。
姿勢が首脳会談みたいになってしまった。
「嫌なんだよね、アーティストデビューしてアルバム1個で終わる女性声優が」という話をしたのち、会場に向かう。
六本木ヒルズを望む
「この道で合ってるのかな…」と思いながら進んでいたらライブの出演者一行とすれ違って思わず二度見してしまったと同時に、この道で合ってることを確信した。
今日の会場。
ライブハウスというより、普段レストランで使われてるようなところらしい。
チケットを表示し、地下にある入口から中に入る。
「ツボミシンフォニー」の時といい整理番号っていいシステムだけど番号の人いないことが多いなと思いつつ会場内へ。オールスタンディングは初めてなのでオリックスのファンクラブでもらったボディバッグが初めて役立つ。
 引き換えたオリオンビールを飲みながら開演を待つ。ちょっとどこに居たらいいのか分からなかったので端っこに行ったらすぐ横が階段でそこからケーブルが垂れるような形になっており、さらに上はPA卓があって出っ張っている部分だったのでジャンプするとかなり狭く、常にスクワットのような形になった。
19:00 開演。
 久しぶりに見る二ノ宮ゆいさんも天谷優美さんも相変わらずかわいかった。特に二ノ宮さんはこの1年で活動休止や事務所からの退所など色々あったこともあり「帰ってきてくれてありがとう」の気持ちしかなく見ただけで感動してしまった。
ということでセットリストはこんな感じだった。公式が貼れや。

 昼は知らなかったのだが、夜は1曲目からアガる曲を次々に続けてきて良かった。「みなさんお酒飲み過ぎないでね」なんてことを言われたのでオリオンビール1杯だけで済ませたのだが、盛り上がってる間に一気に酔いが回ったような気がした。お酒、こわい。
 生バンドのライブはシンデレラガールズなどで何度も鑑賞しているのだが、キーボード、ドラム、ベースと3人だけのバンドは初めてだ。途中でキーボードの人がアレンジを入れまくって出演者の人たちもだんだん「お??」みたいな表情になっていくのが面白かった、天谷さんとか明らかに笑ってたのだが歌い始めると表情がキリっと変わるのが良かった。
現地で大橋彩香さんの評価がめっちゃ上がった

みんなも聞きましょう(リンクは下記へ)


 MCではバンドメンバーが「俺らまだやれます!」なんて感じでアレンジを入れた話や二ノ宮さんが「戦ってきます」と言ってステージに出てきた話が残っている。このコンテンツは出演者もバンドも一緒に高めあってる感じが出ていてとても良いなと思ったと同時に、もっと広めなきゃいけないとも感じた。「この公演は映像化されない」と言われたときに周りに居た人と一緒に「これは!?」「これは!?」とか言ってステージ用のカメラを指さしたりするような一体感も生まれ、少人数だからこそ感じられるライブだった。秋場ゆりさんは「ハッシュタグ付けて感想つぶやいて!」と言っていたのでさっそく終わった後にパっと出せる感想だけを考えてツイートした。これが届けばいいと思う。
 そんなかんじで音に溺れた時間を過ごし、余韻に浸‥‥
りたいところだがこの後同日に開催されていたデレステ10th東京終わりの打ち上げに合流するために夜の港区を全力疾走した。行きと違う道を通ってしまったためにちょっと迷いかけたが特徴的な道の形を覚えていたせいで何とかなった。コインロッカーからボディバッグ以外のカバンを取り出し、銀座線で新橋に向かった。

 こっちはこっちで会沢紗弥が凄かったらしい、帰ったらアーカイブを見て確認することにした。こっちもこっちで二ノ宮ゆいの話、天谷優美の話、そして「コンテンツを続けるためにオタクは何をしたらいいのか?」という話もした。短い時間であったが有意義で楽しい飲み会だった。

 店の外に出ると4月に廃止された東京高速道路、通称KK線と長期通行止めになった首都高八重洲線があった。「へ~こんなところにあったのか~」という感じでみんな写真を撮ってしまった。
解散後はひとり上野に向かう。
真夜中の上野駅地平ホームに何となく立ち寄る。そこに汽車の姿はない。
かつては長距離夜行列車が発着していたこの場所も昼行特急や上野止まりの中距離電車が来るだけになってしまった。当たり前だったものは何一つ当たり前ではないのである。そこにあるコンテンツもいつか消えてしまうしそれまで思う存分楽しもうではないか。そして、出来る限り無くならないように我々にも出来ることがあるはずではないか?
そんなことを考える東京の夜だった。
翌日はメインイベントもないので適当に乗りつぶしをする予定を立て、温泉に入った後床に就いた。

