2021年6月19日土曜日

2021/3/17 思い付きのお伊勢参り①

 「そうだ、伊勢神宮行こう。」

そんなことを言ったのは2020年の1月のこと、しかしデレ7th大阪やそのあと世界が一変したことによって行けないまま時が流れていった。そして2021年の3月になったある日、「そういえば伊勢行きたいんだったな」と思い出したのであった。


ということで

伊勢神宮に向かうために近鉄ではなくJRの名古屋駅に到着。
特急南紀1号 単純にキハ85系に乗りたかったのと「南紀って乗ったことねえな」と思ったので今回はJRと伊勢鉄道経由で伊勢に向かうことにした。
この春からオールモノクラス編成になった南紀、しかし前面展望は健在である。
運転席側しか取れなかったのだがこれは完全に窓口で頼むときにミスをしたせいである。
当然のことながら、乗車中はずっと前面展望というより運転席展望という感じになる。

1年1か月前は「めちゃくちゃゆっくり進んでいるな…」感じだった関西線も特急列車ならすぐ…というわけではなく、当然のことながら途中駅での列車交換などで運転停車の時間を取られることになる。
JR東海唯一の国鉄型、211系0番台と離合

しかし駅を通過することのほうが多いので結果としては普通列車よりもマシになる。
あっという間に愛知県を抜けて三重県へ、桑名を出て四日市の工場群が見えるようになる。
四日市を出て、次の南四日市からは第3セクターの伊勢鉄道線を通ることになる。
この路線は1987年に国鉄伊勢線を転換して開業した路線で、名古屋と伊勢方面を結ぶ短絡ルートとしての役割も持っている。
河原田駅の手前で関西線と別れ、伊勢鉄道線に入る。
河原田駅
なお乗務員はJR東海の乗務員がそのまま乗務する。なお伊勢鉄道はJR東海に「南紀」「快速みえ」の車両使用料や名古屋工場に入場する回送列車の乗務員の人件費を払っていたりする。
第3セクターとはいえ、河原田~中瀬古は複線である。非電化で複線なので城北線にキハ85とか走らせたらこんな感じなのだろうなと思いながら鈴鹿駅に到着。
鈴鹿サーキットで有名な鈴鹿だが、最寄り駅はその2つ先の鈴鹿サーキット稲生駅である。
ちなみに線内はほぼ全てが立体交差で、踏切は1か所のみ。なぜ国鉄はこんな路線を手放してしまったのだろうとしか思えない。(18きっぷオンリーで快速みえ乗れたのにな)
鈴鹿駅の北側で近鉄鈴鹿線と交差する。近鉄に駅はない。

中瀬古駅から先は単線になる。
しかしローカル線にありがちな「複線分のスペースは用意してありますよ」という感じの線路が続く。
あっという間に伊勢鉄道線が終わり、亀山からの紀勢線が合流すると列車は津に到着。
「中途半端に亀山~津だけ乗れてないな」なんて思いながら津を後にする。降りるのは次の松阪駅だ。
ここからは再び単線のローカル線を走る。松阪では乗り継ぎの時間が6分なのだが、ここで何となく時計と運転席にあるスタフを見たところ、2分遅れで運行しているのに気づいてしまった。
とりあえずすぐ降りられるように準備をしている間に松阪駅に到着。

初めての「南紀」乗車はこれで終わり。次乗るときはキハ85じゃないかもしれない。
そんなことを思いながら見送る。乗り継ぎまであと4分。
この地区の主力、キハ11系300番台。
いつもは名古屋工場に置いてあるのを見たり城北線で走ってるのを見るぐらいなのでちょっと新鮮。乗り継ぎまであと3分半。
「乗り継ぎ改札を通ればいいか」と思い、跨線橋に上がったが乗り継ぎ改札がない。
そう、松阪駅には乗り継ぎ改札がないのである。
とりあえず乗り継ぐ列車がやってきてしまったので仕方なく乗り込む。ちなみに特急券はチケットレスで購入済みである。
「すいません、JRから乗り換えてきたので今から切符発行したいんですけど…」と巡回してきた車掌さんに言って伊勢市までの乗車券を発行。去年も美濃赤坂線で同じことやったな。
宮川を渡る

