第2章 積み重ねた歴史
6月28日(土)晴れ
小倉の天気は晴れだ、今日もかなり暑くなるらしいという天気予報を聞き戦々恐々とする。
せっかくなので駅付近を散歩してみる。
小倉駅新幹線口に立っている商業施設「あるあるCity」北九州市漫画ミュージアムを中核としており、まんだらけや駿河屋、アニメイトなどまあいわゆるオタクビルである。そして2022年からこのビルのアンバサダーを金子有希さん、高田憂希さん、前田佳緒里さんという3人の北九州出身声優が勤めている。
また異次元フェス始まった。
金子(有)さんと高田さんはデレマスで、前田さんはラブライブ虹ヶ咲で活躍しているのだが、こうして故郷に錦を飾っている光景は良いと思う。
また異次元フェス始まった。
金子(有)さんと高田さんはデレマスで、前田さんはラブライブ虹ヶ咲で活躍しているのだが、こうして故郷に錦を飾っている光景は良いと思う。
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デレマスのライブを何度も開催した西日本総合展示場もついでに見物 |
特に空いている店も少ないのでマクドナルドに入る。待っていたら突然クソジジイが割り込んでレジに向かったのだがそのレジがクローズして順番通りに注文できた。正義は勝つ。
そして小倉駅っぽい光景と言えばこれ
そう、北九州モノレールの小倉駅だろう。駅ビルの中に突っ込んでいき、テナントのように車両が存在する光景こそが小倉駅っぽい光景だろう。せっかくなので1駅だけ乗ることにした。隣の平和通駅まで向かう。
改札はICカードのほか、QRコードに対応している。
乗車券が磁気ではなくてQRコードだった。ちなみに出場時には読み込ませた後に改札機の穴に放り込む仕組みだ。これを知らなかったので小倉駅で改札に引っかかった。
ちなみに小倉~平和通は複線ではなく正確には単線並列区間である。これは1985年の開業時にこの駅が「小倉駅」として開業し、終点だったこの駅に渡り線が設けられていたからである。現在の小倉駅は1998年に開業したものであり、その時に駅ビルに突っ込む光景が生まれたのである。改札はICカードのほか、QRコードに対応している。
乗車券が磁気ではなくてQRコードだった。ちなみに出場時には読み込ませた後に改札機の穴に放り込む仕組みだ。これを知らなかったので小倉駅で改札に引っかかった。
7:24発 小倉行きに乗車。
1分や2分で何が分かるのか。という感じだった。今思えば別に乗りつぶしても良かったかな。
再び小倉駅。
モノレールの車両は1000系の一種類だけ。名古屋には動物園の中にしかモノレールが無いのでアトラクション感覚で乗ってしまった。
続いては門司港に向かう。じゃバス門司駅で降りればよかったのでは?とは言わないでほしい。
JR九州の在来線は見たことのない車両だらけで新鮮だ。こいつは821系。前面にやたらライトがつけられているのはイカ釣り船をイメージしてるわけではなく真っ暗な田舎の駅で視認性を高めるためだとかそういう感じらしいが、最近はもったいなくて消して使ってるらしい。どうなってんの?
