2024年10月3日木曜日

2024.9.15-16 【cgSF横浜遠征】星と海に響くファンタジー②

 第2章 夢を追いかけて

 ホテルに荷物を預け、身軽になった。横浜は世界に誇れる観光地である。せっかくなら観光しようと思いみなとみらい線に乗車。以外にも初めての乗車だ。

ホテルもよりの馬車道駅は地下にもかかわらずコンコースが吹き抜けになっていた。なんだこの開放感は。
「どうせ何度も乗るだろう」と思いみなとみらい線一日乗車券を購入。これで横浜~元町・中華街を自由に行き来できるほか、沿線施設で割引サービスを受けることができるという。
みなとみらい線は1区間の値段が高いのもあり、2~3回乗れば元が取れるので刊行するなら必須アイテムになるだろう。
壁がレンガ調の馬車道駅からとりあえず終点の元町・中華街に向かう。
乗車した電車は折り返しで西武線石神井公園まで行くそうだ。東急のネットワークの広さも凄い。
駅の外はこんな感じ。ここにはみなとみらい線とこどもの国線を持つ横浜高速鉄道の本社も併設されている。駅名の通り中華街と元町の間に位置しており、今回は元町側に降りてみる。中学の修学旅行で横浜を訪れたときは分散学習でこの近くの「港の見える丘公園」と「横浜人形の家」を見学した。その記憶をたどってみる。
駅を降りてすぐ「港の見える丘公園」に到着。ここには旧フランス領事館があった。そのほか名前の通り横浜の港を一望できる展望台もある。今回は暑いのでそこまで行く気になれない。
パビリオン・バルタール 1973年まであったパリ中央市場の地下である。 
公園からは歩道橋が続いているのでこのまま山下公園まで向かう。
横浜人形の家、修学旅行の時ここを見学したりした。今回はスルー。
歩道橋を進むと有名な山下公園だ。
暑い。9月も中旬にさしかかるのに汗だくになってしまった。
山下公園から海沿いを歩くと船が見えてきた。氷川丸だ。
1930年に日本郵船が建造した貨客船「氷川丸」
1960年に引退後、翌年よりこの場所で保存展示され市民に親しまれている。
せっかくなので見学してみる。
みなとみらい線1日券を提示したので割引された。
船内は当時のままである。
この氷川丸は神戸・横浜から太平洋を渡りアメリカのシアトルまでを結んでいた。ライブテーマが冒険やファンタジーなのでまあ繋がりはあるだろう。

一等食堂。一等船客の食事に使われた場所だ。おそらく当時生きてても縁はなかっただろう。
こちらは一等読書室。やはり娯楽が必要だと思うのだがこれだけじゃ飽きないのだろうか。
高い天井のフロアにあるのは一等社交室。
ここではダンスパーティーなどが開催されていたという。当時の乗客たちがどんなふうに過ごしていたのかに思いを馳せながら展示室に向かう。
氷川丸はシアトル航路として使われた居たものの、戦時中には海軍の病院船としても使用された。3度の触雷からも生き延び、戦後1953年にシアトル航路に復帰した。
一等客室

一等特別室 青函連絡船でも見た飾り毛布がベッド上にある

特別室にはバスルームもついている

この氷川丸に乗船した著名人には宝塚歌劇団(当時は宝塚少女歌劇団)、喜劇王と呼ばれたチャールズ・チャップリン、東京五輪招致のためカイロから帰国する道中、船上でで亡くなった柔道家・嘉納治五郎などがいる。
操舵室 急な階段を登った上にあるのでかなり怖かった
そのほか戦時中アメリカから引き上げる邦人、終戦後の引き揚げ事業などにも使用された氷川丸は保存、船内の改修などを経て2008年に現在の「日本郵船氷川丸」としてオープン。2016年には国の重要文化財としてこの地に係留されている。
数多くの人を運び、数多くの冒険やドラマを生んだ氷川丸、いつまでも残ってほしいものだ。
 その後は元町・中華街駅まで徒歩で戻り、今度は日本大通りで下車。
ここは横浜スタジアムの最寄り駅だ。試合はない日なので人も少ないだろうと思って下車。スタジアムまで歩いてみる。
久しぶり~
駅から歩いて10分もかからずに到着。
11年前にも来たことがあったが、当時は夜で暗く、シーズンオフだったことで人もおらず。さらにホームレスが外周のところで寝転がっており、危うく踏みつけるところだったという思い出がある。
11年前との違いと言えばベイスターズがCS争いできるチームになったこともそうだが、観客増により設置されたこのウイング席だろう。こう見るとかなり高い。
今日はベイスターズの試合が無いわりにやたら人だかりができていたので覗いてみると中でイベントをしているようだった。こういうことに手を出すようになったおかげでファンも増えたし、DeNAが買収してよかったねという感じである。
そしてここでは2021年に開催された2020年東京オリンピックの野球・ソフトボール協議も行われた。ご存じの通り両競技共に日本が金メダルを獲得している。
出場した各国の選手のサインが並べられていた。こちらは吉田正尚様。
山本由伸様。
2人の偉人も見守る横浜スタジアムだった。この後グッズショップもチラ見したがオースティンのグッズだけがごっそり売れていた。そろそろライブ会場に向かうことにした。

 日本大通りから再びみなとみらい線に乗車し、横浜駅に到着。ぶっちゃけ新高島で降りてもいいのだが、ついでに知り合いのおつおつさんも近くにいるので乗りつぶしついでに横浜駅まで乗車した。これでみなとみらい線は完乗だ。
横浜駅から見えるKアリーナ横浜
さっそく名前がややこしい横浜駅で迷いそうになったのだが、おつおつさんは昨日も来ていたので道を教えてもらった。牧秀悟とアンデルソンロペスの旗がある場所を右折すれば近いと教えてもらい、牧はともかく初めてアンデルソンロペスに感謝した。
アンパンマンミュージアムの横を抜けて到着。
ここがKアリーナ横浜である。シンデレラでは初めてのアイマスライブ開催だ。
千夜ちゃん、Kアリーナだよ…

(撮影:おつおつさん)
はしゃいではいるが、正直心中は穏やかではない感じである。
その後ねぎまぐろさんも合流してKアリーナの横にあるビルでご飯。
当然ノンアルコールだ。
エビ揉め!エビ揉め!エビを揉め!

店内のBGMがずっとデレマスの曲だった。昨日「ヴァルキュリアは老人会」みたいなツイートを見たのだが、じゃあ輝く世界の魔法は古代文明か?みたいなことを話しながら昼食をとった。
ここまでだいぶ長くなったが次回はようやくライブ本編に触れていきたい。

おまけ

建設後にヒビが入って通行不能になった例の歩道橋も見学。
モニタリングされていたようだ。ここが無事だったら帰りはあんなことにならなかったのに。

つづく

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