2023年6月25日日曜日

2023.6.10~12 はじけて、かがやいて。~よまつり遠征記~③

 第5章 はじけて、

 ライブも中盤に差し掛かる。


6.ささのはに、うたかたに。

 「来るかな…?」と「夏がテーマならやるんじゃね?」の中間ぐらいで考えてた曲。

デレステコミュの時の感じで行くとウサミンが長女かな…?それはそうと今回傘を使う曲が多いな。去年のcg_ootdの時にも聞いてたけどラスサビの花火が上がるあたりとかなぜか泣ける。なんで?昔からこういう演出に弱い気がしてきた。次はぜひオリメンで…


7.サイン・オブ・ホープ

 南条光のソロ曲。光といえばマキノとCMで同期だが(この瞬間俺は今日来ないことを確信した)、珍しくといえば変な表現になるのだが同じCM同期である西園寺琴歌の「セレブレイト・スターレイル」とともに3曲とも"刺さった"のである。ヒーローアイドルである光らしい疾走感のある曲なのだが、同時に「ヒーローって何だっけな…」みたいなメッセージすら投げかけられるような感じがした。どんどんコールや声援が大きくなるあたり実際のヒーローに向けられる声援みたいとも思ったのだが、それが体験できるのも多分今回限りだろう。それを思えば誰のソロ曲だけを聞きに来た…なんてことは野暮に思えてきた。これを聞けただけ今日は価値があった。


俺神ちゃん(神谷早矢佳さん/南条光役)のこと好きかもしれんな…


8.情熱ファンファンファーレ

 10thファイナルの時にも言及したのだが「すべての人に聞いてほしい応援歌」がこの曲だと思う。今回は声出し解禁だから終盤ブロックに配置された(バカのセトリか?)のだが、「この3年間の苦労なんて全部忘れちゃおうぜ!!!!!!」なんてことを言われてる気がした。2020年2月以前の我々はイントロのたびに大声を出したり、コールをしたりすることに対して当たり前だと感じすぎていた。でももうそんなことを気にする必要はない。3年分出した。出し切った。明日のことなんか知らねえ。

全身全霊で叫んじゃって SAY

ぼく「WOW!!!WOW!!!YEY YAEH!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 

案の定次の日声出なかったよ


9.Wish you Hapiness!!

  この日のクライマックスの曲。この曲自体は2021年に開催された「Happy New Yell!!!」(HNY)のテーマ曲だったのだが、無観客配信ライブになってしまった結果(ホンマ許さへんからなクソボケファックウイルスがよお)、今回が有観客初披露になったのである。ご存じの通りコールが結構多い曲なので今回来るのは不思議じゃなかったのだが、

新しい時代の幕開けを キミと感じてたい

この部分で「あっそうか、新しい時代か…」と感じた。すでに2011年から続いたモバイル版のゲームがサービスを終え、今回が初めてのライブ。ライブ前には「モバマスの初盆やろw」とか言ってたのだが、おそらく本当にこのライブはモバマスの盛大な、そして賑やかな弔いだったのだろう。きっと新しい時代のシンデレラガールズも楽しく、そしてカオスに(?)我々を大いに楽しませてくれるのだろう。

この後はライブのテーマ曲「悠久星涼」(ゆうきゅうのほしすずし)を初披露。なぜ今?と思ったのだが曲が明らかに祭りの終わりをイメージしていたので納得した。

そして告知では早くもこのライブのブルーレイ発売が発表。そして特典映像に八神マキノのソロ曲「ノーチラスソナー」披露までのドキュメンタリー…


「ノーチラスソナー」披露までのドキュメンタリー!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?


