第3章 この世界に刻む証を
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戻るぜよ、あん世界へ… |
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公式かと思ったら有志広告らしい。すごい。 |
いつもならこの人ごみから1人1人知り合いを探していくのだが今回はすでに合流しているので特にやることが無かった。今思えばフラスタとか見にいけばよかったと思ったが遠めにしか見られなかった。(後でネット上にアップされてるやつを見た)
なんやこいつ。 毎回思うがライブ前のこうしたオタクの集まりって違う楽しさがある。福岡や先月セントレアで会った顔も居れば3~4年ぶりに再会したオタクも居た。ちなみに今回はメンバー的に「アンデッド・ダンスロック」をやるだろうと思ってURを袋買いして会う奴全員に配ってやろうと思ったのだが、まさか昨日やってしまったので役割が無くなってしまった。悔しいので配布だけした。ついでに新しく拵えた横浜仕様の名刺を配りながら「みんな俺のことを藤本里奈Pと忘れてるだろうから…」と言ったら「忘れるか!」「みんなわかっとるわww」などと総ツッコミを食らった。アイマス現場は暖かいでホンマ。
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著者近影(撮影:ねぎまぐろさん) |
ということで開演時間が近づいたので入場。QR出すのに時間がかかって手間取ってしまった。
入口にも190人のビジュアルが明日ゆっくり撮ろうと思ったらもう撤去されていた。
ということで席はレベル7、もう何も驚かない。
嫌なのはかなり階段を上がらないといけないことと上の方にある柱が邪魔なことぐらいで、モニターすらが見えなかったSOLの会場なんかより100倍ぐらいマシ。
開演時間まで謎に落ち着かなかったのでコラボドリンクのレモネードを飲みながら外の髙島線を眺める。りんごろうのステッカーを貰った。
レベル7のバーから流れてくるBGMが諸事情(東京~有楽町でちんちん出したせい)で出来ない曲ばかり流れてきて面白かった。
向こうの橋が単線化されたものであることに気づいた。こんな時に気づくことあるんだ。
ということで再び客席へ。ついにデレステ10thツアー、最後のライブが始まる。
いつものオープニングが始まり、出演者が出てくる。何度も見た光景だが今日は「藤本里奈がおる!」みたいな気持ちでいつもより高まった。
1.お願い!シンデレラ
え????????
1曲目??????うせやろ?????と思った人が大半だったと思う。トップバッターで披露されるのも3rd以来らしい。最近はというより、ライブに行き始めた頃にはすでにアンコールのラストに披露されることがお決まりだったおねシン、最初はコールすらよくわからなかったのにもうしっかり出来るようになった。この辺は俺も成長したなと思う。誰もがシンデレラ、俺もシンデレラ、お前もシンデレラや。
それはそれとして「じゃラスト何やんの???」となった。その答えは3時間半後に出る。ところで皆さんは誰のソロバージョンが好きだろうか。
2.オトメゴコロ更新中
関裕美と辻野あかりのユニット曲、内輪ネタ的には結構ドンピシャなメンバーなのでイベント予告で普通に盛り上がった思い出がある。今回は会沢紗弥さんがケガをしてパフォーマンスに制限がかかるという予告があり色々なオタクの意見を見てたら居ても立ってもいられなくなり、初めてスペースの機能を使った。まずは「アイドルとして、関裕美として考えうる最善の策を取ってステージに立つ」という選択をしてくれた会沢さんに賛辞を贈りたい。今言えることはそれ以上もそれ以下もない。それにこの数日後のデレステの更新停止に対する会沢さんのツイートを見て彼女の思いが全てだと思った。
スターライトステージ、止まらないで。青春全部かけたナニカだったから。声優を目指す私の憧れで、声優の私の帰る場所だから。裕美ちゃんのオーディションを受けるきっかけをくれたから。まだマイ・スイート・ハネムーンのMVを見てないから。
— 会沢紗弥 official (@_saya_aizawa) September 16, 2025
大好きだから。
3.Brand new!
第1回のボイスアイドルオーディション(VIA)でボイスが付いたあかり、砂塚あきら、桐生つかさの3人が歌う曲。第1回のVIAの時は八神マキノに声を絶対につけたかったのでしばらくこの曲と和解できなかった。MVはかなりいいのでオリメン以外で遊んでいた思い出が深い。その後第2回のVIAでマキノにボイスがつき、10thファイナル(寒い方)でようやく和解できた気がする曲だった。個人的には現地チケットを買わなかった#cg_ootdのDay1アンコール2曲目にやってきたのが印象に残っていて、あのライブ前後4日間の思い出を思い出す曲でもある。それにしても3人が寒かった10thの時より楽しそうに歌ってるのを見ると嬉しい。
4.LOVE☆ハズカム
今回は、これを聞きに来た。この記事を読んでいる人間の99%にはもはや説明不要だと思うが、藤本里奈のソロ曲である。7th幕張以来の現地。金子真由美さんも10thセントレアからずっとライブに出演されていなかったので4年ぶりの披露だった。ゲームバージョンでもいい、とにかくこの曲を聴くことに意義があった。この4年間というのは藤本里奈の出番が少なく、本当に寂しい思いをしていたのだが、全てはこのKアリーナを埋め尽くしたピンクのライトとその真ん中にいる私の大切な担当アイドルという景色を見るための時間だったのかな。
終わった後普通にみんな俺に感想を言ってきて、その時みんな「聞きたかったよ~」「良かった~」とか言ってくれたのが嬉しい。それだけでいいんだ。
藤本里奈、最強のアイドルです。
5.ハピガ!
