2019年12月4日水曜日

4/29 平成最後の昭和の日に大阪に行ったら神を見た話


野球は筋書きのないドラマ、誰かが言ったその言葉を改めて実感する日になった。

 ということで令和どころか2019年初の更新です。
話は遡ること7か月前、4月29日に大阪に行ってきました。

 この日は故・仰木彬元監督の命日ということで「ありがとう平成シリーズ」の一環として全員がブルーウェーブ時代のユニフォームに仰木元監督の背番号「72」を付けてプレーすることになりました。
https://www.buffaloes.co.jp/news/detail/00002096.html
全員が同じユニフォームを着るイベントはオリックス史上初なのでは?
今年からファンクラブにも入ったので、さっそくバックネット裏の特別中央指定席を奮発して購入!野球で8200円も払うことが今後あるのかさえ怪しい。そんな感じで楽しみにしていましたが…

 ご存知の通り、バファローズは開幕直後から低迷、遠征前日の試合に関してはフォアボール連発で自滅負けするという有様。ということで当日になるまであんまり気が乗らなかったのですが…

当日になっちゃえばなんだかんだで行く気になるんですよね。
近鉄名古屋駅。

「貸切」の表示があったので待ってみると近鉄の貸切車両「かぎろひ」が来ました。
珍しいもの見られたし幸先がいいなあ。と思い乗車する列車を待つと…


おい。

誰が車両まで1995年に戻せと言ったんだ。

この古めかしい車両で2時間かけて大阪へ。

中川を過ぎて大阪線へ。

平成も残り2日という時に昭和感満載の車両に乗せられて到着。大阪難波。

なんとなくデレステのAR機能で撮影。
イメージは近鉄バファローズの昔のビジユニなんですけど、なんか違ったので後日マイナーチェンジしました。


その後は地下鉄でドームへ向かう…その前に…

ドーム前千代崎を1駅通り越して大正駅に到着。

地上に出てJRの大正駅へ。

平成最後の昭和の日に大正明治ミルクチョコレートを買う」
というネタがやりたかっただけです。すいませんでした。
ということで自分の足でドームへ。

京セラドーム大阪。


平成を駆け抜けたスーパースターの展示も中にあります。

色々見た後にグッズを買ってドームの外でBs Girlsのステージを見てから座席へ。

率直な感想、近い!
そして座席も少し違って、後ろの座席から送風とかの機能が付いてるそうで。

それではお昼ご飯。
特別中央指定席(8200円の)特権、専用ラウンジに自由に出入りできるほか、座席まで持ち込める。


 バイキング形式、盛り付けが下手なのはご容赦ください。
飯を食べていたら前の席のおじさま2人が「ブルーウェーブなんだから神戸でやるべきやろ」と話しており、「わかる、せやな」と高速で頷きながら食べ、座席へ。

 そしてスタメン発表。
いつも通りのクオリティですが、今回のやつが一番好きかも。


 その後はセレモニアルピッチに、今回はブルーウェーブが連覇を果たした平成7・8年の主力選手たちが登場。
マウンドには平井正史コーチ

 打席には田口壮コーチ、キャッチャーは小川博文コーチ

この日はブルーウェーブのマスコット、ネッピーとリプシーも復活。(ブルベルどこ行ったとかは聞くな)

そして試合開始。

 先発はバファローズがアンドリュー・アルバース、ライオンズが十亀剣。
1回表、いきなり走者を背負うと4番、山川穂高にいきなり2ランを被弾。幸先やっぱり悪いなあ。
山川に打たれるの前もやんけ、そんなことを思いながらゲームは進んで4回裏。
ライオンズ先発の十亀剣
2番、佐野晧大がヒットで出塁、そのまま盗塁と四球を絡めて2アウト1塁3塁からルーキー、中川圭太がレフト線へタイムリー二塁打を放ち同点。
令和の時代に向けて躍動するルーキーの一打で試合が振出しに戻った直後の5回表。
今度はアルバースがピリッとせず1アウト2塁から9番、木村文紀にタイムリー二塁打を浴びて再びリードを奪われる。