そしてアンコールへ…


10.サマーサイダー

 そんな状態で迎えたアンコール。このギターは…「あ!!!!!!!!!」という感じで始まった。元々は乙倉悠貴と久川颯のユニット「Sola-ris」(ソラリス)の曲で、今回は2人ともいないので「さすがに来ない」と踏んでおり、本当に不意打ちを食らった。告知と連続で来るから本当に崩れそうになりながらも聞いていた。ちなみにデレステのイベントコミュは本当に名作です。泣きました。見てください。本当に。あとポカリスエットのCMに起用してほしいわこれ…(サイダーじゃねえだろ)

これは以前撮ってたサマーサイダーっぽい写真
 こうして3年ぶりの声出し解禁ライブ。そしておそらく今年最後になるであろう現地参戦は幕を閉じた。未練が残らなかったと言えば嘘になるのだがとにかく来てよかった。規制退場で外に向かう列の横から別の退場列が入ってくるような変な動線の会場を後にし、打ち上げ会場に向かう。
ホテルの外に出たら目の前のホテルからUOを振ってる人が見えた。配信勢かな。
約束された勝利の地
とばつるさんに「現地集合な!」と梅田の店のURLが送られていたのでJR大阪城公園駅から環状線に乗り込む。思いのほか快適で座れたので楽に大阪駅で下車。ここで1本後続の電車に乗っていたねぎまぐろさんと合流して向かうことになった。果たして愛知県民2人は無事梅田ダンジョンを攻略できるのか!?!?
ここはどこ?どこだっけ?見知らぬ街角
できませんでしたーーーー(ピタリ賞羽鳥)
結果的に右往左往しまくった挙句、外に出られず、地上に出られず。「助けて!上に上がれません!!」という断末魔が曇り空に響いた。

そんなこんなで打ち上げの店に到着。
はじけてあふれたサマーサイダー

タコちゃんラブちゃん
ライブの話などで大いに盛り上がり、23時過ぎに解散。(「また明日ー!」とか言って解散する光景ってやっぱりいいよね)ベロベロに酔った状態で西梅田駅まで歩くのは危険と判断し(西梅田だけ遠いの腹立ってきた)、御堂筋線でホテル最寄りの本町へ向かう。
今回のお部屋。スタンダートなシングルルームだったが併設されている温泉が同じフロアにある(風呂だけに)(爆笑ギャグ)のでラッキーだった。
 色々感想をメモ程度に書き留めた後、酔いを少し冷ましてから温泉に入り就寝。こうして大阪の夜は更けていった。

第6章 わらって

 6月11日(日)
今日は昼から雨が降るようなので折りたたみ傘を入れ、少しだけ重くなったカバンを持ってホテルを出る。まずは朝ごはんを食べようと近くの本町センタービルに向かったのだが、日曜日ということもあり店が全く開いてない。結局梅田まで向かい、12時間ぶりに右往左往した挙句にようやく朝食にありつく。
梅田の喫茶店でモーニングを頂き、暇なので京セラドームに向かう。
この日はオリ姫デーということで女性ファン向けのシリーズが行われていた。昔は男性ファン向けのオリ達デーとかあったのにいつの間にか消されていた。共産党、お前の出番だぞ。
昔から目をつけてた山﨑颯一郎も主力の一員である。
1軍に上がって来いよ。
偉人。すぐに銅像を建てろ。
こっちのテーマも「アイドル」ということでファン投票で選ばれた選手がアイドルユニットを作った設定なのだが、K-POP風にしかできないのか。なんでそっちに寄せるのか。よくわからんものだね。
早く復活してくれよ
ということで京セラドームを散歩した後は難波へ。
吹き抜けが美しい大阪メトロの駅とはまた違う阪神なんば線のドーム前駅。
ステレオタイプな「大阪」の風景。あまりこっち側に来たことがないが。
くいだおれ人形を始めて見た。何回も大阪に来ているのに。
ここでちょっと早いおひるごはん。

タコちゃんラブちゃん(14時間ぶり)
たこ焼きを食べ、少し散歩した後に色々合流して難波から大阪城ホールへ向かうことにした。

つづく

2023年6月21日水曜日

2023.6.10~12 はじけて、かがやいて。~よまつり遠征記~②

 第3章 まつりのまえ

荷物を預けたホテルを出て、身軽になった状態で難波に向かう。
白石紬

まだ時間があったのでアイマスショップなどを眺めて時間をつぶした。店内にはおそらくライブ向かうオタクで埋まっていた。知り合いであるおつおつさんと合流後は以前にも来たことがある大阪難波駅のカレー屋で昼食。
おいしくいただいた後はいよいよ会場へ。今回は京セラドームじゃなくて大阪城ホールである。この日は試合があったのでユニフォーム姿の乗客と真逆に長堀鶴見緑地線に乗り込む。
調子乗んなカス

