2022年6月5日日曜日

【デレ10thAファイナル遠征】MAGIC@L WONDER ”LEGEND”④

 第7章 どこまでも走っていくよ

本降りの雨が降る中、西武球場前に到着。

昨日と同じようにアイマストドンの面々と合流し、昨日の軽い感想戦をしたりしていたのだが、その中でも「そういえばシークレットって割に出演者いつもどおりじゃない?」という話は何回もした。マジで今日来なければいつ来るんだろうって人はたくさんいるのだけど。そんなことを話してる間に開演時間が近づいてきたので入場。今日の座席は1塁側。ホームベースに近い位置の座席だった。昨日と違って全面革張りの座席で、野球の時の料金を調べたら少し割高だった。今日はどんな伝説を見せてくれるのだろうかという期待感が高まる中、ちょっと落ち着かなくなってきたので連番者のやきゅ氏に「ちょっと外の空気吸ってくるわ」と告げ、ギリギリの時間まで外周のあたりを散歩していたりして気持ちを整えていた。

 Day2のテーマは「10年間のシンデレラガールズの活躍をコンテンツごとに振り返る」構成だった。今回も何個か曲を抜粋して感想や思い出を書いていこうと思う。


1.Never Say Never

開幕を飾ったのが渋谷凛の最初のソロ曲であるこの曲。この曲は7年前デレステを始めた時に2つ目に知ったソロ曲だった。現地でこれまで聞いた凛のソロ曲は2曲目の「Anemone star」だったのだが、今日に関してはこの曲を流すしかないだろう。この曲をよく専門の同期と行った徹夜カラオケで歌っていたのだが、午前5時にカラオケ店を出た時のあの空気や、真夜中の比較的静かな店内廊下の雰囲気など、思い出すことがたくさんある。え?この曲ってもう10年前の曲なんですか?


2.O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!

「スターライトステージ」いわゆる「デレステ」を振り返るブロックで披露されたこの曲。以前初披露だった7th幕張公演でも紹介したので今更ここに書く必要はあるのでしょうか?うーん、別にいいんじゃないんですかね。だって

日曜日に現地で聞くのはこの時が初めてだったし。

とまあ、デレステで初めてボイス実装がされた久川凪・颯姉妹の「ミロワール」によるこの曲は「My Best Cinderella songs」(MBC)でも第5位に入る人気曲に成長した。コールが楽しかったこの曲も今日はクラップしかできないので少し物足りないのだが、2人のパフォーマンスは確実に成長していると思う。また大声で「アイしてたいの!」とコールできる日を待っている。


3.Just Us Justice

「デレステ」ブロックで披露されたのが南条光・結城晴・片桐早苗・上条春菜・脇山珠美の5人「バーニング・バスターズ」によるこちらの曲。この曲はスーパー戦隊のOPっぽいのだが、デレステのMVもギミックが楽しいし、幼少期にガオレンジャーとかハリケンジャーを見ていた世代からすると「そうそう、こういう曲っていいよねえ」となる。今回は幕張公演で披露されていたのだが、5人ともダンス上手くない?とにかくパフォーマンスが凄く引き込まれるし、デレステでも楽しい曲という感想である。今こんなことを書いているときにCDを買ってないことに気づいたのである。


次のブロックは「ドリームLIVEフェスティバル」。モバマスをやっているとたまにイベントでやっているアレである。言ってしまえばメドレーコーナーなのだが、「え?あのイベントって実写化できるの!?」と思ってしまった。そう、この後死ぬことなど知らずに…


トップバッターは14歳組(ナターリア・浅利七海・久川姉妹・棟方愛海)のリトル・リドル。7thナゴヤで「DJセットがガチ過ぎない?誰か使うの?」となったあの元凶である。続いて外の悪天候に合わせるように雷鳴とともに始まったのがHome Sweet Home、今回参加しているのが美穂・あかり・歌鈴の3人だったのでフルは披露できないだろうなと思った。1番終わりで歌鈴が取り残され、珠美と浜口あやめの2人が登場し「可惜夜月」の3人が揃い、さらに村上巴・白雪千夜の2人が登場。義勇忍侠花吹雪を5人で披露した。

逃れられないバッドエンドにヤクザとメイドをブチ込むパワープレイを見せた後は相葉夕美・西園寺琴歌によるDreaming Starに繋がる。夕美役の木村珠莉さんもTwitterで「一緒に歌いたいね」とかそんなこと言ってたっけなあと思い出す。グラッシー帝国(春菜・荒木比奈・依田芳乃)と諸星きらり・小関麗奈・光のきらりんロボのテーマでとりあえず爆発させた後は愛海と及川雫による凸凹スピードスター。6thライブの時にこの場所で見てクソ盛り上がったなあと思い出す。(花守ゆみりさんまたライブ出てくれないかな…)