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新幹線、モノレールのほか鹿児島線、日豊線、日田彦山線が乗り入れる |
真向いには811系が入線。こっち側はリニューアル化された編成。転換クロスからオールロングシートに改造されている。
こっちは図鑑でよく見た未更新の編成。こいつと同世代の311系がこの週末で引退したことを考えるとまだまだ元気だなと思った。
関門間のためだけに生き残っている415系。同型の211系はなじみ深いのだが、こいつは交流・直流の両方の電化に対応している形式だ。とは言ってもほぼ形も内装も同じなのでちょっと親近感が湧く。色々撮っていたら門司港行きを1本逃してしまった。(バカ)
気を取り直して門司港に向かう。今度は813系。こいつもゲーム内でやたら苦労した。
6両なのにワンマン運転とかやるんだ。
こいつは日豊線からの列車だからか結構長い時間止まったのでちょっと観察。
「うおーこれがみんなが詰めなさすぎるから逆に撤去された転換クロスシート」「これがこうとでも書かないとみんな床に座るからステッカーにしてわざわざ貼ってるやつ!」
なんかもっとほかの見ろっての。8:06発 ワンマン普通門司港行き。
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残存されている貨物ホームは映画ロケにも使われたことがある。 |
その東小倉を過ぎると2002年に浜小倉駅と共に機能を集約し完成した北九州貨物ターミナル駅を通過。貨物列車は隣の門司から山陽線に入り、トンネルを抜けて本州へ向かっていく。
813系は3両と3両に分かれて折り返していった。乗ってきた乗客の大半は観光目的っぽい装いだった。
駅構内には留置線が広がる。
門司港駅は1891年、九州鉄道の門司駅として開業。1901年に関門連絡船が運航を開始したことで本州と九州を結ぶ重要な駅としての役割を果たすようになった。1942年、関門海峡に海底トンネルである「関門トンネル」が開通したことで門司駅(当時は大里駅)が本州との接続点に変わり、現在の門司港駅に改称された。
ところどころにレトロな雰囲気がただよう。
せっかくなので駅舎を見ないまま外に出てみる。
現在の駅舎は1914年に竣工。その後シロアリの浸食などの老朽化に悩まされ改修工事を行い、2019年に竣工当時の姿に復原が完了した。そういえばその年の年末には春瀬なつみさんのブログで門司港駅の写真がアップされていたのだが、その当日はデレマス声優の結婚が相次いでいた時期だったこともありブログ更新のお知らせで肝を冷やした思い出がある。
門司港駅周辺は門司港レトロ地区とされ、あちこちにレトロな建物が残されている。現代の街は変化が激しく、平成に建てられたビルすら取り壊されたりしている中この町は100年以上前の街並みが残っている。
100年前の人々もこんな光景を見ていたのだろうか。
門司港駅から少し歩いて九州鉄道記念館にやってきた。10時開館だったら入らずに別のところに行こうと思ったのだが9時開館であることを知ったので迷わず入館。なんと入館料は300円。リニア・鉄道館の1/5である。安い。
エントランスでは485系、EF30、ED76の前頭部分がお出迎え。
さわやかライナーってなんだよ。
813系は3両と3両に分かれて折り返していった。乗ってきた乗客の大半は観光目的っぽい装いだった。
駅構内には留置線が広がる。
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ここが始まりの地 |
ところどころにレトロな雰囲気がただよう。
せっかくなので駅舎を見ないまま外に出てみる。
現在の駅舎は1914年に竣工。その後シロアリの浸食などの老朽化に悩まされ改修工事を行い、2019年に竣工当時の姿に復原が完了した。そういえばその年の年末には春瀬なつみさんのブログで門司港駅の写真がアップされていたのだが、その当日はデレマス声優の結婚が相次いでいた時期だったこともありブログ更新のお知らせで肝を冷やした思い出がある。
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旧門司三井倶楽部 アインシュタインが泊った部屋があるらしい。行きたかった。 |
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北九州銀行門司支店 旧横浜正金銀行の門司支店でもある。1934年竣工。 |
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置いてあるSLは9600形59634号 番号から「ごくろうさん」と呼ばれていたらしい。 |
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それぞれの車内も見学可能である |
さわやかライナーってなんだよ。
チケットを購入して入館するとまずは車両展示エリアへ。ここにはその名の通り九州で活躍した車両が数多く展示されている。一個一個書いていくと長いので割愛。
ED72(くっ)1号機。九州初の交流電気機関車。キハ07形。宮原線(廃線済み)で運用されていた。
485系 クハ481-603 もはや説明不要。
寝台特急ではこんな感じで寝台になる。この後上に2段ベッドが引き出され、3段寝台として使用される。
ん?この車内ちょっとおかしくね?
