2022年4月9日土曜日

【デレ10thAファイナル遠征】MAGIC@L WONDER ”LEGEND”①

 伝説 でん-せつ 名詞

伝承された説話。史実として信じられてきた言い伝え。

(角川国語辞典より)


 今回のライブに行った記事を書くにあたって、まずこの「伝説」という言葉を頭に入れておく必要があるのだろうと感じ、パソコン近くに転がっていた国語辞典を数年ぶりに開き、出てきた意味が上記のものである。

今回はこのシンデレラガールズ10周年記念ライブのファイナル公演の遠征記を書いていきます。(遅れましたがあけましておめでとうございます。4月や今年も当ブログをよろしくお願いします。)

よろしければ愛知公演の記事もどうぞご覧ください。あと今回も例によってライブまで長いのでライブ本編の感想は次の記事からです。


第1章 夢が呼んでいる場所

 2022年4月2日(土)

曇り空の早朝、旅が始まる。

鶴舞公園の桜は見ごろを迎えていた

中央線最新型の315系に乗車して名駅へ。車内を見回すと春休み中だからか、卒業旅行に行くであろうという学生グループなどの姿も見られた。不必要に名駅手前で停止させられ、数分遅れで到着。

2019年10月以来となる東海道新幹線乗車にちょっとだけテンションが上がる。

今回乗車するのは名古屋6:46発のこだま700号。以前大阪まで各駅停車で移動というのは実行したので今回は東京まで各駅停車の旅で向かう。
パンや飲み物を購入して乗車。名古屋を発車すると見慣れた街並みがあっという間に通り過ぎていく。
名古屋発車後の乗車率は2割ぐらい。この後三河安城、豊橋、浜松と停車していくのだが、豊橋と浜松で一気に増えていった。
浜名湖

掛川あたりで出てくるポーラ化成工業袋井工場
こだま号の時間はだいぶ退屈なので、普段のぞみ号に乗ってるとスルーする静岡県の新幹線駅をじっくり眺めたり、追い抜いていく新幹線の本数を数え続けるぐらいしかない。そのほか車窓に見えてくる大きな工場などを見て「これがあるってことはもうすぐあの駅かな」と思い返したりもしていた。
8:17 新富士着。ここは駅名の通り富士山を眺めることができるのであるが、この日は雲にほとんど隠されて見えなかった。この間に2本抜かされ通算で8本に抜かされることになった。
車窓を眺めては抜かされる新幹線の本数を数え、列車は神奈川県、そして東京都へ。
新横浜から先は全列車停車駅が続くので抜かされた列車の本数は11本と確定。
9:30 東京着。2019年以来3年ぶりとなる東京都上陸。
さっそくやることを決めていたので中央線に乗って御茶ノ水へ。
久々にやってきた御茶ノ水駅は古い跨線橋が無くなり、新しい駅舎になっていた。
全ての工事が完了するのは2023年度を予定しているそうだ。この間駅のバリアフリー工事や快速ホームの12両編成対応工事が行われる。
御茶ノ水を降り、聖橋を渡って丸の内線を超えるところに出る。
そういえば丸の内線の新車も初めて見る
駅から歩いて数分。湯島聖堂に到着。
ここは第5代将軍徳川綱吉によって建てられた孔子を祀る「孔子廟」だ。
以前訪問した時には公開されていなかったのでこれでリベンジは果たした。
大成殿
この大成殿はかつて1790年に開設された「昌平坂学問所」という幕府直轄の教育機関だった。「昌平」は孔子の故郷である「昌平郷」にちなんでつけられた。
この昌平坂学問所はその後幕府が倒れ明治新政府が発足すると接収され官営の「昌平学校」となった。その教育方針もそれまでの儒学や漢学中心から皇学(国学・神道)を上位に置いた教育機関として再出発したものの、それがそれまでいた儒学派と旧皇学所出身の国学共感との対立を生み、1870年に休校となり、そのまま廃止された。

