今回の記事はまずこちらから見てほしい。
https://turumaista.blogspot.com/2025/01/20241213-14_7.html
時の流れというのは誰も止めることができない。それは声優界でも鉄道界でも野球界でも同じである。いずれ別れや終わりというものを経験するのだ。
2年前の12月、ようやく出会えた人との別れ。そしてこれはその再会への旅路である。
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| 例によって今回はほぼ移動パートである |
第1章 やり残した過去
10月1日(木) 晴れ
日本列島を襲った豪雨災害や台風の脅威を抜け、季節が完全なる秋の空気になりつつあるこの日。名古屋駅から旅はスタートする。
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| いつもドアラが磔にされてるところにアジア大会のマスコット・ホノホンが。 |
今回は中央線経由で東京に向かうことにした。前日というかここ数日間の仕事で疲れた割に眠りも浅かったので快適性を金で買うことにした。これは8月の東海道遠征でも思ったが、快適性は買った方がいい。
7:00発 特急しなの1号長野行きに乗車。乗車率はまあ4割ぐらい。見慣れた景色を見ながら旅への期待を高める。天谷、これが俺の地元だよ…
神領車両区の横を通り過ぎたら次期しなの、385系が留置されていた。現在試運転中だ。383系に乗れるのはあと何回なのだろう。愛知県から岐阜県に入り、次々に通勤通学ラッシュを横目に快適に過ごして列車は木曽路へ。
まあまあ眠い中屈指の景勝地「寝覚の床」を通過。木曽川の浸食により生まれたこの場所はもともと急流だったが、1968年に関西電力の木曽ダムが完成し水量が減ったことによりあらわになった場所である。ここが見たかっただけなので上松を出た後は塩尻あたりまで少しだけ眠る。8:57 塩尻に到着。ここを境に中央線は中央西線と中央東線に事実上分かれている。合流した2つの中央線は篠ノ井線として松本・長野方面に向かっていく。 ここ長野県塩尻市はブドウなどを使った果実酒の生産が盛んな場所だ。1988年には3・4番ホーム上にブドウ園が設置された。ブドウが実るこの季節にはいい匂いが漂っている。
駅のホームにブドウ園があるのは日本で塩尻駅ただ一つだ。
駅っぽい写真を撮ろうとしたらこうなった。これ撮ってたらすぐ近くの実にスズメバチがいてビビった。(皆さんは気を付けましょう)
きょう10月1日は担当アイドルの松永涼の誕生日なので、たった一つの場所でARを撮る。次の列車まで時間があるので駅周りを見物。
跨線橋からの眺め。晴れた日には穂高連峰の山々が望める。駅舎はこんな感じ。地味に初めて改札外に出たのだが、同じように交通の要衝である米原駅よりは栄えている印象を受けた。
駅構内の「桔梗」で冷やしそばをいただく。このお店は改札外待合室側と改札内側の2か所に入口があり、改札内のお店は「入口が狭すぎる」として定期的にバズったりしている。写真は撮り忘れました。ついでにワインをお土産として購入して次の列車へ。
つづいて乗車するのは10:00発の普通辰野行き。先ほど中央線は東線と西線の2つと書いたが、東線には2つのルートが存在する。
そしてもう一つが辰野駅を経由し、飯田線と合流したのちに岡谷駅に向かう旧線、通称大八廻りだ。前者は現在特急「あずさ」など大半の列車が通過していることから何度か乗車しているのだが、今回は後者の大八回りで岡谷を経由していこうと思う。これがずっとやり残していたことである。ちなみにマルス券(JRで発行される大きなサイズの緑色の乗車券)では「中央2」という経由表示がなされる。というわけでその車両がこちら。
E127系1000番台。長野地区で使用されるワンマン車両だ。以前南武支線で乗車した0番台の仲間でもある。塩尻~辰野の列車はワンマン運転。横浜線と一緒。
車内はロングシートとボックスシートがそれぞれ片側に配置されている。この辺は以前秋田で乗車した701系と似ている。しばらくすると中津川からの西線ワンマン列車がやってくるが、乗り換え客の大半は同時に発車するみどり湖経由の普通列車に乗車していく。大体この写真の状態で辰野に向けて発車する。
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| 本来の計画で乗車するはずだった松本行き |
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| なんか来て草 |
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| みどり湖経由の普通甲府行き そういえば以前このダイヤの列車に乗ってた気がする |
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| のどかな風景が広がる |
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| 小野駅の案内には東京・名古屋の文字があり、ここが幹線だったことを示している。 |
これにより大八廻りを通っていた優等列車の多くは新線を経由するようになり、この区間はローカル線となった。運賃計算上も以前はみどり湖経由での計算だったが、現在は別運賃での計算となっているなど、本線とは事実上切り離されている。
列車は小野駅を出るとその後は快調に飛ばし、少しだけ幹線っぽさを出す走りをして終点・辰野に10:22到着。これにて中央線は完全制覇と相成った。 ここ辰野は飯田線との分岐駅だ。以前飯田線を完乗する途中で残りの区間は通過しており、またもや乗りつぶしの法則「めんどくさいところだけ残る」が発動した。