大阪ビジネスパーク駅に到着。この駅は深さが32メートルもある。大阪メトロで一番深い駅だそうだ。また幻のホームになるはずだった構造物もあるなど色々ネタが多い駅だ。
初めて使う液で再び道に迷う。1回休み。
ライブ前のコール本やサイリウムなどをもらう有志による配布イベント会場に到着。
こういう文化も復活してきているのがうれしい。残念ながら色々配布が終わっていてすべてもらえなかったのだが、ここに来れただけ良かったと思った。
ytv本社前にある少年探偵団 なんか事件起きるんか?
 ここでとばつるさんとも合流。いつメンがそろいつつある中いよいよ大阪城ホールに到着。
 その後は内輪のディスコードでの面々が集まり自然に輪を作ったりしてフラスタや展示物も見学。
サイゲームスのフラスタ(フラスタってなんだよ)
今日の出演者
ルビーカウンテス…お前と戦いたかった…
時間になると上からぴにゃこら太が出てくる。
つづいてサインを見学。
自分でも言わないと小日向担当なの忘れそうになる。
有志のフラスタを見たあとは適当な場所に固まる。

出ねえつってんだろ
その後は軽くご飯が食べられそうな屋台を探したが1か所しかなかったのでその近くに、ライブの運営側の屋台が1か所しかなく終わっている行列ができていた。1か所しかないのはどうよ。
隣でベトナムフェスをやってたので適当に見たあと天守閣がギリギリ見えるところで適当に話をしながら開演を待つ。こんなことをするのもライブ前の楽しみである。
予祝しまくる
 この後フォロワーであるマキノPが居るというのであいさつに向かう。彼は5thでこの会場に訪れた時にマキノPが3人しかいなかったという話をしてくれた。その時代を思えば今日はマキノのグッズを身に着けた人たちを本当に多く見かける。本当にその時からの努力を考えると時代が変わったものだろう。そして16時の開演が近づいてきたので入場に向かう。
 今回は一般でもWEB先行でも取れず、Day1だけの現地。しかも初の立見席というので少々不安なところがある状態で向かった。それは「大阪城ホール 立見」などで検索すると「見えない」とかいう書き込みが多数あったからである。それでも今回は「八神マキノのソロ曲が現地で見られるかもしれない」という一点で現地のチケットを取ったのである。
 ということで入場するとチケットに割り振られた番号のエリアで"立見"することになっていた。そしてステージはセンターステージである。これではほぼ平等にステージが見えるので結構助かると思った。おそらく祭りだから盆踊りのやぐらをイメージしているのであろう。そして開演前は普段諸注意とともにBGMでデレマスの曲やCMなどの告知を流しているのだが今回は屋台のようなものをステージに配置して四隅で綿あめを作ったり水風船すくいなどをしている光景が繰り広げられ、その一挙手一投足に歓声が上がっていた。気分が高まりつつある中、いよいよ祭りが始まった。

第4章 Heart beat

 さて今回も印象に残った曲や場面を当日の感想を交えて書いていく。
歌唱メンバーはここにはあまり書かないのでソースを参照

1.Yes!Party Time!! 

 開演前からずっと流れていた祭りっぽいBGMからここにつなげるのか!?という感じで始まったこの曲。声出し解禁公演の一発目としてふさわしい曲なのではないか。そして声出しじゃなかったときに入ってきたPにも優しくモニターにコール部分が表示されるのはありがたい。この曲といえば7thナゴヤドームでDJ KOOとシンデレラガールズがコラボした状態でやった時がバチクソに楽しかったのだが、その時に匹敵するぐらいこの日のYPTは楽しかった。