特急列車には不釣り合いな開くタイプの窓??実はこの583系、引退の少し前に715系という普通列車用の車両に改造されていたものである。そのまま保存されていた車両を「それっぽく」色を戻してしれっと保存しているわけである。「なんか黙ってたら気づかれないっしょ」みたいなことを鉄道趣味は教えてくれる。
ブルートレインとして活躍した14系客車。そもそもだが、今回の旅もこいつがあれば割といい感じの時間についてたのだが。
開放式のB寝台。モケットの柄は国鉄時代と違っている。2段ベッドで上段の通路側に荷物入れが存在する。
一度でいいから現役時代に乗ってみたかった。
続いて本館の中へ、こっちは冷房が利いていて涼しい。
本館では九州の鉄道の歴史を色々な資料と共に学ぶことが出来る。
うわ~~~んぼくのお弁当がぁ~~~~~~😭
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明治時代の鉄道風景。駅弁の立ち売りは今残ってるのかな。 |
うわ~~~んぼくのお弁当がぁ~~~~~~😭
いやお前こんな貧弱なテーブルに載せてたらぶちまけるだろ…
こちらは811系の運転シミュレーター。料金は100円。門司港~折尾のうち2区間の運転が可能。
モックアップではなく2002年に鹿児島線内で発生した追突事故で廃車となった車両を使用しており、正真正銘の本物である。
暑い中駅に戻る。以前使用した例えで「水分が搾り取られる」という意味で「雑巾の気分」という言葉を使ったことがあるが、今はそれよりも強力な通販とかで見る水分をどんどん吸収する布タオルみたいな気分だ。
駅のファミリーマートでお茶を補充。「マナカで」だけじゃ通じないかなって思って「交通系で」と付け加えておいた。10:23発の区間快速博多行きに乗車。座り心地の悪さが悪名高い817系だったが、窓が大きいことは良かったと思う。こちらは811系の運転シミュレーター。料金は100円。門司港~折尾のうち2区間の運転が可能。
モックアップではなく2002年に鹿児島線内で発生した追突事故で廃車となった車両を使用しており、正真正銘の本物である。
まあ上出来でしょう。
そんなこんなで1時間ぐらいで退館。とても300円のクオリティとは思えないほどのボリュームだったので、ぜひ皆さんも訪れてほしい。
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本館の建物は1891年に建てられた初代九州鉄道本社社屋で、国の登録有形文化財である。 |
そんなのに1時間半も乗るわけねえだろ。というわけではないが、門司で下車。
関門トンネルと本州側の直流電化から九州川の交流電化に切り替わる途中の415系に乗車。これに乗りたいための寄り道である。そういうのも良いじゃないの。車内は満員に近かった。門司と下関は近いので観光客だけではなく通勤通学客も行き来しているので思っている以上に同じ都市圏のような雰囲気である。
満員だったのだが、なぜか突然腰が痛くなってきて焦った。冷や汗の方が出てきてしまった。![]() |
門司10:48発 小倉行き |
10:54 小倉着。
数分間だったが415系で211系の追体験を楽しむことが出来た。そろそろ体力を温存したくなってきたのでここからは特急を使う。小倉→博多なら自由席600円、安い。
11:05発 特急ソニック18号に乗車。電車でGOで何度も運転した憧れの車両なので楽しみだった。
1か所だけ空いていたので座ったら横の座席が菓子の食べかすで汚れていた。どんな教育を受けていたらこんなことが出来るのだと憤りを感じていたのだが折尾でその座席に座ってくる若いお姉さんが出てきて「マジか…」と声が出そうになった。強いな、九州の女。![]() |
鼓動を響かせ 生きる意味はなんだ |
883系はJR九州初、交流電化でも日本初の振り子式車両で、カーブなど曲線で車両を傾斜させることでスピードアップを実現した。その他車外車内のいたるところのデザインもかなり優れていて見ていても乗っても楽しみを感じる車両だ。北九州の工業地帯から山あいを抜け、いよいよ福岡市内へ。
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若戸大橋 |
お世話になりやした~
辺りを見回すと知らない車両だらけで「ああ旅しているな」という気分にさせられる。
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787系の「リレーかもめ」25号 |
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キハ185系「ゆふ」3号 国鉄型の特急も数えるぐらいになった |
ここで昼食とさせていただく。
3日間の滞在よろしく。
ついでにデレマスの応援広告を探し出す。
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これを、見に来た。 |
はーちゃん
誕生日の近かった三好紗南ちゃん
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博多駅もだいぶ変わった気がする |
この後ホテルまで歩いてリュックなどの大きな荷物を預けに行ったらプロデューサー装備の人たちがみんな同じことを考えていたのか、ちょっとしたオフみたいな空間になっていた。
ということで地下鉄で会場に向かうことにした。
第3章 誰よりも輝くステージ
さて、ここからはライブである。今回の会場であるマリンメッセ福岡は海沿いにあり、最寄り駅は地下鉄の呉服町駅だ。しかし駅からやたら歩かされることもあり博多駅と天神から直行バスが出ていた。今回は乗りつぶし目的で地下鉄を使う。
流石に博多駅は人が多い。中洲川端で空港線から箱崎線に乗り入れる。福岡は4度目だが箱崎線は初の乗車だった。1000系生きてたんかワレ!
