2022年6月12日日曜日

【デレ10thAファイナル遠征】MAGIC@L WONDER ”LEGEND”⑤

 第8章 風を受け止めて

前半だけでお腹いっぱいなのだが、「そうだよ、まだ半分なんだよ。」(Day1の千川ちひろ役・佐藤利奈さん)

ということでここからも何曲か抜粋して感想や思ったことなどを書いていこうと思う。

1.青空エール

Jリーグ、フォロワーのかいてい氏も応援しているサガン鳥栖とのコラボで生まれた楽曲。(そういえばMCの中で神谷奈緒が「とりす」つってたでしょ、リクエストさせろよ)個人的な思い出としては連番者のやきゅ氏の担当・結城晴にボイスが実装され、初めての歌唱曲となった曲でもあるし、神宮球場に以前訪れた際に「ヤクルトのヒットテーマって青空エールに似てるな」って思ったことからこの遠征のテーマソングのようになってる曲でもある。去年の1月に行われたHappy New Yell(HNY)の中でもアンコール1曲目として歌われていたり、サッカーに限らずすべての人へのエールになってほしい曲である。

2.Let's Sail Away!!!

この曲は一言で言うと、いや一言では言い表せない曲かもしれない。この曲が出てくるまでの長い道のりを考えたら「よかったねえ」なんて言葉は安易に出ないからである。
ご存じ担当の八神マキノ、そして同じくVIAで圏内だった西園寺琴歌、浅利七海との3人が歌うこの曲を初めて聞いたのは去年、大阪遠征でのホテルの自室だった。その日からデレステでこの曲のイベントが始まったことで、15時に合わせてホテルに到着し、デレステを開き、そしてプレイをした。デレステをプレイをして6年目、初めてプレイをしているときに曲を聴いて泣いていたのである。

よくオタクが「大声で泣いちゃった」とか「泣ける~~」とか言ってる時は99%泣いていない。自分も「男が泣くな」なんて言われて育ったこともありライブ中に泣いたことはほぼ無い。そんな自分がデレステでこの曲を聴いているときに泣いてしまったのである。




第1回VIAの「Brand New!」が「新しいこれからの道のり」だとしたらこの曲は「これまでの感謝を伝える」ことになると個人的に解釈しているのだが、八神マキノに声が付くまでの道のりを思い出し、そのことを思い出していたら自然とこみ上げるものがあった。とにかく言いたいことは一つ。この曲が現地で聞けて、八神マキノに出会えてよかった。
ありがとう…ありがとう…

それはそうと幕張でもやってた前口上と終わった後の3人の「ありがとうございました!!!」は今後も続けてやってほしいね。

3.Take me☆Take you

第5回のシンデレラガール総選挙の上位9人による楽曲。初めて聞いたときに「あっこれ好きだな」となった楽曲である。6thで披露された時はLV参加だった日で、7thでは幕張の開演前に流れただけだったので、現地で早く聞きたいと思っていたのだが、今回はほぼオリメンで披露された。個人的にこの曲は旅のテーマソングにもいいなあと思っており、稚内遠征の行程作成前や文章を書くときに何度も何度も聞いている曲である。「いつもより少し遠回り」ってサイコロの旅のこと言ってない?
それはそうと爽やかな曲調で何度でも聞き続けてしまう、いいね、グー。

4.Life is HaRMONY

アニメ「シンデレラガールズ劇場 エクストラステージ」(えくすて)の4つ目のテーマ曲だったこの曲。当然ほぼオリメン(桐生つかさ、白菊ほたる、黒埼ちとせ、諸星きらり。鷺沢文香はいなかったけど…)で披露されたのだが、今回は桐生つかさ役の河瀬茉希さんが非常に強く印象に残った。河瀬さんがライブに初登場したのは無観客だったHNY。その後この10thAツアーでも沖縄公演に出演予定だったのだが某クソウイルスのせいで無観客開催。最後のあいさつの中で「今度こそは"はじめまして!"しましょうね」なんてことを言っていた矢先、河瀬さん自身もライブの直前に感染。「また見られねえのかよ。」そんなことを仲間内で話していた中での今回の出演。復帰してからまだ間もないのに力強いパフォーマンスに魅了されてしまった。
その中でのこの曲。冒頭のアカペラ部分の後ジェスチャーで一旦会場が静寂に包んでからの歌い出し。あの瞬間にドーム全体が引き込まれる雰囲気を感じた。(日本語合ってる?そんな感じだよね?)終わってから振り返ればこの曲が今回一番印象に残った気がする。ずっと脳内を回ってたし、この遠征のテーマソングって感じ。ぜひとも他のしんげき曲と合わせてフルで聞いてほしい。

その後、過去振り返りパートは終わり、「M@GICAL WONDER BLOCK」に入る。
おそらくここからは未来に向かうためのブロックなのであろう。
そして昨日に続いてシンデレラバンドの生演奏となる。

5.Brand New!