つづく。

おまけ
Swing sing,の曲を、聞きましょう。

2025年5月1日木曜日

2025,4,26~27 Re:TOKYO TRIP①

はじめに
 今回の記事は去年末の東京遠征の記事をご覧いただいてから見るとちょっとだけ話しが分かるのかも…しれません。ぜひご覧ください。
以上宣伝終わり。

序章

 2024年という年は全体的に良いことがあまりなかった。コンテンツとの向き合い方の変化、好きな選手との別れなど、とてもじゃないが良い年とは言えなかった。そんな年のクリスマスイブ、皆さんはどのように過ごしていただろうか?私はジャズを聴いて過ごしていた。
「Swing sing」というジャズをテーマにしたコンテンツをご存じだろうか?まあ凄くざっくり言うとここのメインキャストに八神マキノ役でおなじみの二ノ宮ゆいさんが居ることで触れ始めたのだが、2023年4月には軽井沢まで1stライブを見に行ったこともあった。そのコンテンツの生放送がクリスマスイブにあったので見ていた。(ちなみに2週間前「見てくれる?」と言ってくれた天谷優美さんはインフルで休みだった。悲しい。)
 その中で再びライブをやるという告知が行われた。
4月1日に現場があると、嬉しい

キャストの半数がアイマス声優だったな

夜の軽井沢大賀ホール 寒かった

この時は楽しかったね。

てなわけで、再び「会いに行く」ことになった。


第1章  vsロングシート

4月26日土曜日

 春になったので流石に暖かいだろうと思って半袖で家を出たら思ってる以上に寒く、慌てて長袖に着替え出発。

早朝の鶴舞駅に到着。いよいよスタートである。
5:26発 普通名古屋行きで金山へ。
金山で5:34発普通豊橋行きに乗り換える。座れない。
早朝の電車なので一晩中飲んでた酔っ払いや同じように旅行に行くであろう人やイヤホンやマナーモードを知らない文明の輩が乗っている。
熱田で315系を目撃。武豊線用がこいつなのが凄く変な感じ
その後共和で無事座れたので持ってきたパンを食べて朝食とする。
大府を出て武豊線と別れるあたりでだいぶ明るくなった。そこで来年引退すると言われている311系をすれ違った。もう乗れるチャンスは数えるぐらいだろう。
その後はある程度客の乗り降りがどの駅でもある。さすが天下の東海道線だ。今日はこのまま大船まで東海道線をひたすら上っていく。
蒲郡に到着。駅から海が見える。
最近割とやってくるのだが大体新快速に乗ってるので各駅停車だとこんなに時間がかかるのかと思いちょっと疲れてしまう。
6:53 豊橋着。以前は浜松行きだったのだが、この春のダイヤ改正で豊橋で基本的に運転系統が分断されてしまった。何を考えてるんだか。
ここからは7:09発の普通静岡行きに乗車。こいつは浜松を超えて静岡に行く。ほなさっきのも浜松まで行けってね。
 ここで313系の種類について簡単な説明をしよう。座席の種類はオール転換クロス、転換クロス、ボックス、ロングの4種類が存在する。オール転換クロスのは元セントラルライナーの8000・8500番台や新快速でおなじみの5000番台など。0番台や1000番台などの大半の車両は転換クロスシート。ローカル線のワンマン列車を中心に使われるボックスシートの3000番台。そして今回乗車するのがオールロングシートの2300番台である。静岡地区にはこの2300番台のほかロングシートが多く投入されており、かつてはロングシート耐久戦をすることになっていたのだが、ここ数年で車両の転属などが起き、静岡地区でもクロスシートに乗れるチャンスが増えたのである。
 前回は御厨から沼津まで8000番台だったので快適に移動できた。もちろん今回も快適な移動を狙い、上り普通列車に乗り込んだ。発車の数分前に豊橋止まりが到着し、その乗客が大量に流れ込んで車内は満員になる。というかロングシートなので両隣に誰かが座ると窮屈である。なぜ、デブに限って隣に来るんだ?