こいつで叩かせろ。

 しかしピリッとしないのは十亀も同じでした。直後の5回裏、今度はバファローズの9番、西浦颯大が絶妙なセーフティーバントで出塁すると、続く1番、福田周平がライトへライムリー二塁打を放ち再び同点!(その後の走塁は何やねん)ゲームは再び振出しに戻りました。

こんな選手知らねえなあ…(すっとぼけ)
6回・7回は両チーム無得点、6回からは西武応援団の「令和にぶち込め」「平成持ってこい」などの無茶な要求が続いた。
7回裏にはブルーウェーブの復刻応援が行われたものの5分で終了。もっと粘れや。
ゲームは8回表、バファローズは2番手の澤田圭祐にスイッチ。西武応援団も90年代前半ぐらいの復刻応援を開始した途端に試合が動きました。
 先頭の1番・金子侑司がショートへの内野安打で出塁、続く源田壮亮は打ち取るものの、3番・秋山翔吾はライト前ヒット、1アウト1塁3塁で迎えた山川は内野フライに打ち取るものの…

アナウンス「バッター、メヒアに代わりまして、


いや代打で森友哉ってなんやねん…
その森が敬遠気味に歩かされ、2アウト満塁で迎えるのは5番、外崎修汰。
マウンド上の澤田に「がんばれー!」「負けんなー!」という熱い声援が飛ぶ中、外崎も粘りカウント2-2。6球目、澤田のストレートは高めに浮いたものの、外崎のバットは空を切った。
澤田がマウンド上で吠え、観客はそれを大歓声で迎えた。

 この流れに乗らなきゃどこで勝つんだ。8回裏、なぜか近鉄バファローズの歌が攻撃前に流れて場内をざわつかせると、マウンドには2番手、小川龍也が上がった。

 左のサイドハンドから先頭の西浦がヒットを放ち出塁。その後2アウトながらランナー3塁。打席には3番、吉田正尚。ライトスタンドからはこの日から完全版が使用開始された新チャンステーマ「丑王」が流れる中

彼が仕留めた初球はライトスタンドに飛び込んで行った。
平成最後の試合、現代オリックスの象徴が見せつけた2ランホームランに球場は熱狂。
きっと仰木元監督も空の上で喜んでいるだろう。

試合はそのまま進み9回表。クローザーの増井浩俊が登板。
ランナーを1人出すいつものパターンで締め、5-3で勝利!
これでバファローズの連敗と京セラドームでの自身現地観戦の連敗をストップ
神様、仏様、正尚様や。

ヒーローインタビューはもちろん吉田正尚。いつもと違って現地でも近いのがいい。

二次会のこの光景、色々言われるだろうけど自分はこのチームの歴史を表してて好きです。

 試合前のステージでも披露されていた「リトルネプチューン」。
勝たないとフルで流れないとBsGのお姉さんは言っていたが、無事にフルで流れた。

4番打者誰やろな。

ネッピーもまたいつか。

再びデレステのAR機能を使う。今度はブルーウェーブに寄せたコーデ。
こっちは結構お気に入りなのでしばらく残しておこう。

一通り余韻に浸った後にドームを出ると雨が降っていた。でも許しちゃう、勝ったから。

その後は
大阪に来ると毎回のように食べるケーキパフェ。

そして名古屋への帰路に。
ずっとユニフォームを着ていた中大阪難波駅で柿の葉寿司を買っていたら前の人が森友哉と山川のユニフォームを着た西武ファンだった。
そのままアーバンライナーに乗り込んでひとり祝勝会。

行きと違って快適に、いい気分で2時間の旅路を過ごした。

この日の戦利品は前述のハリセンのほかに佐野のタオルとブルーウェーブのクリアファイル。佐野は2軍で初ヒットを見たり1軍初出場を現地で見たりとかなんか縁を感じる。

ということで以上が平成最後の遠征の内容でした。
8200円のチケット代を払ってもおつりの出る価値があった試合でした。

ここまでご覧いただきましてありがとうございました。

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