序章
2025年もまもなく終わりを迎える。今年も様々な喜怒哀楽が見られた。紛争や気候変動、事件・事故、災害、そして世間を賑やかすスキャンダル。
様々な感情が渦巻く中、個人的に今年は嬉しさと感動で溢れた1年となった。デレステ10周年ツアーが終わった中(正確には夏に発表されていたが)次に発表されたのがアイドルマスターの全ブランドが集まる合同ライブだ。場所は京セラドーム大阪。あの伝説のデレ7th以来の京セラドーム。そして出演者に名を連ねる藤本里奈、松永涼、白雪千夜の担当アイドル3人。当然チケットを…
あれ?あれれ??

おかしいな…チケットが手に入らないぞ?
確かに最近はコンステやシャニ円環で簡単に一般が叩けた気がするのだが流石は全ブランド合同のライブ、ドームですらチケットが取れない。結果的にダメ元でリセールチケットを狙うも3日間当たりが出ず。半分絶望仕掛けていた中偶然見つけた「ステージサイド席なら簡単に取れた!」のツイート。オタク、お前を信じてるぞ。
その結果…
!?| ちょうど別企画で小田渕駅付近にいたので小田渕駅に感謝したい |
逆転サヨナラ満塁ホームランを打った時ってこんな感じなんだろうか。
神がくれたチャンス。藤本里奈の、松永涼の、白雪千夜の晴れ舞台を見に行ける。もう一度、あの場所で。
| デレ7thの時に撮影 |
これは「THE TDOL M@STER M@STERS OF IDOL WORLD2025」通称「MOIW」に向かったすべての記録である。
※相変わらずライブ本編までは長い。感想は次回以降になるのでご了承ください。
第1章 快適性のQ
12月14日(日)雨
さすがに年末の最繁忙期ということでDay1の日は勤務。そのまま軽く寝てから出発。雨の中鶴舞駅まで歩く。平日は晴れてたのになんでいきなり雨なのか腹立ってきた。さて今回は「あの日(デレ7th大阪公演)から5年」をテーマに、あの時と同じく関西線を走破して大阪に向かうことになった。
5:26発 鶴舞駅始発上り電車の名古屋行きに乗車。写真で分かってくれるだろうが中々の土砂降りである。小ネタだがこの列車が名駅到着時入線するのは7番線でも8番線でも10・11番線でもなく東海道線ホームの4番線だ。そのため東海道線下り列車とは同じホームで乗り換えられて便利なのだが、今回に限っては無駄に歩かされる。こちらも関西線下り始発、5:40発の普通亀山行き。知らない間に315系になっていた。来年のダイヤ改正で全列車が315系化されると発表されたので一足早く亀山までロングシートで耐久する。
この時間に限っては天気の悪さ、暗さ、そして人がいないことで快適である。足も延ばせるし軽く横になることも可能。前回は薄暗いながらも四日市の工場群や木曽川などの景色を見られた記憶があるがやっぱり12月のほうが2月より日が短いのが関係しているのかな…と考えていたら亀山に到着した。
6:56 亀山着。315系は半自動ドアの機能が無い(3/4のドアを閉じることは出来る)ので、長時間止まる駅で普通にクソ寒くて難儀した。関西線耐久においてこの区間が一番の難関である亀山~加茂のローカル。この区間の説明は5年前したので割愛。あの時より1本早い列車のおかげか、それとも18きっぷが死に絶えたせいかは知らないがボックスシートを確保することが出来た。
キハ120系もあの時に比べるとリニューアルが進んでいてICカードが使えるようにもなっていた。そして座席も変更されていたのだが以前別の遠征で乗車した際にロングシート車に当たってしまいロングシートでサンドイッチを食べることになっていた思い出がある。
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| あの時は斑鳩ルカっていなかったなの1枚 |
亀山の広い空間だけ残った車両基地などを横目に加太越え。特にやることもない。
車内はハイキングの荷物を抱えた人たちのほか、柘植で草津線に乗り換えていった人で7割ぐらいだった。柘植からの草津線ルートはよまつりの時に使ったが先日のドラフトで指名された選手がこの辺から京都の大学に通っていたという記事を読んで需要が確かにあるんだと思った。
特にやることも無いなと考えていたのだが気づいたら雨は上がっていた。このまま大阪まで雨だったら萎えるなと思っていたので今は曇り空ですらもプラスにとらえることが出来る。ついでに知らない曲だらけだろう今日の予習もする。
8:31 加茂に到着。それは快速「うれしート」の存在である。車内はハイキングの荷物を抱えた人たちのほか、柘植で草津線に乗り換えていった人で7割ぐらいだった。柘植からの草津線ルートはよまつりの時に使ったが先日のドラフトで指名された選手がこの辺から京都の大学に通っていたという記事を読んで需要が確かにあるんだと思った。
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| 島ヶ原駅 ここで三重県から京都府に入る |
JR西日本では現在各地区の快速列車に着席保障のための指定席「うれしート」を設けている。その対象列車が偶然にもこれだった。ということで300円(ネット料金)で指定席を購入した。
| これのためにe5489に登録した |

ちなみに車内はこんな感じで暖簾によって仕切られ、最後尾車両一番後ろのドアは指定席券を持っていなければ利用できないようになっていた。
加茂発車時は空席が目立っていたが奈良、王寺である程度の乗車があり気づくと有料エリアの外は立ち客で混雑していた。久宝寺で普通列車とおおさか東線から乗り換え客が乗り込むとパンパンになっていた。今回のような大きな荷物を持っていたりする時にはかなり有効だと思う。そして必ず自分の席があるということでトイレにも行きやすくなった気がする。300円で1時間弱の快適性を手に入れられるなら転換クロスシートでもロングシートでも課金する価値はあると思った。ところで感覚的にこれ快速みえの指定席だな
「うれしート」の区間は天王寺までのため、天王寺で下車。
別にJR難波でもよかったのだがめんどくさかったので乗車券は天王寺までにした。
有料が解除された瞬間にめちゃくちゃ客がなだれ込んできて笑った。さっきまで俺が300円で確保していたのは座席ではなく快適性だったのだと確認してJRから地下鉄に乗り換える。ここから一旦宿泊先のホテルに荷物を預け(チェックインの手続きのためにもう一度戻るのだが)、自由になる。
第2章 Osaka mode!!