7:44 浜名湖の景色も見ることなく浜松に到着。今なら2300番台の悪口めっちゃ言える。
なんかレトロな看板
誘惑。
ちょっと気分転換に駅の外に出る。今思えば改札外に出るのが初めてである。
家康くん。
ということで熱海行きを待つ。オレンジ色の車体が見えることを期待したのだが…
おい
8:10発 普通熱海行き。
こいつはT編成、2500番台である。
天竜川を渡る。こう見るとロングシートは景色が広く見える。”空いていれば”良いだろう。
いつも新幹線で見かけるポーラ化成工業袋井工場
この列車は6両なのだが静岡で3両に減らされるのでどこかで下車して後続の熱海行きを待つことにした。今回は通算訪問駅900駅が近づいている中の遠征なので下車駅を稼ぐスタイルで行くことにした。
8:31 愛野駅で下車。ここは2002年のFIFAワールドカップ会場だったエコパスタジアム、シンデレラ5thライブが行われたエコパアリーナを内包した小笠山総合運動公園の最寄り駅である。
ここで降りてライブに行くことはあるのだろうか?
愛野ということで愛野渚さんをARで召喚。
次の列車は…?
315系…??
!?
勝ち。
 8:45発 普通熱海行きは315系4両と313系2両。313系は300番台の転換クロスシートだった。
これで熱海まで快適に向かうことになった。
掛川駅で天竜浜名湖鉄道の車両と遭遇。こっちもいつか乗りたい路線である。
藤枝駅には明治22年製のランプ小屋が残されている。同じような小屋は原駅にも残されている。こういった貴重な遺産はいつまでも残してほしいものである。
10:00 由比に到着。ここで特急ふじかわ3号に追い越されるあたりも前回と全く同じである。そう、今回と前回は同じ時間軸で移動しているのである。
この付近は薩埵(さった)峠と呼ばれる東海道屈指の難所で、すぐ近くまで海が迫っている。東名高速や国道1号が富士山や駿河湾と絡んだ写真をご覧になった方がいると思うが、あの場所がこの付近である。この付近は地盤も軟弱で、1707年の宝永地震、1845年の安政東海地震などでは崩落や地面が隆起するなどの現象も確認されている。
ここを超えると富士山が車窓左手に見える…はずだったのだが。
吉原からは岳南電車が発着している。岳南電車は工業地帯の中を縫うように走る区間が存在するなど変わった車窓が楽しめる路線である。
前回下車した沼津を過ぎ、三島、函南を出ると全長7804メートルの丹那トンネルに入る。ここは前回紹介した御殿場線から「東海道線」の名称を奪った元凶(?)のような場所で、このトンネルの開通により東海道線は現在の熱海経由となった。
山と山の間から海が見えるようになる熱海付近の車窓が好きだ。
10:59 熱海に到着。静岡を横断するのに2時間49分をかけた。
6年ぶりに来た熱海駅は特に何もせず、すぐ次の電車に乗り換える。

第2章 あの場所へ

熱海駅で話題のLED職人
ここからはいよいよJR東日本区間。
上野東京ライン普通小金井行きに乗車、大船まで向かう。
トイレを探して車内をうろうろしてる間にしばらく立ち席になった。
熱海を出るとすぐトンネルに入る、その後山間を走ると小さな川を渡る。
ここは千歳川、これが静岡と神奈川の県境である。いよいよ関東に突入する。
 有名撮影地の鉄橋が近い根府川駅付近を走行、根府川駅は1923年の関東大震災で列車ごと駅が土砂崩れで海に押し流され、今も海底に駅が残されている。
小田原を過ぎて乗客が旅行客中心の客層から日常的な利用者が多くなる。
国府津で沼津から分かれた御殿場線と合流。ここから1日ぐらい313系を見ないことにある。
今日の要素その1・二宮駅。
12:06 湘南モノレールが見えると大船に到着。
高さ25メートルの大船観音がお出迎え。
ここで東海道線から抜け、横須賀線に乗り換える。
ちょうど対向に特急踊り子がやってきたので撮影。
コンコースに上がると何やら横須賀線ホームの方が騒がしかった。なので案内を見てみると…?

