2025年7月14日月曜日

2025/6/27~30 【デレステ10th福岡遠征】今、進むとき。③

 →第3章つづき

 ということでライブ本編の感想。今回も色々抜粋して書いていこうと思う。もうアーカイブ公開期間が終わっているので最後まで見ながら感想をメモしていた。

 今回は「デレステを遊ぶ」体験をライブで楽しめる演出になっているので、ちひろさんのあいさつの後いつもデレステを開く時に出てくる黒背景の画面が登場する。そして初期タイトル画面の絵に出てくるツアータイトルとタッチ音。そこまで細かいのか。オープニング映像はユニットツアーから出演アイドルの紹介を始めるもので、むしろ長々とMCで1人1人言うよりはテンポ良いなと思った。そして衣装もSSRの衣装を再現しており、細かい部分もカードの通りでリアルだった。本当にシンデレラガールズの衣装に力を入れまくっている部分はすごいと思った。


1.ガールズ・イン・ザ・フロンティア

 1曲目がこれだった瞬間に「勝ち」を確信した。デレステ3周年楽曲がリリースされたのも7年前。メンバーに美穂が居たので割と真面目にイベントをやった思い出があり、7th大阪などでも大いに盛り上がった曲だ。まあしぶりんとかいる時点でやることを読んでいたのだがやっぱり何度聞いてもこのイントロは盛り上がる。最初この曲が出てきた時お気持ち表明が相次いでいたってマジ?今どうしてるのかな。


2.Sunshine See May

 よまつりの忘れ物その1。あの時は高田憂希さん(よしのん)1人でやってたよなあ…とか思い出していたが、ようやく2人で披露する光景が見られて本当に良かった。実はデレステMVが結構好きなのでよく2人組を色々組ませて鑑賞している。何はともあれ全員揃ってライブできていたり、当日ちゃんと出来ているということを改めてありがたく思わないといけないなと思わせてくる。


3.Lunatic Show

 7th大阪以来ぐらいに聞いた。今回は松田颯水さん(輝子)と桜咲千依さん(小梅)の2人というオリジナルキャストでの披露となった。もともと好きな曲だったのでさっき「輝子のソロが来たら使ってください」みたいな感じで言われた赤い棒をここで消費してしまった。許してほしい。真紅に染まる狂気の宴、ここから作り上げていこう。


4.絶対特権主張しますっ!

 おい、ソラーナ・チーカじゃねえか。

おい!おい!おい!電話出ろ!

 てなわけでまさかの曲無しユニット枠だった。両日打ち上げが同じだったバッファ朗さんがずっと乙倉パートがコールに被っていたことにダメージを受けていた。まあ。うん。曲の話をすると割と2人とも結構我の強い側のキャラクターだと思ってるので結構いい選曲だったなと思っている。


 今回はとことんデレステっぽい演出にこだわっており、コーナーごとに「Groove」「LIVE Parade」「LIVE infinity」などのイベントにちなんだ演出になっている。そしてソロ曲はSSR5連ガチャでやるアイドルが予告される形になる。このガチャ実装しろや。そしてついにこの曲の出番がやってきた。


5.Clock Hands

 白雪千夜、待望のソロ曲である。去年のユニットツアー大阪でサプライズ披露され、ちょっとSFも期待した(それ以上のもの食らったけど)が結局今日まで現地に立ち会うことが出来なかった。ここでようやく聞くことが出来る。福岡の目的がまず達成された。かねてより「ソロ曲はアイドルの自己紹介である」ということを言っているのだが、この曲は千夜のこれまでとこれからを望んでいるように思える。メインコミュでも語られ…読めや。

