2020年5月25日月曜日

2019/8/3~5 夏旅-NATSU TABI-③

氷見に向かうための列車がやってきました。
やってきたのは緑色のキハ47系の快速列車「ベルモンターニュメール
通称べるもんた。(大物司会者みたいやな)
停車時間が短いのでとりあえずさっさと乗り込む。新高岡13:54発。
次の高岡駅までは城端線を走行する。
高岡に到着したので長い停車時間を使って撮影。
おじさんが結構邪魔な位置に居たので消えてもらいました
 「べるもんた」はこの高岡駅を巡る城端線、氷見線の2つの路線で走行しており、土曜日に城端線、日曜日に氷見線を走行している。
今日は日曜日なので新高岡~氷見間の氷見線を走行する。
方向幕は「べるもんた」 列車の正式名称が聞けるのは車内放送位である。
車内は帰路の人が降りた後の撮影です
車内は向かって山側がボックスシート、日本海側は1人用の腰掛になっています。
すでに撤収してました
車内には「食のサービス」を行うためのカウンターがあります。
ここで寿司やおつまみ、軽食などを味わうことが出来ます(※乗車券類と別に要予約)
今回は1人での乗車なので1人用の腰掛。まあそんなに長い時間乗らないのでちょうどいいですかね。
 車内には伝統工芸による装飾品が数多くそろえられています。
こちらは南砺市の工芸品「井波彫刻」

 吊り手は高岡銅器をイメージしたものになっています。(木製)

車内のスペースにはショーケースもありました。

車内には乗車記念カードがありました。
乗車記念スタンプもあったので押してみました。全部自分の座席の横にありましたので便利。

駅名標 もうここはJRの駅ではない
ここ高岡駅で28分間停車したのち、列車は構内で入れ替えを行って氷見線へと転線する。これにはあいの里とやま鉄道の協力を得ているようだが、そもそも分離しなければもっとスムーズだったのではないか()
それはともかく列車は高岡駅を発車。(14:25発)
あいの風とやま鉄道、もとい元北陸線の線路から離れ、列車は北へ向かう。ここから全長16.5kmのローカル線の旅の始まり。
沿線は工業地帯のため、貨物線が分岐していたりする。写真は能町駅手前のJR新湊線(貨物線)ここから福岡県の福岡貨物ターミナル駅まで貨物列車が出ている。

「べるもんた」は氷見線に入ると観光ガイドの案内がずっと続く。そうしてる間にあるものが座席に届いた。
この旅2つ目の楽しみ、「ぷち富山鮨セット」お値段2000円。
列車の中で本格的な寿司を食べられる日が来るとは思わなかった。
観光案内を聞き、寿司をつまんでいると車窓には
日本総合リサイクルの工場が見えてきました。
色々な鉄道車両やバス車両などの解体、リサイクルを行っている会社です。
その敷地内には…
「食パン」こと419系が1両だけ残されていました。
他にも車両が見えたのですが寿司を食べていたのでこれぐらいしか撮ってません。

その後列車は海沿いに。

向こうに見えるのは新湊大橋。高岡からほぼ並走していた万葉線は能町付近からあの橋の近くまで向かっていく。
女岩
越中国分からは進路を東にとり、海の近くを走ります。
この付近では徐行運転のサービスも行われます。
 寿司についてきたはとむぎ茶を飲みながら車窓を眺める。

雨晴駅に到着。
この付近は源義経が奥州に向かう道中、雨宿りをしたという伝説が残っている雨晴海岸を望む駅。青春18きっぷのポスターにも使われた駅なので見覚えのある方も居るだろう。
黄色いポールは船のための標識で、進める方向を表している。
そして列車は終点、氷見駅に到着。およそ1時間ほどの旅だった。

 14:58 氷見着
これで氷見線も完乗となった。
他の乗客たちはそれぞれ次の目的地へ向かっていくが、今日は折り返しのべるもんたで高岡に戻ることにした。
氷見駅舎

折り返しのべるもんたは新高岡まで向かわず、高岡行きとなる。
氷見15:15発
今度はカウンターのない側が先頭なので、前面展望が楽しめる。
復路のべるもんたは空いてるかなと思いましたが、大違いでした。往路と変わらないぐらいの乗客が乗っていました。1か月前、10時打ちをしてよかったなと思いました。
見た感じどうやら大半はツアー客のようなので、「金沢でチンタラ乗ってたのはあいつらだったんか」と思いました。
伏木駅構内にあったなんらかの遺構
伏木、能町と過ぎ、列車はあっという間に高岡駅に到着しました。ツアー客が出払ったころ合いを見て撮ったのが先ほどの車内写真です。
「べるもんた」富山に来た時にはぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか?

というわけで高岡駅に戻ってきました。ここから新高岡駅まで戻るのですが、列車の接続が悪いので暇をつぶすことに。すると駅の発車標に
「観光列車」なる表示があったので見に行ってみることにしました。

つづく

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