わずか12分で伊勢市に到着。南紀は伊勢市まで行かないし、松阪や多気でJR同士乗り継ぐより早いのである。
近鉄の駅は2面2線。JRの駅と跨線橋で結ばれている。
JRは2面3線。かつては伊勢車両区が設置されていたが廃止され、現在は留置線のみが残されている。余談だが前述のとおりこの地域で走行しているキハ11系300番台などは伊勢鉄道線経由で名古屋工場に入場する。これはJRのエリアに縛られて亀山駅を経由すると車両の向きが逆向きになってしまうためである。どこかの会社はJRのエリアに縛られて東日本をほぼ半周して青森県から福島県まで運んでいたりしていたが
駅は北側が近鉄の管理、南側がJRの管理で、松阪駅同様乗り換え改札は存在しない。
さきほど買ったばかりの紙切れのような切符を有人改札で渡して出場する。
ICカードが使えるのは近鉄線のみなので、JRの列車案内にはICカードが使えない旨が書かれている。さらに改札口にも「ICカードでJRには乗れない」という案内がデカデカと書かれていたので結構そういう人が多いのかもしれない。
JRの駅舎のはずなのに近鉄の切符売り場も存在している。松阪駅もそうだが三重県では近鉄とJRは共存関係なのかもしれない。
かつては東京や大阪からの国鉄の列車も発着していた。
JR側の駅舎、南口から外宮へと向かう。
つづく

2021年6月17日木曜日

2019/5/28~29 HANKYU&NANKAI CLASSIC⑤

汐見橋線を制覇し、難波に戻ることに。

汐見橋線の線路は現在、南海本線と繋がっている。
難波に戻るために南海本線の普通列車を待つ。その間に通過列車を適当に撮影。
現在の主力、8000系。
余談だがこの8000系の甲種輸送を撮影するために4時間ぐらい名駅で待っていたことがある。
9000系。こいつは特急なので後ろに指定席車両を繋いでいる。名鉄の一部特別車特急みたいな感覚である。
指定席側は「サザンプレミアム」12000系。
次の電車を待つ。
やってきたのは2000系。2扉車である。
誤乗防止のために「2扉車」とデカデカと表示されている。
この2扉車で難波に戻る。今度は南海本線なので今宮戎や萩ノ茶屋は通過していく。
難波駅に戻り、もう一つ寄りたいところがあるのでそこに行ってみることにした。
なんばパークスの中にある「南海ホークスメモリアルギャラリー」に到着。
結構建物の中を迷ったがなんとかたどり着くことができた。

少々奥まったような場所にあるのか、そもそも興味を持つ人が少ないのか。
見学者は自分以外にいなかった。



なにか抜けてるような気がしますね… 
まあ現在はここに名前を刻むなと言っていた人も鬼籍に入ってしまったので今後変わってくるんでしょうかね。

南海ホークスの歴史を振り返ったところでいつものようにケーキパフェを食べるために本町駅に向かった。
そして本町駅を降り、店に向かって歩いてるときにふと脳内に

「コインロッカーのカギ、ちゃんと持ってる?」

と浮かんできたのである。

その場で財布(大体財布に入れるので)を見てみたところ、あろうことか…

カギがないのである。

とにかく考えうる場所をあらかた探したがない。落としたか?落したとしたら和歌山県ぐらいまで探さないと無理だぞ??
とりあえずケーキパフェどころじゃねえ!とそのまま大阪難波駅へ。
クッソ、令和最初の遠征でこんな事件起きるのかよッ。

そして大阪難波駅のロッカーに着き、なぜかロッカーのカギ番号だけは覚えていたので電話をしたところ、駅事務室に来てくれとのことだったので向かうとそこには駅員さんが預けたリュックを持って待っていてくれていた。

この事件の経緯はこうである。

1.大阪難波駅のロッカーにリュックを入れる
2.金を入れるがカギを抜くのを忘れる
3.巡回中の警備員がそれを見つけてカギを抜き、荷物も一応出して駅事務室へ

さすがに今回に関しては平謝りするしかなく、ただただ申し訳ないという気分だった。
現場写真① 荷物を入れたロッカー

現場写真② 取り出した荷物
とりあえず事件は解決したので簡単にお土産を買い、そのまま改札内で昼食をとることにした。
黒いルーが特徴的な船場カリーの「すじネギカリー」
箕面ビールを飲みながらカリーを頂く。

食べ終えた後はホームへ。
適当に撮影して乗車するアーバンライナーを待つ。
乗車する14時発の名古屋行きアーバンライナー。
毎回そうだが乗車するとあっという間についてしまう気がする。
三重県と愛知県の県境付近の光景
こうして名古屋に帰着。
令和最初の遠征は2日続けて初歩的なミスが続くようなたびになってしまったので、せめて試合が勝ってよかったと思った。

今回は以上です。
ご覧いただきありがとうございました。