おい

まあ遅れてるけど別にこのまま先端まで行くだけだし、予定では逗子乗り換えだったのがどうやら久里浜方面まで直通で行けそうなので結果オーライ?
んなわけねえだろ、15両編成2本分ぐらいの乗客で地獄みてえな混み方じゃねえかよクソボケが。
11:58発 普通久里浜行き(+19分)に乗車。とはいえこいつら全員鎌倉で降りるんだろ?とか考えてたら本当に8割ぐらいの乗客は鎌倉に行く観光客だったらしく、一気にガラガラになった。
逗子で11両に減った列車に乗り続けると本日最初の目的地が見えてきた。

終点の1個手前、衣笠駅に到着。
 前回の遠征で一緒にチェキを撮った衣笠晴香さんにちなんだチョイスだった。2月にH4Kの解散が発表された時、酔いがさめるほどの感覚に襲われた。その後何をするべきか悩んだ結果初めて女性声優に手紙を書いたのであった。そこには「やりたいこともまだたくさんあった」という旨を書いたのだが、その一つがこの衣笠駅への訪問だった。
きぬちゃん、衣笠駅だよ…(はるか駅は愛媛にあるけどね)
E235系は桜とか表示してくれる。面白い。
駅の様子。島式ホーム1面2線の駅で、こ線橋を渡った先に改札口や駅舎がある。
きぬちゃん、衣笠大通りだよ…
 ちなみに駅スタンプは討伐される九尾の狐の絵だった。これは妖孤の化身だった玉藻前を討伐した三浦介義明の伝説にちなんだものである。
「同じ名前だから」というこじつけで色々な場所に行く界隈が存在する。その1つの行動がこの衣笠訪問だったのだが、そんな理由でもこういった歴史や伝説に触れて、また一つ自分の引き出しが増えていくのは良いことだと思う。旅に理由は必要ないのである。
ダイヤは乱れ続けているので数分の遅れでやってきた久里浜行きに乗車。
横須賀線は横須賀から先単線になる。そのせいで余計に遅れが回復しないのだろう。
前面展望を見ると複線にできそうな感じなのだがそこまで本数が無いしいいだろうと判断されたのだろうか。
利用者は京急の方が多いので寂しい雰囲気
久里浜に到着。これで横須賀線を完乗。2025年初のJR完乗路線ということに加えてこれで15年連続で新規完乗区間を作ることになった。
駅には横浜支社の訓練センターが併設されており、元京浜東北線・根岸線を走行していた209系を使った訓練車両が見えていた。
かつて機関区があった名残で駅構内は広く、この先には引き揚げ線も存在する。
ここで一旦JRと別れ、徒歩で数分のところにある京急久里浜駅に向かう。久里浜という町は京急の駅が中心になっているので利用者もこちらの方が多い。
ここが駅の入り口ではなく、ここからさらに歩かされた。なんか騙されたような気分である。
そういえば昼ご飯はどうしようか。などと考えてるうちに特急が入線していたので乗車。
13:13発 特急京成線直通京成高砂行きに乗車。車両は京急の主力車両1000形だった。
京急ファインテック久里浜工場
 ここは本線ではなく、京急久里浜線という支線である。久里浜線は堀ノ内~三崎口の13・4キロを結び、ほぼすべての特急・快特は本線に直通しており浦賀方面に分岐している本線よりも本線といった感じの路線である。正直自分もこっちが本線だと勘違いしていたほどである。
 先述のように昼ご飯の場所を探していたところ「京急に駅そばってなかったっけ?」と思い、調べてみた結果なんと久里浜駅構内に存在していたことが判明。何をしてんねん。
だが慌ててはいけない。この先にも存在するはずなのだ。
さっそく見つけたので特急を降りる。
13:21 横須賀中央で途中下車。
改札外だったが立ち食いそば「えきめんや」に立ち寄る。
 熱々のそばをいただく。次の快特に乗りたいので10分も経たずに完食して退店。これは長年の旅行の経験だが、飯は食える時に食え。これが信条になりつつある。再びホームに戻り、品川方面に向かうことにした。
つづく