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| 駅前の様子 |
駅舎は以前飲食店などが入居していたが現在はすべてのテナントが撤退している。やたら広い構内といいこの辺は同じくメインルートから離れた亀山駅を彷彿とさせる寂しさを感じる。
ちなみに辰野駅にかつて停車していた急行「天竜」はその後格下げされ、現在快速「みすず」としてこの駅に停車している。姿は変わったが今でも幹線の名残はある。ここからは岡谷へ向かう。列車は飯田線からの普通岡谷行き。車両は見慣れた313系3000番台。
10:54 辰野を発車。313系ではあるが乗務員は東日本なので変な感じ。メロディーとか使いまくってるところに東っぽさを感じる。ちなみに辰野の次駅、川岸駅は大半の列車が飯田線関係の列車なため、東日本にありながら東海の車両ばかり来る面白いことになっている。
11:05 岡谷に到着。ここで再び新線と合流。
そういえば313系を真正面から見るような場所って少ないなと思った写真。ここから東京への旅路が本格化する。
第2章 温泉と湖
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| 下諏訪駅で撮影 |
11:26 上諏訪で下車。ここ上諏訪は諏訪湖にも近い観光の拠点となる駅だ。
駅前、北口は商業施設もあって栄えている。用事があるのはこの反対側の諏訪湖だ。歩道橋でもう1回駅を横断して南側へ向かう。歩いて10分もしないうちに湖のほとりに到着。
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| 諏訪湖を舞台にした浄瑠璃・歌舞伎「本朝廿四考」の登場人物をモチーフにした像が建つ |
大体あの辺が下諏訪、岡谷の方向だと思って撮っている。しばらく佇んだあと再び駅に戻る。
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| 駅舎は北側にのみ存在する 観光案内所や売店が入居している |
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| こんなところにも温泉むすめ |
以前は露天風呂だった(!?)が、2002年により気軽に入浴できるように足湯に改装され、以来多くの人々の疲れをいやしている。タオルが無くても駅のニューデイズでタオルが販売されているので購入。せっかくなので入ることにした。
さっきの塩尻駅といい、不思議な絵面が多い。
お湯の温度も熱過ぎずぬる過ぎずちょうどいい温度で、体も温まることができた。
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| 他にあってたまるかい |
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| あまりにも”あの頃”の記憶にある中央線特急過ぎるだろ |
ということでここから一気に都内に向かう。
12:34発 特急あずさ26号新宿行きに乗車。何度か中央東線を通っているが特急は初めてだ。ついでにE353系も初乗車。座席は枕が可動するタイプのやつ、この辺は東日本の特急ってちょっとリッチだなと思う。ここからは2時間弱、一気に新宿へ向かっていく。
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| 天谷、今度はあずさだよ… |
上諏訪駅のニューデイズで駅弁でも買おうと思ったら弁当がなく、ランチパックで済ませる。ところでしばらくしてカバンから出したら袋がパンパンだった。これって気圧か何か?
383系はフットレストがあったがこのE353系には無い。その代わり前の座席後ろに足をかけられそうな部分がありこの辺は嬉しいと思った。あと車内販売も健在でこの辺は昔の在来線特急がそのまま残ってるんだなと感じた。千奈ぬいもフィットする。
昔見た時より景色がきれいな気がする。秋晴れだし。
因縁のある小海線が分岐する小淵沢を過ぎ、甲府盆地を抜け、その後は少し眠っていたりしたらすでに大月を通過していた。
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| 富士急行の車両が見える |
小仏トンネルを抜けるとそこは東京側のテリトリーに入る。
八王子に停車したらなぜか横浜線の方に東急大井町線の車両が止まっていた。どこに向かうんだろう。豊田車両センター武蔵小金井派出を通過。E353系は快適な乗り心地だった。全席指定席で標準的な料金表から外れた料金を採用しているところ計算がめんどくさかったが相応の快適性だったと思う。
14:51発→東京15:05着 続いて満員の快速で東京駅に到着。落差。
ちなみに今回の宿泊地は上野である。ではなぜ東京駅に向かったかというと、今回名古屋市内→名古屋市内という一周乗車券を購入したのだが、その際に新幹線に乗ると伝えた結果新宿から山手線外回り経由ではなく中央線を使って東京駅に向かうルートで伝わってしまったようで、この辺はこちらの落ち度だと思う。まあ大して変わらないので別に良い。1回改札を出てもう1回スイカで入場して上野に向かう。
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| まだ失業しなさそうなペンギン |
いつ乗っても山手線は満員電車のようだった。ラッシュ時になるとこの数倍はきついのだがこちとら人間プレス選手権に参加してるわけではないのでこれで満員とさせて頂きたい。
宿にチェックイン。いよいよ再会が近づいてきている。
つづく































































