第八章 絶え間なく燃ゆるロック
ライブの熱気が冷めやらないまま結局4時間半ほどで起床。落ち着かない。今日は有休を予め取っているので昼過ぎまで大阪をふらつくことに。
余談だが予約を取り直す前は朝食無しのプランだった |
ライブに毒されてるせいで「UOがある!」と思ってしまった。
その後は部屋に戻って荷物の整理。
異常に暗いのは電気を消してるせいで撮影は朝8時である |
またいつか。本町駅の位置が遠いのだけ気にいらないけど…
帰りは近鉄特急なので難波駅で荷物をコインロッカーに置いていくことに。余談だが去年5月にはこのロッカーに荷物を入れ、カギを閉めずに離れてしまう事件が起きていた。その後幸いにも駅事務所に居た係員の方が荷物を取り出していたので何とかなったが、「ダメだよぉこんなことしてたら」という風にやんわり怒られたので、今回はちゃんとカギを閉めたか何度も確認して離れた。
3日連続で大阪メトロ、シティバスの一日乗車券「エンジョイエコカード」を購入し、御堂筋線に乗り込む。
長居駅で下車。ここはJリーグ、セレッソ大阪の本拠地のスタジアムの最寄り駅である。
サッカーファンで賑わうことが多い駅だがここには野球ファンも来るスポットがある。歩いて7~8分ほどで目的地に着く。
神須牟地(かみすむち)神社に到着。
ここはオリックス、ヤクルトで活躍した大引啓次選手の実家ということで、以前から来てみたい場所ではありました。
お参りを済ませ、おみくじを引いたら半吉であった。反応に困る。
境内に掲げられていた絵馬には引退した大引本人へのメッセージが多く掲げられており、多くの人に愛された選手だったんだなあと思った。いつかはコーチとして戻ってきてほしい。
春も近い。
来た道を戻り、ここからはもう1つ気になっていた場所に向かうことにした。
天王寺駅のビル、天王寺 |
御堂筋線で天王寺に到着。
ここからは大阪屈指の謎路線 、今里筋線を目指すことにした。おそらく大阪に住んでるのに使ったことが無いという方は多いと思う。
天王寺(あべの橋)のバス停 LCDによる案内が設置されていた |
この遠征の計画を立てているとき、「延伸計画の凍結される路線ってなんなんだろう」と素朴な疑問が浮かんだのでここに行くことにした。
今里駅行きのバスが到着したので乗り込む。車内はなぜかパン屋風なのか、パンの絵があったりなど謎な世界観だった。車内の乗客は3人ほどだった。ここから謎路線を目指す旅が始まった。
「いまざとライナー」はあべの橋を出たら次は杭全に停まる。ここではJR大和路線の東部市場前駅が近くにあるため、車内LCDには大和路線の乗り継ぎ列車の案内が出てくる、ここまで考えるのか。と感心していたらTwitterのアカウントがロックされていた。
遠征の途中でロックである。
ロック公演にこんなオチ付けるんじゃねえ!!!
そんな魂の叫び-シャウト-を心の中で上げ、色々な作業をしていたらあっという間にバスは今里に到着した。近鉄線にも今里駅はあるがその駅はここからだいぶ離れている。
よく分からん感情になりながら撮ったいまざとライナー。
バス停を降りるとすぐ駅の出入り口がある。
一応ここは千日前線との接続駅である。
降りていくと改札口があり、そこからさらに下がると今里筋線のホームがある。
線内はすべて島式ホームのため運転台が右に設置されている |
井高野までは11.9kmの旅である。
車内は1車両に数人程度しか乗っていないが、今日は平日の午前中であることを思い出すとこれぐらいなのかなと思った。
リニア路線の車両にあるマーク |
井高野に到着。地図で確認するとここは淀川を越え、吹田市との境に近かった。近くには市営住宅もあり、ある程度の需要は見込んでいたのだろうが、今回の乗車ではそのような感じはなかった。
何があるわけでもないので来た電車で戻ることにした。ここからは京セラドームに再び行ってみようと思う。理由は特にない。
最終章 夢の先へ高らかに響け
もう一つのリニア地下鉄路線、長堀鶴見緑地線の蒲生四丁目に到着した。こちらは今里筋線と違い、かなり人が居る。さっそく大正行きに乗車してドーム前千代崎に向かってみる。心斎橋の留置線 ライブの2日間は心斎橋行きも発動した |
白雪千夜崎です。以後お見知りおきを。 |
みんな考えることは同じなのであろう。
これ撤去せんでええんか??
その後は色々人の少ないドーム周りをぶらぶらと歩いた。
次も最高の景色をここで見させてほしい。
名残惜しいが京セラドームを後にする。ペナントレース開幕も不透明になってしまったが、必ず今年ここに戻ってきたい。
その次にはドーム横にあるここに。
ローソン大阪ドームシティ店である。ここはバファローズ☆ポンタとのコラボ店舗になっているが、ドームに行く途中のルートにはないので来るのは初めてである。
ゴミ箱邪魔やろ。
トートバッグを購入して、ドーム前駅に戻ろうとしてたらフォロワーのたっぴぃー氏が近くにいるというので難波で合流することに。
不本意ながら阪神の電車で難波に移動。
その後たっぴぃー氏と合流し、急遽近鉄特急の連番をすることになった。
「キノコ食って帰れよ!」(CV松田颯水)と言われたのでキノコのパスタを食べながらライブの感想戦をすることに、聞くとたっぴぃー氏はday2だけの参戦だったが、ステージサイドで情報が音だけの場所に居たらしい。そんな無茶なステージサイド席があったのかよ。と思いながら色々話まくってる間に帰りの時間になっていた。
「帰りたくねぇ」と思いたくなる遠征も久々である。
輝くステージでまた会える。
デラックスカーに乗り込み、名古屋まで2時間ほどの帰路。アイマストドンやTwitterのタイムラインを見れば続々とライブから現実に戻っていく人を観測する。時間は次のライブに向けて進みだしているのである。
柿の葉寿司を食べるのが定番になりつつある。
列車は大阪の街を抜け、奈良県の山などを越え、中川の分岐点、そして木曽川へ。
以前、この辺を夏に通った時に「夏恋-Natsu Koi-」を聞いていたらやたらと景色とマッチしてたのを思い出す。ただいま、愛知県。
そして列車は名古屋市内へ。
米野を通過したときにJR東海の最新型、HC85系を初目撃した |
名古屋到着時のメロディー「久しき昔」を聞くと現実に戻された実感が湧いてしまうようになった。
7thは個人的にお前が一番だよ |
あとがき
この7thライブでは幕張、名古屋、そしてこの大阪と多くの方々との出会い、本当に楽しいものとなった。これもひとえにアイマストドン並びにTwitterからの繋がりでお会いした方々のおかげでもあると思う。この場をお借りして御礼申し上げたい。また、関西線耐久旅に付き合ってくれたり、名古屋公演では色々あって自分の妹を筆者の連番相手にセッティングしてくれたやきゅ氏には特に感謝を申し上げたい。また私事ながら、次回のライブでは担当の中で唯一声なしの八神マキノをなんとかしてステージに立たせてあげたい気持ちで一杯なので、ぜひ力を貸してほしい、そしてその日には「あっ、アイツ(筆者のこと)死んだな」などと思ってくだされば幸いである。長文ならびに雑文ではありましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました。
また次回のライブの時にお会いしましょう。
デレ7th大阪遠征編 完