 関口理咲さん、本当に千夜ちゃんの声優でありがとう。


6.スパイスパラダイス

  「ドミナントガチャ」枠で披露されたこの曲。メンバーは凛、瑞樹、そして涼。

な、な、なんだこれ????クールにパッション曲を歌わせるのは何度もやってきたし見てきたのだが、2番には唐突に「キュートに歌おう!」とか言いだすし、それに答える千菅春香さん(松永涼役)のキュート松永、可愛すぎる。うさちゃんピースとかしてたしんげきの4コマ思い出した。最後はパッションらしく終え、一仕事終えたかのようにブロックを締めくくりハケていくところにMCコーナーのために登場した他の出演者に「一体パッションを何だと思ってるんですか???」と言われる問題作となった。


MCコーナーでは各々の衣装の紹介のほか、デレステの歴史を見るコーナーなどが行われた。今回は大体2021年から去年までの歴史だったのであまり懐かしさは感じなかったが、ミュースカイに乗れなかった10th愛知とかドラメロのイベントってそんなに昔か…なんてことを考えていた。

そして、ついにこの時を迎える…


7.ひだまりの中で

 Pの死因ランキング 第2位「担当の知らないソロ曲が来た時」

 小日向美穂、3曲目のソロだ。23時間ほど前明石海峡で曲名だけ知ったこの曲を目にする時が来た。ガチャ演出の最後、なんなら「小日向美穂」のサインの1画目で全てを察したぐらいである。どこか懐かしさというか、心に残っているような曲調の中で語られる美穂の決意、必ずトップに立つ。その場に生まれ故郷である九州の地を選んだ。「躍るFLAGSHIP」のコミュなどでも語られていたが、熊本の女は、小日向美穂は強いんだ。

 最近、というか長い付き合いの人間ほど知らなさ過ぎたのだが最初に担当したのは小日向美穂なのである。今では馬刺しも好物の一つになった。美穂の出るライブやデレステのイベントは頑張ろうなんて気持ちにさせてくれる。自分の中でそんなアイドルになったのだ。小日向美穂は最強のアイドルなのである。

 MCでは津田美波さん(小日向美穂役)が「ゲネの時は泣いてた」なんてことを言ってたが本番では耐えたとのこと、俺もなんか耐えなきゃいけないなみたいな感情になってずっと耐えていたしこのあたりではちょっと解釈が一致したのかもしれないなと感じた。

あっ、そうだ。私ね、小日向美穂担当ですから。完全に付き合いの長いありとあらゆる人に忘れられていたのでここに書いておく。

 この後「LIVE infinity」パートだったがマジで何も覚えていない。ペンライトは合わせてた気がするけど本当に記憶がないぐらいひだまりの中でに持ってかれた。


8.みんなのきもち

 そうそう、デレステと言えば近年実装された私服風の衣装などがゲーム内で購入できるようになったのだが、その中にあるチャイルドスモッグ衣装を佐倉薫さん(黒埼ちとせ役)、東山奈央さん(川島瑞樹役)、原田彩楓さん(三船美優役)の3人が着用して市原仁奈のソロ曲「みんなのきもち」を歌うというスパイスパラダイスを超える問題作が出てきたのだ。正直普通に爆笑したのだが仁奈ちゃん全然ライブに来ないしまさかこんな形で回収できるとは思わなかった。平日はまじめに仕事や学業に励んでいる奴もこの曲の下では平等にゾウや犬の気持ちになり、なりきってはしゃぐのである。どうも客席にもちょいちょいスモッグ着てる人がいたらしいが、日曜日にはドンキからスモッグが消え、PA席の裏方も着ていた。なんなんだよ、これ。終わった後に連番のみしやまさん(仁奈Pでもある)を見たら普通に持ってきた仁奈ペンライトを持って泣いていたので「この曲で泣くやつ居るんだ」と「よかったな~~~」という2つの感情が交差してびっくりした。


9.サマーサイダー

 「この曲はね、2009年夏の甲子園決勝なんですよ。終わらない。」(2024年)