2.プライスレス ドーナッCyu♡

 椎名法子のソロ曲。ところであのドーナツ店は大阪発祥らしいですね。あと奏とフレデリカっていう3人の組み合わせは何だろう。「ドドドドーナツ」のコールが楽しかったし都丸ちよ(椎名法子役)(ちよちー)かわいいな…って曲の間ずっと考えてた。3月にはもっと近い距離で見てたけど遠くから見ても近くから見ても美人だな…とか考えてたら誰か歌詞間違えたろ今!となったのでちょっとおもしろかった。このときの大阪城ホールは間違いなくドーナツだった。

今回の幕間のコーナーはお祭りにちなんで射的やコロコロビンゴや輪投げなどを出演者が行うというものだった。輪投げでは神谷早矢佳(南条光役)さんがカッコよく決めてルーズベールトゲーム。商品であるたこ焼き獲得に貢献するなどの活躍を見せた。

3.不埒なCANVAS

 「輪投げからつなげる曲か?????」
ルゥティン(塩見周子役)さん、飯田友子(速水奏役)さん、そして二ノ宮ゆい(八神マキノ役)の3人が歌唱メンバーだったのだが、この3人って公式のユニットなかったっけ???どうやら勝手に俺が勘違いをしていたようだ。10thファイナルでは当時存在しなかったにも関わらずなぜか5thの振り返りパートでやっていたりと、どうやらこの曲は存在しない記憶のテーマになりつつあるらしい。

4.花簪 HANAKANZASHI

今 こんちきちん こんちきちん 旦那の打率.178
2020年以降ネタにされつつある小早川紗枝のソロ曲。今回は本人が不在なのでちよちー、藍原ことみ(一ノ瀬志希役)髙野麻美(宮本フレデリカ役)の3人。これってなんのユニットなんだろう。それはそうと前述のマキノPは紗枝Pも兼ねているのでおそらくやられたんだろうな~と考えてた。ところでこの曲にコールっている??

5.夏恋 -NATSU KOI-

 この日は夏恋でバイブス感じたから 2月16日は夏恋バイブス記念日
そんな7th大阪Day2から1210日。再びこの曲を現地で、そしてコール付きで聞けるとは…
担当(松永涼)が歌ってる補正もあるのだが、この曲こそ本当に存在しない夏の思い出の曲だと思う。7thの時あまりコールが聞こえなかったのでバカデカい声で「オーオオオーオオオー!!!」ってやってた気がする。喉つぶしたの多分これが原因だと思う。そういえば大阪行く前にカラオケで「予祝!」と言って歌ってたし、今回もマキノソロ以外に来る曲予想はこの曲に単勝一本勝負してた。なんかください。俺に。当てたから。

そしてライブは中盤から終盤、そして閉演後には悲劇が待ち受けていた…

長くなったので次回に続く。

2023年6月16日金曜日

2023.6.10~12 はじけて、かがやいて。~よまつり遠征記~①

  今回は「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 燿城夜祭 -かがやきよまつり-」に参加するために大阪に向かったすべての記録である。


第1章 朝焼け色の中で

 6月10日(土) 早朝、自宅から出発。朝5時すぎにも関わらずすでに明るく夏の始まりを感じさせるような青空が広がっていたが心の中を天気で例えると雨だったと思う。今回のライブは直前に山下七海(大槻唯役)さん、鈴木みのり(藤原肇役)さんの2人がそれぞれ体調不良で欠席ということになってしまったからである。2人のアイドルはそれぞれ自分の担当アイドルとユニットを組んでおり、今回のライブでは確実にそのユニット曲が来るだろう。と思っていたためである。