ということで地下鉄で本町駅に到着。さて今回も大阪の至る所に応援広告がある。それはこの本町にもある。
SideMのTHE 虎牙道、牙崎漣の応援広告。一旦ホテルに荷物を預けて今度は難波へ向かった。今回も有志による配布企画が行われる。場所であるエディオンアリーナに行こうとしたのだが方向感覚がよくわからずに10分ぐらい右往左往してしまった。
到着。たくさんのPちゃんが居た。
今回いつものデレマスライブと違うな~と思ったのは配布企画に来る陣営がデレ、ミリ、シャニなど多岐にわたるのもそうだが、「デレマスの○○ちゃんを~」という感じでブランド名をつけての宣伝が行われているところにも”合同ライブ”を感じた。
展示コーナーには2年前の異次元フェスなどで飾られた応援のぼりやドール、アケマスの本物などがあってこっちも興味深かった。
今回いつものデレマスライブと違うな~と思ったのは配布企画に来る陣営がデレ、ミリ、シャニなど多岐にわたるのもそうだが、「デレマスの○○ちゃんを~」という感じでブランド名をつけての宣伝が行われているところにも”合同ライブ”を感じた。
展示コーナーには2年前の異次元フェスなどで飾られた応援のぼりやドール、アケマスの本物などがあってこっちも興味深かった。
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| 遊んでる光景初めて生で見た |
そんなこんなで配布企画会場を後にすると外は長蛇の列だった。
いいタイミングで入れてよかった。その後は地下街を通るとこっちには巨大な広告がある。
「これ何?」「アイマスだよ、なんかライブ有るらしいよ」とかいう会話が聞こえてきた。日常に溶け込んでいるなと思った。
人の切れ目から藤本里奈だけをちゃんと撮れた自分をほめたいと思う。
道頓堀にやってきたら今度はビルの壁面に動画広告
そして道頓堀川には広告付きの船が走っていた。
「これ何?」「アイマスだよ、なんかライブ有るらしいよ」とかいう会話が聞こえてきた。日常に溶け込んでいるなと思った。
人の切れ目から藤本里奈だけをちゃんと撮れた自分をほめたいと思う。
道頓堀にやってきたら今度はビルの壁面に動画広告
そして道頓堀川には広告付きの船が走っていた。
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| 万博土産のミャクミャクアクリルスタンドとルカ |
特に名物でもなんでもなく普通にカレーを食べて一度別れ、手続きのためにホテルに戻る。いつもの本町のホテルだったが今年は万博があったせいかクソ高くて1度も宿泊できておらず、1年半ぶりに泊まったらフロントの配置とかも変わっており「そんなに大阪に来れなかったのか…」とちょっとだけショックを受けた。近いはずなのにね。
手続きを終え、ベロベロになってもホテルの部屋に直行できる状態になっていよいよドームに向かう。地下鉄を乗り継ぐと車内にはドームに向かうPたちがたくさん乗っていて盛り上がってきた。
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| 途中なんば駅で見かけたマスカレードの応援広告(美穂Pアピール) |
クソキメェオタク野郎が京セラドーム大阪に参上…
実は万博行く前にちょっとだけ寄ったので正確には7か月ぶりである。さっそく知り合いを探しながら外周をめぐる。今回ドームの外周デッキには有志の出した応援のぼりが掲げられ、会場を彩っていた。
そしてドーム2階にあるドームでコンサートを行ったアーティストのサインや手形が飾られているコーナーに。
2020年に開催されたデレマス7th大阪公演の出演者サイン。5年ぶりにアイマスがドームに帰ってきたと同時に、あの日の熱狂を思い出して心が熱くなる。
その後再びオタクの集まりに戻って名刺交換などをしていたがやはり学マスやSideMを主戦場としている人たちも混ざっていていつもと客層が少し違うなーと思った。熱い「よろしくお願いします」合戦ののち、いよいよ入場する。










