そろそろ置き換えらしいがいつまで残るか。
ということで呉服町に到着。シンボルマークは入宋交易船をモチーフにしたものだ。
蒸し暑さの中15分歩いてようやく建物が見えてきた。
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福岡の地下鉄には駅ごとにシンボルマークが設定されている。 |
蒸し暑さの中15分歩いてようやく建物が見えてきた。
こっちは福岡国際センター。大相撲の九州場所の開催地だがこの前週にシャニ7thが開催されていた。そこからさらに少しだけ歩くとマリンメッセ福岡に到着。
たくさん同業者が集まっていた。ついでにいつメンと合流。
高速道路の高架下に日影があり、そこに割と人が集まっていた。もう高架下じゃないと生きていけねえよ。暇なので展示スペースも見にいく。
法被の類、いい加減ほしいな。
ソラーナ・チーカの予祝!?!?!?!?!?!?
キャスト手作りの「My Only Tiara」
つづいてはおなじみサイゲームスのフラスタ(フラスタって何?)
たくさん同業者が集まっていた。ついでにいつメンと合流。
高速道路の高架下に日影があり、そこに割と人が集まっていた。もう高架下じゃないと生きていけねえよ。暇なので展示スペースも見にいく。
法被の類、いい加減ほしいな。
ソラーナ・チーカの予祝!?!?!?!?!?!?
キャスト手作りの「My Only Tiara」
つづいてはおなじみサイゲームスのフラスタ(フラスタって何?)
今回はいつものような映像ではなくパネルとサイン色紙のセットだった。
なんとなく察しのついている方がいるだろうが、今回は自分の担当アイドルが3人も揃っている。そしてセットリスト的に確実にソロ曲をやるのだ。現地で担当のソロ曲を中々回収できなかったこれまでの借りを全て返す時なのだ。
なんとなく察しのついている方がいるだろうが、今回は自分の担当アイドルが3人も揃っている。そしてセットリスト的に確実にソロ曲をやるのだ。現地で担当のソロ曲を中々回収できなかったこれまでの借りを全て返す時なのだ。
…うち1つは全く知らない曲なのだけども。
続いては有志の配布企画会場である博多港国際フェリーターミナルに向かう。なんか色々道が分からなくて炎天下の中無駄に歩かされた。
普通ならここから海沿いに行けばつくはずなのに行き止まりになっていた。ヒィヒィ言いながら到着。結構みんな道を間違えては「この先は行けないねえ~」と苦笑していた。
毎回思うが、パンフレットやペンライトの企画を考える方々には頭が下がる。名刺も配ったのだが今回は福岡県民ならピンとくるデザインにしたので、ちょっと分かってもらえて嬉しかった。そのあとも色々名刺を配ったりとかしながら過ごし、いよいよ入場。席を確認…
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今回の連番は七海・仁奈P。これを覚えておいてほしい。 |
お?アリーナだ。死ぬのか?
ということで色々済ませて席に着くと毎回眠くなる。開演前BGMは「とどけ!アイドル」だった。この曲がデレステのテーマソングだったことを知る人ももう少なくなっているだろうか。音量が上がり、いよいよ幕が上がる…
長くなったので次回につづく
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