ざっくりした説明はこんな感じだが、その後湯島聖堂の構内界隈には文部省、国立博物館や東京師範学校、東京女子師範学校等が置かれていた。その後東京女子師範学校は東京女子高等師範学校を経て、文京区大塚に移転し、「お茶の水女子大学」となっている。
湯島聖堂を後にして次は神田明神へ。
東京に行くと毎回ここに足を運ぶことにしている。
新年度ということもあってか、会社の制服を着ている参拝客の姿もあった。
ライブの安全と世界平和を祈願。
おみくじ、小吉。リアクションに困る。

その後は神社の近くに小さな公園があるので行ってみることに。
桜もいい感じに咲いてお花見日和って感じだった。
ここで宿泊予定のホテルに荷物を預けても大丈夫かという電話を入れ、一旦ホテルに向かうことに。
ファイトだよ!


明神男坂に「へなちょこ」の語源があるのを初めて知った。何回も通っているのだけど新しい発見だ。

その後ホテルに行き、荷物を整理してリュックを預けてチェックイン。どうせ帰るときには日付が変わっているのでこれが一番いいのである。

第2章 思い描いたその景色

暇なので色々乗りつぶしながら会場であるベルーナドーム(どうもこの呼び方が慣れない)のある西武球場前まで向かうことにした。
まずは末広町から銀座線で浅草方面に1駅進み、上野広小路・上野御徒町駅へ。
(なぜか浅草方面側の入り口に入ってしまったので仕方なくそのまま乗車)
上野か御徒町かはっきりしろ

大江戸線に乗って飯田橋乗り換え、そのまま有楽町線経由で西武に向かう。
毎回だけど大江戸線はどっち方向に進んでいるのか乗る直前まで路線図とにらめっこしながら確認する。
飯田橋に到着、この駅の大江戸線ホームは上下線の間の通路もトンネルのように大きく作られている。
有楽町線への乗り換え通路
これは飯田橋駅付近にすでに地下鉄や首都高速道路、下水管などの構造物があることと、地上の交通量が多いことで交通規制も困難になった結果、駅全体を特殊なシールド工法で作ったものらしい。その結果この駅は大江戸線でも7番目に深い駅(地上から32.1m)に位置している。
試運転列車が来るらしいので待ってみることに。
やってきたのは東京メトロの最新型、17000系。「これはいいものを見たな」と思いながら次の普通保谷行きに乗り込む。
オラッSSR出せ!
池袋を経て小竹向原から西武線に入って保谷で下車。
途中練馬で急行に追い抜かされて少し腹が立ったがもう乗り継げる優等がないので我慢。
昔こいつのことコンセントって呼んでるフォロワーのせいでそうとしか思えない
フォロワーの西武有識者に「球場前直通に保谷で乗り継げるよ」と言われたので降りて乗り継ぐ。

西武球場前行きに乗車。でもご飯食べなきゃなんないから所沢で下車。

この改札機の近くで集合するのやめろ

ここまで来るとだいぶプロデューサーの格好をした人たちもちらほら見える。駅ビルに置いてある駅ピアノで藤原肇のソロ曲「あらかねの器」を演奏している人もいて買い物中の人たちも足を止めて聞き入っていたし、だんだんライブ会場が近いことを感じる。
しかしなんというか…


生きづらい街だなあ…

ということで駅前の「プロぺ通り」にあるラーメン屋で昼食。
腹ごしらえしたところでいよいよ現地に向かう。運悪く直通を逃したので1駅先の西所沢駅へ。ここで降りた人間は10割がライブ会場に向かう人たちだった。
ここから狭山線に乗り換える。毎回思うのだが狭山線の列車をなぜ所沢始発にしないのだろうか。
西武の主力、2000系に乗車。車内ではアイドルの話やらなんやら聞こえる。
数分の乗車で列車は終点の西武球場前駅に到着。
もう知り合いが来ているようなので合流することに。
「ワクワクが高まってくる」というのはこういうことなのかと思いながら駅を出る。
マスク投げて怪我したらあかんで

次回に続く。

0 件のコメント:

コメントを投稿