急遽知り合いと緊急会議を始めるほどの事態になったが「3年ぶりの声出し解禁」という理由でなんとかモチベを保ちつつ、大阪に向かうことになった。
鶴舞5:26発の始発名古屋行き。この3年で315系が登場し、中央線もだいぶ変わった。
名駅で関西線に乗り換え。3回目となるともはや楽しくなってきた。
5:40発普通亀山行き。こっちは元中央線の車両である。朝早すぎることもあり車内はガラガラだった。
コスモ石油四日市製油所
愛知県から三重県に入り、通学客などを乗せた列車は6:56、亀山に到着。
ここからは加茂行きのワンマン列車に乗り換える。
横にいるのは紀勢線経由の伊勢市行きワンマン列車。ここから津までの微妙な区間だけ乗っていない。
7:06 亀山を発車。2両編成だがもう片方の車両はボックスシート、こっち側はオールロングシートだった。ここからは山越えの区間を走る。
7:31 柘植に到着。ここからは草津線に初乗車。
写真ではわかりにくいが霧が立ち込めていた。今回は天候が悪いという予想もあり一番懸念していたのがこの関西線山越え区間と草津線の運行状況だったのだが、無事に走るようだ。こんなときでも安全に運行できる日本の鉄道技術に改めて感謝していきたい。
ドーモ、ニンジャ=サン
伊賀と甲賀の狭間を走る草津線は1889年、大津と名古屋を結ぶ関西鉄道最初の路線として開業。先ほどまで乗っていた関西線と同じく1907年に国有化されたのち、1965年まで運行されていた姫路~鳥羽間の「参宮快速」や急行「志摩」、京都~名古屋間の急行「平安」などの優等列車が運行されていたが、現在は線内完結、また京都駅まで乗り入れる普通列車のみが運行されている。
今回乗車するのは221系。柘植駅は三重県伊賀市なので三重県で唯一221系や223系が乗り入れ、大阪近郊区間の端っこの駅ということになる。
どこか寂しさが漂う駅構内は亀山駅に似ている。
草津線から京都駅までの直通列車に乗車。これに乗るために行程を少し早めた。
7:41 柘植を発車。列車は霧の中右にカーブするとすぐ滋賀県に入る。
油日、甲賀と住宅街と田園風景がミックスされたような場所を走り抜ける列車はローカル線にしては速く、想像しているよりテンポが良い走りを見せつけられた。
7:59 貴生川に到着。ここは草津方面からの一部列車が折り返し、近江鉄道と信楽高原鉄道信楽線と3路線が集まるターミナルのような駅である。乗客もここから多くなる。やはり京都という大都市まで直通する列車は便利なのだろう。
 時間があれば信楽線を往復したかったのだが、本数が少ないので断念。本数が少ない原因は信楽線で1991年に発生した正面衝突事故以後、線内で列車交換が可能な場所が無くなったというのも理由なのだろう。草津線の直通列車といえばこの事故の当該となった信楽線への臨時快速しか思い浮かばなかったのだが、それほどの衝撃を現在まで残しているこの大事故の余波はいたるところで残っており、JRの列車が他社線乗り入れ時に乗務員を交代させるという現在では当たり前の行動もこの事故が一つのきっかけと言われている。
痛ましい記憶を横目に列車は山あいの区間に入る。この付近は遮断機もない踏切が続くような区間で、駅間も少し長くなる。やがて野洲川沿いの平野部に出ると車窓右手に近江富士といわれる三上山を望みながら東海道線と合流。8:28に草津に到着。まだ信楽線も攻略していないのでまた乗りに行きたい。
草津を出発後、白いボディーの短い車両とすれ違う。大阪~岐阜~高山を結ぶ特急「ひだ25号」のHC85系だ。すでにキハ85系がひだから引退していることを実感する。石山で新快速に抜かされ、満員となった列車は少しだけ見える琵琶湖を横目にトンネルを超え、9:00 京都に到着。
乗ってきた列車は折り返し湖西線の近江舞子行きになった。
乗車券の関係でいったん途中下車。土曜日ということもあり旅行客だらけである。
去年の夏にも京都に来たのだが、その時に比べると外国人観光客、いわゆるインバウンドが増えた気がする。インバウンドにしろ日本人観光客にしろ突然動線上で止まるのはムカつく。こんなクソみたいなところはさっさと通り過ぎようと思い、トイレだけに入り改札内に戻る。

