2021年3月9日火曜日

2019/5/28~29 HANKYU&NANKAI CLASSIC②

甲陽園から再び夙川に戻り、今度は伊丹線に向かうことにした。

折り返しで乗ると勾配がかなりキツい路線に乗っていたことに気づく。毎回だが兵庫県のこの辺は山と海までの距離がかなり近くに感じられるので変な感じになる。

夙川で甲陽線の列車を降りると、ちょうど特急梅田行きが入線していたので流れるように乗り込む。伊丹線への乗換駅は塚口だ。

アナウンス「ご乗車ありがとうございます。次は十三です。」

ぼく「次は十三…

十三!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」

なんということだろうか、乗車したのは特急、特急は塚口に停まらないのである。
無情にも塚口駅を通過する特急。過ぎてしまったので戻るのもめんどくさい。
仕方がないので十三で降りることにした。
阪急最大のジャンクション駅、十三に到着。

しかし転んでもタダでは起きない、計画を変更して同じ未乗路線である千里線に向かうことにした。
3300系の元先頭車両だった中間車
千里線へはまず淡路に行って乗り換えるのだが、その時に来た京都線の車両は中間に明らかに先頭車を改造した跡が残っていた。
車内に入ると乗務員室がそのままもぬけの殻になったようなスペースになっていた。
運転台があった跡地。
淡路駅の高架化工事は2024年度の完成を目指している
絶賛要塞化が進行中の淡路に到着。
ここで千里線の列車に乗り換えたが、なぜか車両の写真を撮り忘れていた。

千里線は全長13.6キロの路線で、大阪メトロ堺筋線の天神橋筋六丁目から北千里に向かう路線となっている。
列車に乗り込むがもう眠い、雨でテンションが下がるがなんとかここを往復すればホテルにつけるぐらいの時間にはなるだろうと思い奮い立たせる。

途中、豊津から関大前までの間は35キロほどの速度で走行していたので後で調べてみるとこの付近はカーブが連続し、上り勾配も続いていたので納得した。南千里から千里山までの区間には35‰の区間もあり、阪急の車両はここで勾配の試験を行うようだ。
途中、阪急唯一の山岳トンネルである千里トンネルを抜け、大阪万博の会場を掠めるように進んで列車は北千里に到着した。
北千里駅の先端からは線路がさらに北に延びているが、これは延伸計画のあった名残であり、現在は留置線として使用されている。
この駅は1967年の開業当時、日本で最初の自動改札機が導入された駅としても有名で、2007年にはIEEE(アメリカ電気電子学会)から「IEEEマイルストーン」に認定・受賞されたことを示すプレートが改札口に展示されている。
駅の外に出て折り返しの時間まで観察する。
周辺は千里ニュータウンと呼ばれる団地や住宅、大学のキャンパスなどがある。
駅舎には商業施設が併設されている。
ホームから千里ニュータウンを望む。雨はさっきよりマシにはなってきた。
折り返しの天下茶屋行きに乗り込んで大阪市内に向かうことにした。
読めるか。
途中、ホテルのチェックイン時間を確認して仮に16時だったら梅田に向かおうと思ったが15時だったのでそのまま向かうことにした。
天神橋筋六丁目で堺筋線に入り、そのまま南森町駅で下車。
7300系のリニューアル編成
そういえば車両の写真を撮ってなかった。7300系にずっと乗っていたのをここで初めて確認して谷町線に乗り換え、天王寺のアニメイトで時間稼ぎした後に谷町四丁目へ。
前の年の7月に宿泊したホテルにチェックイン。
テレビをつけるとずっとワイドショーで今朝起きた川崎市の殺傷事件のニュースが流れており、今日が平日なのを思い出させる。1時間ぐらいテレビを見てゆっくりした後、準備をしてドームに向かう。今日は前回同様小島脩平ユニフォームを着ていく。
地下鉄を使ってドームに到着。この日の試合は「KANSAI CLASSIC」と題してオリックスが阪急ブレーブス、ソフトバンクが南海ホークスとそれぞれの前身球団のユニフォームを身に纏い、色々なイベントも行われる年に一度のシリーズである。
ソフトバンクの選手たちは1969年のビジター用ユニフォームを
オリックスの選手たちは同じく1969年に着用していたホーム用ユニフォームを纏っている。
どっちのユニフォームも古いという感じだが、それと同時にかっこよさも感じるユニフォームである。(シンプルなユニフォームが好きなので)
両チームのスタメン
先攻:南海ホークス
監督:工藤公康
8 釜元豪
6 今宮健太
7 ジュリスベル・グラシアル
D アルフレド・デスパイネ
5 松田宣浩
9 福田秀平
3 内川聖一
4 明石健志
2 甲斐拓也
P 二保旭

後攻:阪急ブレーブス
6 大城滉二
8 小田裕也
7 吉田正尚
D ステフェン・ロメロ
4 小島脩平
9 中川圭太
5 頓宮裕真
3 クリス・マレーロ
2 若月健矢
P 山本由伸

今日はこのシリーズの開幕戦ということもあり、セレモニアルピッチが開催。
阪急ブレーブスOB、通算284勝を挙げたレジェンド、山田久志氏が登板。
背番号「25」はプロ入り当時、1969年から1970年までつけていた番号で、翌1971年から「17」をつけている。
セレモニーを終え、その後は試合へ。
つづく

0 件のコメント:

コメントを投稿