MCSで第4位に輝いたこの曲は第1回VIAでボイスが付与された3人(辻野あかり、砂塚あきら、桐生つかさ)の楽曲である。実はこの曲に謝りたいことがある。
第1回VIAでは以前書いた記事の通りかなり悔しかった思い出があり、この曲のイベントの時にもあまり聞かないようにしていたし、さらに石のためにプレイだけしてしばらく放置したりMVの時にもオリメンを設定しなかったりしていたのである。しかし人間は変わるものであり、次第にどんどん聞いてしまうようになって行ったのである。そして第2回VIAを聞いた今では「和解」(ケンカもしてないのにこの言い方するの本当は大嫌いなんですけどね)したような形で心からこの3人の曲を楽しめるようになった。長々と書いてしまったのでパフォーマンスの話をしよう。梅澤めぐさん、かわいいね。

その後、MCSの第1位は「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」であることが発表、披露された。担当アイドルの楽曲が選ばれるのはなんともうれしいね。この曲に関しては7thの時に書いたので割愛。

そして10人のシンデレラガールが揃った楽曲「ココカラミライヘ!」では初代シンデレラガール・十時愛梨役の原田ひとみさんも登場した。ビジョンに映った瞬間「へっ!?!?!?!?!」ってなったのだが、この方も第1回以降、ケガやスケジュールのこともあって中々ライブに出演する機会が無かったのだが、今回この曲で登場した。惜しくも今回は8人での披露になってしまったのだが、それもシンデレラガールズらしくていいじゃないか。

6.always

その次、この日49曲目となったこの曲。出演した58人(!)全員の歌唱となった。ステージに横1列に並ぶ姿はまさに壮観であり、自然と拍手が起こっていた。この曲は第6回総選挙の上位5人による楽曲として発表されたものである。この曲に関しては6thのナゴヤドーム公演、Day2のクライマックスで全員による歌唱で大きな感動を巻き起こしたことが印象に残ってる方も多いだろう。その時は自分も感動したのだが、日に日にこう思うようになった
「本当にこの時って感動したか?」
確かに感動はしたのだが、この時の自分はまだプロデューサーを名乗って日も浅く、単に「担当アイドルかわいいねえ…」とか言ってるだけだったかもしれない。そう考えると「あれ?俺は本当に感動していいのか?軽い気持ちで感動なんて言ってるんじゃないのか?」という気持ちになっていったのである。
月日が経ち、担当アイドルのためにイベントを走り、選挙に投票をし、宣伝をし、打ち上げでダイマもした。その先に待っていたのが今回のライブだった。そのライブの最後に再びこの曲を聞いた時、あの時とは比べ物にならないほどの感動を味わった。

「俺は小日向美穂を、松永涼を、藤本里奈を、白雪千夜を、そして八神マキノを選んだ。ありがとうを言うのはこっちだよ。」

ラスサビの演出では後ろのビジョンにシンデレラガールズ190人全員の絵が浮かび上がり、文字通り全員によるライブは幕を閉じた。

その後アンコールで「お願い!シンデレラ」がMCS第10位であることが発表され、再び58人による歌唱で大団円となった。10周年で第10位に最初の曲が入るの、男の子が好きなやつでしょ。ずるいよそんなの。

こうしてシンデレラガールズ10周年を祝うツアーはすべてが終わった。そしてここからが新しいスタートになるだろう。アンコールでなんかえらい重大な発表があった気がするのだがそれはまた別の記事に書きたい。とにかく我々は伝説の目撃者となったという事実を噛みしめた。
八神の8度!
クソ寒い、4月とは思えない気温の自然共生型(笑)ドーム(要出典)とはここでお別れとなった。
魔法が解けた者たちは次々に馬車に向かって歩みを進めていく。
トイレに行きたくなったのでやきゅ氏を先に行かせる。今日もとばつるさんたちと一緒に昨日と同じ店で打ち上げる。
20分ぐらいしてパンパンの西武電車に乗り込み、所沢と思いこんで西所沢駅で降りそうになるハプニングもありながら打ち上げの店に到着した。
とにかく話題は河瀬茉希さんとこの日開幕9連敗を達成した阪神タイガースのことなど多岐にわたった。
推しとツーショットを撮る男(撮影:ねぎまぐろさん)

これは球団公式Twitterみたいな写真(撮影:酔ってて不明瞭)
ベロベロに酔っぱらい、ハイになったままとばつるさん達とまた次のライブでの再会を誓い、昨日と同じように途中までねぎまぐろさんと帰路に着いた。ホテルに着いた時にはすでに魔法が解ける時間を過ぎていた。
今回の装備、文香ペンラはなんとなく持って行った。
帰宅するまでがライブ、明日は東京を適当に散策してから帰ることにした。

次回に続く

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