第2章 エンカウント

ハローキティーに乗っ取られた特急「はるか」
京都駅のホームに戻り、適当に来た列車を眺めながらここから先の予定を考える。
湖西線に転属した元関空快速の223系。こいつが居る違和感。
その前に朝食をとる。実はここまで何も食べていなかったのである。
京都駅ホームのうどん屋でうどんとおにぎりを頂く。
食べ終わるとちょうど9:45発の新快速がやってくるというので乗り込む。
姫路行きの新快速は12両すべてが満員だ。京都でだいぶ客が入れ替わるのだが、それ以上に京都で人が乗る。これなら後続の快速に乗った方がマシだったのではないかと思うが時すでに遅し。高槻でも客が乗ってくる。いやもう乗ってくんなやお前ら、各停でも使ってろ。
10:08 新大阪で下車。別に耐えられないとかではなく用事があるので降りる。
その前に来た列車を撮る。
くろしお7号は289系。元しらさぎで使用されていた683系を直流専用に改造したものである。以前は名駅で何度も見ていたので懐かしい。
サンダーバード15号
新大阪止まりの289系くろしお10号。新大阪駅はひっきりなしに列車が来るので見ていて楽しい。
そして次にやってくる列車に乗る。
やってきたのは221系。「京都のお茶」ラッピング。
そう、これは「おおさか東線」の大阪行き、つまり3月に開業したうめきた新駅に乗り入れる列車なのである。さっそく乗り込もうとしたその時、ホームの反対側に何かが入ってくるのを察知して振り向くと…
!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!?!?
待って??????????????????????????????????????????????
嘘やろ????????????????????????????????????????????
なんと豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」が入線してきたのである。
まさかの遭遇に軽くパニックになりながらもその姿を収める。
入線時に見た客層は品のよさそうなおじさまおばさま方という感じで、まさに物語の中のような列車だった。一生縁ねえわこんなん。
すぐに出発。これからどんな旅をしていくのだろうか。
ライブ前にも関わらず感動してしまった。


…列車逃した。
悪いけどもうお前じゃ感動せえへんわ
気を取り直して。
10:36発の大阪行きでうめきた新駅に向かう。以前おおさか東線は完乗ということにしていたのだが、ここから先もおおさか東線として開業した以上、うめきたに最初から行くべきと感じたからである。
上に見えるのは宮原総合車両所への連絡線。
ここから先は正式には梅田貨物線の線路に入る。以前は「くろしお」「はるか」など新大阪・京都から阪和線方面に乗り入れる特急列車や快速列車が使用していたが、2023年春に路線が一部地下化、それまで通過していた大阪駅に地下ホームを作り、前述の特急が大阪駅に停車。さらにおおさか東線の列車も乗り入れることになった。
先ほど乗り逃がしたお茶とすれ違う。この先に見えるのが地下化前の線路が通ってた場所で列車はこの後右にカーブしたのち再び左にカーブしながら地下に潜る。
10:41 真新しい大阪駅地下ホーム。通称うめきた新駅に到着。次の駅表示は西九条になっている。
これで正式におおさか東線を完乗したことになった。
早速真新しい駅を観察。
地下ホームは21~24番のりばになっている。
おおさか東線や特急のほか、貨物線ということもあり貨物列車も通過する。
コンコースには巨大なモニターがある。表示が変更できるのは便利だが頼りにしている矢印が気づいたら消えてたりするのはちょっと不親切かなと。
つづいて21~22番のりばへ。
21番のりばにはフルスクリーンホームドアが設置されている。案内モニターがつけられてるほか、到着列車に応じてドアの開く位置を変更できるというとんでもないハイテク仕様である。

ホームは全体的に明るい色のため、地下駅特有の閉塞感はあまり感じなかった。
ということで地下鉄に向かうため地下駅を後にする。
さっそく道に迷う。(1敗)
改札を出て地下鉄の方面に向かってから出た場所に見覚えがあった。ここは以前に電車でGOをやっていたゲーセン、晩御飯を食べたお店があった「梅三小路」があった場所だ。とてつもない変わりようである。
しかしこのとき梅田で迷ったのはまだ序の口レベルの事案であった…この後悲劇が起きるなんて知らずに…
 ようやく到着した西梅田駅でエンジョイエコカードを購入し、四つ橋線に乗り本町駅最寄りのホテルにチェックインがてら荷物を預ける。
全員で笑おうな
身軽になったところでいよいよライブ向かうことになった。

つづく