 乙倉悠貴と久川颯の「ソラリス」の楽曲。オリメンの披露は全部冬だったし、夏にやったのも「よまつり」のアンコールで2人ともいなかったので正真正銘「夏」のサマーサイダーである。情景の思い浮かぶ歌詞、颯がアイドルとして入ってきた時先輩役として出てきた乙倉ちゃんを見てはしゃぎ、その後ユニットを組み、どこか引っかかる部分を感じたのちに「負けたくない」と思った颯を描いたコミュなどを見て非常に感銘を受けた曲である。ライブパフォーマンスは2人とも楽しそうで本当に見ていて楽しい。もっと知られてほしい。この曲の良さを。

 ちなみに「Day2もあるかな」と思って開演前にスコール買って持ち込んだけど普通に来なかった。


10.Fascinate

 黒埼ちとせと白雪千夜の「VelvetRose」のユニット曲。2019年の2月、突然知らないアイドルの声がイベント告知で聞こえてきて本当に驚いた記憶が強く残る。その後まさか担当になるなんて思わなかったけど。曲としてはロックというか生バンドが映える曲なのだが結構ダンスも激しく、今回は報酬カードの再現ポーズまで(すぐに気づけてよかった)してたりとか毎回レベルが上がっている。初めて現地で聞いた7th大阪も定期的に見返したくなるのだがやはり「今」が一番良いと思わせてくる曲なのである。

 ライブ本編が終わり、告知では麗奈のソロ曲実装告知とか次のイベントとかがされてた。アンコール1曲目は7周年記念曲の「MOTTO!」だった、そして2曲目である。


11.認めてくれなくたっていいよ

 これもMOTTO!同様、2022年の7周年記念ライブ「#cg_ootd」で披露されたジュエリーズ004の全体曲である。アンコール2曲目、かつては「お願い!シンデレラ」で固定されていた枠にこの曲が来る意義。

 シンデレラガールズは個性が溢れるアイドル190人のコンテンツである、その中には人によって好き嫌いが分かれたり、尖りすぎているアイドルも存在する。それでも各々のプロデューサーは1人1人のアイドルに惹かれ、愛で、応援をし続けることで気づいたらこのコンテンツも14年目を迎えるまでになった。もちろん自分の担当もだいぶ尖ってるなと感じる部分があるのだが、その1人1人から勇気とか、希望とか、エールを貰っている。それぞれの好きが交わる場所が”ここ”なのである。この曲はそんなシンデレラを表してくれるとても大切な曲だと思った。

あなたが勇気をもらったアイドルは誰だろうか


 こうしてDay1は終演。最近はDay2だけ現地とかいう状態が続いていたので「明日がある」というこの状況が嬉しい。

走る街を見下ろして~

ありがとうマリンメッセ福岡A館
 その後は打ち上げへ。
 音頭は「東山奈央、最高~!」だった。本当にそうだった。打ち上げの中では自分が小日向美穂Pであることの知られなさを嘆いたりした。お店の人も「曲かかってますよ!」とデレマスの楽曲を色々かけてくれていた。幸子が好きな店員さんがプレイリストを作ってくれていたらしい。ありがとう。
VelvetRose、酒だよ(ちとせアクスタ提供:すーさん)

「馬刺し!お前馬刺し食え!」なんて言われた。
博多の夜といえばもつ鍋。本場のもつ鍋は美味しかった。楽しい時間はあっという間である。ねぎまぐろさん達と別れて地下鉄で博多へ、「また明日~」なんてことを言えるこの瞬間が一番楽しい。
なぜか「福岡の地下鉄車両は国鉄にリスペクトをもって内装に木目とかを採用している」という話をしていたら博多に到着。ここからどんどん各々のホテルに向かって別れ、投宿。
おまかせプランにしてたらツインルームを1人で使う男になった。せっかくなので1泊ごとに別のベッドで寝てみることにした。特に意味はない。
ホテル前のコンビニに行ったら九州っぽいアイス「ブラックモンブラン」があったので購入。バニラアイスにチョコとクッキークランチがかかっていて非常においしかった。名前の由来は社長がモンブラン山を目にしたときに「この雪山にチョコ掛けたらおいしいんだろうな」という感想から始まったらしい。そうはならんやろ。

 温泉に入ったりコインランドリーで肌着を洗濯したりしてたらめちゃくちゃ時間がかかった。気づいたら寝落ちしており3時半とかになっていた。なんか旅先はこんなのばっかりだ。まあいいや、どうせ10時に起きても大丈夫だしと安心し、眠りについた。



第4章 Jun-rei-Mo-No Sunday!