その次がこれなので「LOVE☆ハズカム」のことみんな覚えていなかったらどうしようとか考えてたけど普通に杞憂だった。
まあそれはともかく5th以来の出演となる輿水幸子のソロ2曲目である。ちなみに一時期これを狂ったように聞いてたので自然とコールできていた。(コール本くれた人たちありがとうございました)輿水幸子という「カワイイ」アイドルの魅力を詰めまくった曲だと思うのだが、そんな幸子の内面の強さなんてものも垣間見えるような素敵な曲だと思う。知り合いに幸子Pが全然いなくて言う機会が無さ過ぎるのでここに書いておきたい。聞きたかったよ。
6.Home Sweet Home
出演者見て絶対やると思った。まあコンステの時にも見たのでこれが2度目だったのだが、あの時よりも今回が話題になってる気がする。梅澤めぐさんの演技力をあのライブ以降非常に高く評価しているので最近アニメに出るようになって良かったなと思った。ところでこの曲って着席で見た方がいいんですかね?どっかのブランドでもミュージカル調の曲で同じようなことやってるし、ペンライトを振るのもなんか違う気がしてずっと持ってるだけだった。あとは内輪でこの曲のことを少し面白おかしくネタにしていたのでそれを思い出してしまってちょっと笑いそうになった。バッドエンドなのにね。
この次のパートが「プリヴェ」だったのだがその時の落差でちょっと笑いが起きてたが、正直この曲の次に何が来ても落差激しいだろ。
続いては「DJぴにゃ」によるメドレーコーナーである。(1回本物のレジェンドDJが生えたりしたこともあったな~)去年のシャニ6thでも気づいたのだが俺ってシャッフルパートに弱いなと思った。そんなシャッフル曲がこれだ。
7.エルドリッチ・ロアテラーによるクレイジークレイジー
うおおおおおおおい!という声が出た。つくづく声出しが解禁されていて良かったと思う。アンデッド・ダンスロックを昨日DJパートで消費したのはこのためだったのか。クレイジークレイジーもMVが好きで何度もメンバーを変えたりして視聴した曲で好きな楽曲の上位に入るのだが、担当アイドルがそれを歌うとなると感情がおかしくなるのは当然だと思う。今回のツアー、マジでやりたい放題やってるな。
8.ドリームアウェイによるあいくるしい
実は「あいくるしい」のことが好きで…
現地では何度も聞けなかったのだが今回は佐久間まゆと喜多日菜子の「ドリームアウェイ」による披露となった。このユニットは2人とも愛が重いという描写やイメージで語られがちだが、普段はプロデューサーに向けているような愛を歌うユニットがお互いに愛すような曲を歌っているギャップみたいなのにやられた気がした。
そういえば今回はDJパートの途中に曲だけかけていて演者がわちゃわちゃするゾーンがあったのだが、あれはあれでいいのかもしれない。7thのダンサーさんがやってたような演出も面白かったのだが、バックダンサーを廃した現在は出演者が好きに動ける時間がもっとあってもいいかなと思った。個人的にはDay1で大坪由佳さんが「ありあけのハーバー」をしんみりした表情で食べているのが映っていて「あーこれがシンデレラだわww」と爆笑した。
第4章 光を届けよう
ということでDJパートも後半戦である。え?もう30分ぐらいやってない?
9.オレンジタイム
142’sが揃ったんだからやるに決まっている。これまでの披露ではどこか物足りなかったりしていたのだがこれでようやく完全体になった。イントロで上がる歓声も大きくやっぱりみんな幸子のことを待っていたんだなあと感じた。個人的には所沢でこの曲をやり始めた時間、ドームの外から差す光が夕日になっていて文字通りオレンジの光に包まれていた光景を思い出す。MVもかわいいので見ていない人は見てほしい。
10.あんずのうた→OTAHEN アンセム
それぞれ杏とりあむのソロ曲を交換するパターンがやってきた。どっちもコール曲なのでやってると楽しい。7th幕張の平日限定あんずのうたが強烈に残っているのだが、そこに畳みかける形で杏のOTAHENアンセムが始まった。今思えば初披露が無観客のHNY、その後は星希さんの休養を経て去年東京でやったのが唯一の声出しだったのだが、今回は「声出し」「大型ライブ」でOTAHENのコールをすることが出来てめちゃくちゃ楽しかった。そういえば一時期コール全部覚えてやろうと思ってた時期があった。普段複雑なチャンステーマを覚えてるので出来ると思ったのだが流石に全部は無理だった。
11.キラッ!満開スマイル
元々は「シンデレラガールズ劇場」アニメのテーマ曲だったのだが、昭和を思い起こすようなメロディーの王道アイドルソングという感じで担当補正もあって結構好きな曲だ。思い出としては矢場町でLVを見た時の6th開演前に流れていて「ああこれからライブが始まるんだ」というワクワク感があふれ出してきた曲だ。そういえばこれまで現地で聞いていなかったのが不思議な感じなのでコールが「あれ?ここってコールしていいんだっけ?」という部分があやふやだったのだが途中からちゃんとできてよかったと思う。この感じ、初めて行った6thを思い出す。
12.純情midnight伝説
炎陣が、5人揃う。そりゃくるだろ。
デレステ黎明期を支えた曲だと思うのだが、正直この曲から松永涼や藤本里奈を気にするようになった気がする。6thも7thも10thも好きだったのだが、オリメンが揃っていなくても、SoLみたいにメンバーが意外なメンツになっていても盛り上がろうと思っている。いやそもそもね、この曲で俺がクソデカ声出してなかったら嘘やって。前の席の人ビビってないかな、不安である。10thの時って俺どうしてたんだろう。不安になってきた。ところでさっき曲シャッフルの話に触れたのだが、オレンジタイムも純情midnight伝説も「ここだけは譲れない」という強い思想を感じた。正直今回オリメン揃っててやらなかったらお気持ち表明しようと思ったのだが、まだまだ大丈夫だと思った。
つづく