続いてあかり、砂塚あきら、夢見りあむ、桐生つかさの4人でデレステ5周年曲だったGo Just Go!を披露。続いて三船美優・早苗によるJoker、ところで曲名のサブタイトルにもついていたのだが何が「20時過ぎ」なんだろう。映像で見るともうだいぶ息も白いので「夜も近いな…」と少ししんみりした感じになると関裕美・森久保乃々・白菊ほたるの「ワンステップス」によるLove∞Destinyと続く、裕美役の会沢紗弥さんが佐久間まゆ担当なのは知ってるので「まゆのパート歌えてよかったなあ」という彼氏面になっていたその時である。


4.Nothing but You

大槻唯(山下七海さん)「私たちルビーカウンテスの初ステージ!」

ぼく「あーななみんだ!かわいい!」

ぼく「ん?今ルビーカウンテスつったか?」


そう思いステージを確認したところ…

"いた"

そう…


八神マキノがステージに居る!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!


ぼく「アッ!!!!!」(崩れる)

ここまで数秒の出来事である。

ルビーカウンテスというのは唯・つかさ・マキノの3人ユニットである。最近唯のSSRで(俺は引けなかったよ)知った方も多いのではないだろうか。それはそうとこれが初めて現地で見る八神マキノのステージなのである。個別衣装もいいのもらってなあ…うれしいよ。

書きたいことは色々あるのだが、言わせてほしい。

八神マキノは、居た。


4年現地に通って初めて崩れ落ちる体験をした後は北条加蓮・速水奏の「モノクロームリリィ」の躍るFLAGSHIP。イベントでギリギリ4桁順位を逃した苦い過去を思い出すと一ノ瀬志希・黒埼ちとせによる双翼の独奏歌。あとで気づいたのだが、この2人はそれぞれオリメンである二宮飛鳥・神崎蘭子と2人ユニットを組んでいたなと。そういう遊びをよくデレステでやってたのを思い出すとちとせ・千夜・凪・颯・あかり・あきら・りあむの7人によるTRUE COLORSでエンディングを迎えた。以前7th大阪の記事で「こういうきれいな光景を10月とか11月に京セラドームで見たいね」なんていうことを書いたのだが、実現してしまったな。それに6thライブの最終日に発表されたシルエットに描かれていた7人が初めてこの日ステージに揃ったんだな…と感慨深い気持ちでドリームLIVEフェスティバルのパートは終了した。


5.Star!!

アニメ(通称デレアニ)の振り返りパートで披露された1期のOP曲。7年前に毎週テレビでデレアニを楽しみにしていたころを思い出す曲である。余談だが愛知県に住んでいるとBS11と地上波の三重テレビで2連続でリアタイできるので、毎週そのような行動をとっていた。個人的な解釈なのだが「これから魔法をかけてもらうワクワク感」が見えてくるのでアイマスのアニメOPの中では1番好きな曲でもある。自分もこの時は社会人時代が楽しいものになると思ってたな…


6.私色ギフト

この曲はデレアニ17話のエンディングテーマで、凸レーション(きらり・赤城みりあ・城ヶ崎莉嘉:今回は莉嘉役山本希望さんは不参加)と城ヶ崎美嘉の曲である。この回はプロジェクトの方針転換に不満を持つ莉嘉に冷たく当たってしまった美嘉、妹が生まれたことで親が妹につきっきりになり寂しさを抱き始めたみりあの2人が心を通わす回のエンディングテーマで、「一歩を踏み出すこと」の大切さを歌っているものだと解釈している曲である。ことあるごとにこの曲を聴くのだが、「じゃあ元気の出るアイマス曲を教えて」と言われたら迷わずこの曲をお勧めするだろう。余談だがカラオケでもNever Say Neverの次ぐらいに歌う曲でもある。


7.こいかぜ

MBCの第21位にランクインした高垣楓の楽曲。中の人の早見沙織さんが人気なこともあるのか、アイマスのライブに来ること自体がニュースになるであろう状況の中、あの独特なイントロが流れた時の場内のざわめきは今も忘れられない。そして会場の空気を一変させるような歌声で思わず魅了されてしまった。歌ってるときの息が白かったのは自然の演出なのだろうが、これも図っていたのではないか?と思ってしまうぐらい、この時間は高垣楓が支配していたと思う。とにかくこの曲が現地で聞けて良かった。これだけでチケット代回収したわ。


こうしてライブの前半が終了した。

まだ前半なのにおなか一杯なのだが、ここからさらにシンデレラガールズが我々を思い出ボムで攻撃してくるのであった。それはまるで全盛期の山賊打線のように…


Day1に比べてDay2は書くことが多すぎたので区切ることにして次回に続く。

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