  6月29日(日) 晴れ
 福岡はNHKが3番だから安心する。前日バカみたいな寝方をしたのにすっきりと目が覚めた。最近はカプセルホテル泊が続いていたのだがやはり仕切られた部屋が一番眠れるなと思い、朝風呂を済ませ、少し準備をしたのちに出発。
今日は聖地巡礼をして時間をつぶす。まずはJR博多駅へ。
博多はそろそろ山笠の季節。
JRのホームに向かう。
博多9:37発 普通折尾行き
現れたのはBEC819系という見慣れないアルファベットのついた車両。愛称は「DENCHA」(デンチャ)。
JR九州では初めてのアルファベット付き形式のBEC819系、鹿児島線や香椎線などで走行し、非電化の香椎線では蓄電池を用いて走行しているほか、運転士を乗務させた上での自動運転も行っているハイテクな車両だ。
以前大糸線や小海線でハイブリッド車両に乗車したことはあるのだが、ディーゼルエンジンが無く、電気だけで動いてるという点がかなり違う。実際鹿児島線ではパンタグラフを使って普通の電車と同じように走行し、他形式との併結運転も普通に行っている。
 まあこの区間では813系とか817系と大して変わらないので、いずれは香椎線で乗車してみたい。そんなこんなしてる間に今日最初の目的地に到着。
千早駅。来た理由を説明する必要は無いだろう。
 2003年に開業したこの駅はよくプレイしている電車でGO!プロ1には存在しない。かつてここにあった香椎操車場の跡地開発と高架化により誕生した。その駅の名物と言えば…
鹿児島線72キロポスト(門司港駅からのキロ数を表す標識)。これを見に来た。
ちなみに1999年、スペースワールド駅付近のルート変更により実際の距離は1キロ程度短い。
その4年後に開業した千早駅に72キロポストがあることが奇跡なのである。多分この2日間は見に来るやつが多そうだなと考えて外に出る。
駅周辺は住宅やマンションが立ち並んで栄えている
 そもそもこの駅に来た理由、アイマスへの入り口が旅m@s動画で、その作者さんが動画内で登場させていた。というのが大きい。あれから10数年経過したがようやく来られて嬉しい。
隠れアイマス聖地
千早駅には西鉄貝塚線も乗り入れている。
西鉄千早駅、かつては名香野(なかの)駅と称されていたが2004年に当地に高架化移転したことを機に現駅名に改称された。
西鉄電車で福岡の都心部に向かう。千早から170円。

数分後、電車が入線。
10:00発 貝塚行き。車両は600形。大牟田線の車両と違って黄色に赤の帯が巻かれた車体が特徴だ。車内はかなり混雑しており、まあまあ身動きが取りずらかった。
10:08 貝塚に到着。人がおりきったところで車内を見るとかなり古さを感じた。製造も1962年から1972年とすでに40年以上が経過しており、置き換えの話も出ているとのこと。

後で気づいたのだが貝塚行きは赤い幕、西鉄新宮行きは青い幕で表示されており、パっと見たときに分かりやすいだろうなと感じた。
名前変えすぎてドーム球場としか書かれてないやん
西鉄に一旦別れを告げ、ここからは地下鉄に乗車する。地下鉄箱崎線の駅は西鉄の駅と一直線になるように設置されており、なぜ直通しないんだ?と思った。
まあ、地下鉄は6両で西鉄は3両、対応工事も面倒だろうがこの感じを見ているとやっても何とかなりそうな感じがあるのだが長年両数の問題とかで凍結したままだそうだ。
地下鉄側から西鉄側を見る。
ここがつながる日は来るのか???
というわけで1日乗車券を購入。お値段は640円。これを使い次の目的地に向かう。

つづく

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